キリ(桐)の花が満開です。三河町の正幸寺の庫裏の南側の空き地、大きな樹全体が薄紫になっていました。
去年の夏からつぼみを準備してきたキリの木です。半年どころか9ヶ月かけて花開いたんです。凄いですね。きれいな初夏の花です。
前日は夜まで雨が降っていました。天気は回復しましたけど、赤城山には雲がかかっていました。朝から北寄りの風も吹いていました。COCOは居間のガラス戸の中から風の音を聴いているみたいでした。
前日まで、すごく賑やかだったこども公園も風の音がするだけです。誰も遊んでいませんでした。JAファーマーズ朝日町店で買い物をして出てきたら、広瀬川の上を白い雲が勢いよく流れていました。
直売所のフキは葉がついていないのが普通になってしまっていて残念な思いをしてたのですが、昨日は葉だけ束にしたのが120円で売られていました。もちろん買いました。家に戻って、フキ、フキの葉、ソラマメ、スナップエンドウを茹でました。フキの葉は水に浸けてあく抜きをします。
それから街へ用足し、緑濃くなった広瀬川の柳も風に揺れていました。流水は、初夏の日差しを受けて眩しく光っていました。
太陽の鐘も緑の中です。北風は朝よりもずいぶん強くなってきていました。太陽の鐘は杜の青嵐に耳を傾けているみたいでした。
用足しの後、平野屋米穀店で金時豆と十六穀米を買って、祖rから三河町の正幸寺に寄って、満開の桐の花を眺めて帰ってきました。
家ではCOCOがクッションの上で昼寝をしてました。寝ていても、COCOの二本の牙は口の外へ出ています。怖くはないですが、なんとなくおかしいです。牙を確認してから、「ひろ子」へ前日の食べもんを運んだ容器等を回収に行ってきて、あとは常備菜を仕込んでいました。
まずは、サバ缶、芽ヒジキ、粗挽きピーナッツ粉、刻み海苔、炒り胡麻でふりかけをつくりました。それから、熊本産の新ゴボウ、舞茸、椎茸、鶏肉の炒め煮です。
厚揚げと人参の煮物、それから、フキの葉の佃煮です。フキの葉の佃煮には削り節を加えました。
フキと油揚げの煮物です。常備菜はこの5品、義母さんにもお届けします。ついでに夕食用の黄身酢をつくりました。卵黄2個、味醂大さじ2、食酢大さじ2、砂糖大さじ1/2、塩少々をホイッパーでよく混ぜて、70℃ほどの湯でホイッパーで混ぜながら湯煎します。トローっと粘りが出てくれば出来上がりです。
夕食のおかずです。主菜はフキの豚肉巻きと鶏肉のカツです。副菜は初夏の野菜に黄身酢を添えて、つけながら食べてもらいます。黄身酢はノンオイルです。マヨネーズよかずっと優しい味です。初夏の野菜に良く合います。汁は、山東菜に黄身酢づくりで残った卵の白身をときました。
カツは一口大の大きさに揚げました。フキの肉巻き、しゃきっとしたフキの食感が楽しいです。黄身酢を添えた野菜は、ソラマメ、フキ、筍、セロリ、ウルイ、スナップエンドウです。野菜それぞれの味を楽しみました。洋風のソースやディップで食べるのもいいですけど、たまには日本食の「ディップ」もよろしいですよ。
今日は用事がありません。何して遊ぼうかな…
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
4月6日に第81回美登利会舞踊公演を催しましたところ、たくさんの皆様にお運びいただきまして、誠にありがたく心から御礼申し上げます。会員の舞台に暖かな拍手をいただきとても嬉しく、心から感謝申し上げます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒から私に引き継がれた美登利会を主催しております。昨年の4月には、第80回の舞踊公演を行うことができました、こんなに長く続けることができておりますのも、会を支えてくださる多くの皆様のおかげと、ただただ有り難く、感謝申し上げるばかりです。これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第81回美登利会と第6回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第80回美登利会と第5回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい