猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

自愛生活から普通の生活へ戻したら、宮古島産のヨコシマクロダイで素敵な夕食が作れました

2024-08-16 08:01:29 | なっからさくい生活

昨日、NiiSでのトレーニングからの帰り道、岩神町の養田鮮魚店に寄ったら鮮魚ケーズの中が沖縄になっていました。この赤い魚は宮古島産のヒメフエダイ、宮古では「ウルヌハ」沖縄本島では「ミミジャー」って呼ばれている魚です。 

     
養田鮮魚店では前橋の市場や鮮魚問屋から仕入れるほかに、各地の漁業協同組合から直接仕入れています。昨日は、沖縄の宮古島の漁協から航空便で取り寄せた魚が並んでいたんです。これは、ヨコシマクロダイ、宮古島では「タイミ」沖縄本島では「ダルマー」って呼んでるそうです。食べたことのない魚です。「おいしいですよ」って進められて半身もらいました。

     
フエダイ、この魚は伊豆半島以南の岩礁に生息しているそうです、宮古では「アカンチャ」、沖縄本島では「イナクー」だそうです。ハチビキ、本州以南のの太平洋岸にもいる魚だそうです、沖縄本島では「チョウチンマチ」だそうです。沖縄に行ったときは向こうの呼び名で注文すると「通」と認めてもらえるかもしれません。でも、間違っても「チョウチンモチ」などといわないでね…。

     
ヨコシマクロダイの三枚におろして皮を引いた身です。真っ白、本州で獲れるクロダイの身に見られる血合いはありません。本州のクロダイははタイ科クロダイ属の魚、ヨコシマクロダイはフエフキダイ科ヨコシマクロダイ亜科ヨコシマクロダイ属に分類される魚で、分類系統の異なる魚のようです。

     
せっかくの沖縄の魚なので大事な皿を使うことにしました。壼屋焼の金城敏男さんの双魚図の大皿です。新タマネギ、レタス、青シソを敷き込んだ上にヨコシマクロダイを薄く切った切り身を載せて、軽く塩コショウ、そしてオリーブオイルを振りかけてしばらく冷蔵庫で休ませます。

    
それに、トマトとミョウガと青シソの芽をトッピングしてレモン果汁を振りかけて、ヨコシマフエダイのカルバッチョが出来上がりました。昨日から自愛生活をおしまいにして普通の暮らしに戻しましたら、とたんに夕食が豪華になりました。真っ白な身で見た目は単調ですけど、食べてみるとしっかりした旨味がありました。おいしくいただけました。

     
それと、ゴーヤのパスタです。麺は富士見町原郷の石田製麺のホウレンソウ入り生パスタ、前橋産のゴーヤ、エリンギ、タマネギをアンチョビで味付けしました。ゴーヤとアンチョビすごく相性がよろしいです。石田製麺のモチモチの生パスタもご機嫌です。普通の生活の初日の夕食は、沖縄風イタメシと相成りました。

 <ヒゲにはさ、普通の生活と自愛生活の違いなんてありゃしないんさね。どっちにしろ、ヒゲは自分が食いてえもん作って喰ってるだけなんだいね。あんじゃあないんさ…>と、毎日同じものしか食べないCOCOが申しております。

 

 かく言うCOCOは私よかあんじゃあないんです。私が朝の雑用をしている間、階段の手すりの支柱に寄りかかってうとうとしてんです。とにかくなんかに引っ付いてるのが好きなネコなんです。

 10時過ぎ、私がNiiSへトレーニングに行くときには、私のベットの上でゴロンとなって昼寝です。何がどうあれ、昼間は寝て暮らしているんです。何の用もないのがネコの暮らしです。

 

     
広瀬川沿いの遊歩道を走っていると、桜やケヤキの葉が枯れてたくさん散り落ちています。暑さでやられてしまった葉が枯れ落ちてきているんです。特にケヤキと桜がひどいです。昨日は少し遠回り、大渡橋を渡って行きました。出るときは曇っていたのですが、橋を渡るころからキツイ日差しが届くようになりました。

     
上越線の線路端の道を走っていたら下りの電車とすれ違いました。昼間の運転本数は1時間に4本ほどですからすれ違えてラッキーなんです。線路端の草むらにはヒルガオの花がいっぱいでした。

     
ヒルガオは古くからこの島国に自生していたらしいです。万葉集にも「容花(かおばな)」という名で登場しています。「容」は美しいという意味の語です。

  美夜自呂(みやじろ)の すかへに立てる かほが花
           な咲き出(い)でそね こめて偲(しの)はむ

巻14に収められている作者不詳の歌です。訳しちゃうと、「美夜自呂ってとこの砂地に生えているヒルガオのはなみてえにさ、お前は目立つんじゃあねえよ、オレがさ密かに思いを寄せてんだからさ…」ってなことらしいです。思いを寄せたくなる美しい花です。

 

 

     
広瀬川の水路の石積みにもタカサゴユリが咲いていました。なんか、ここだけは涼しく感じちゃいました。昨日の前橋の最高気温は35.3℃、猛暑日でした。

 家に帰って着替えとシャワーのために二階にあがると、COCOは私のベットの下で昼寝してました。ちょいと顔上げて、<おかえり…>だって。

     
すこし休息してから昼食を作りました。冷たい納豆うどん、ワカメと万能ねぎに一緒してもらいました。食べ終わって歯を洗うために二階にあがると、COCOは私のベットの下でしたが、さっきと少し場所を変えていました。<うっせ~な…>、だって。

 

     4時過ぎ、おやつの時間になると二階から降りてきました。ユキ子さんからおやつをもらうと、その後は居間の桃の箱に納まって、あごを箱の縁に載せて、夕食待ちをしていました。COCOの夕食時間の少し前から私は自分の夕食の支度をしました。そして、宮古島産のヨコブエフエダイと前橋産の野菜のおかげで、素敵な夕食にありつけたんです。
まあ、こんなして普通の生活に戻りました。運動して、おいしいもん作って食べて、前橋の街の風景眺めて暮らします。今日は台風が接近するって、前橋では、この記事を仕上げている8時前から雨が降り始めました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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ユキ子さんの父さんの新盆、母さんちで営まれた法要に参列し、あとは父さんの句集「風路」を読み返してました

2024-08-15 07:50:18 | なっからさくい生活

14日、ユキ子さんの母さんの家では盆行事が行われました。今年の2月18日に98歳で逝かれたユキ子さんの父さんの新盆でした。午前中に高岑院の住職が来られて法要が営まれました。早いですね、もう半年が過ぎたんです。

 <シュンさんが朝ごはん食べに来て食べ終わっても帰らないんだいね。どうしたのかと思ったらさ、ユキ子さんとヒゲとシュンさんの三人そろって出かけたんだいね。聞いたら、亡くなった父さんの新盆の法要なんだって。前の日に比べると気温は少し低めだったけど、かなり蒸し暑かったいね>

      
<ヒゲは12時前に戻ってきて、弁当を一つこしらえてまた出てったんさ。母さんが食べる昼食を頼まれたんだいね。タチウオの味噌漬け、ホタテ貝柱のバター醤油焼き、梅酢生姜、しば漬けを混ぜた十六穀米のおにぎらず、だったいね。そして、「蒸し暑くてかなわねえな…」ってぼやきながら帰ってきたんだ>

 

 法要を終えた午後は、義父さんが遺した句集「風路」を読み返していました。義父さんは銀行員を辞めてから俳句をはじめ、俳句作家の吉田未灰さんに師事してずっと続けていました。2007年には、第45回群馬県文学賞を受賞しています。

       
「風路」間から、当時の上毛新聞の切り抜きが出て来ました。この句集を自費出版したのは2001年のこと、まだ75歳、今の私よか若かったんですね。この句集は1991年(平成3年)から2000年(平成12年)の間に詠んだ句を纏めたものでした。

 

     
句集をめくって行ってまず目に留まった句は、

    軍歌しか唄えぬ奴ら日向ぼこ

義父さんは、1926年(大正15年)に前橋で生まれ、前橋商業から旧制福島高等商業学校に進み、そこで学徒動員、陸軍高崎連隊で敗戦を迎えたと聞いています。それなりに戦争に関する句があります。

     
そして、この句集には、義母さんを詠んだ句がとても多いのです

     蛍追う妻に少女の顔を見し

私とユキ子さんと違って、義父さんと義母さんは何事もいつも一緒って感じの暮らしをしていました。私は気づいても言えなかったのですが、ユキ子さんが「妻を恋うる句が多いですね…」って問うたら、「イメージだよ…」って言ってたとか。

     
そして、1996年(平成8年)に99歳で旅たった母の初代吉駒を見送った句も収録されています。義父さんはこの句集を出してからも作句をずっと続けていたのですが、句集を編むことはなかったです。訳をお尋ねしたこともありません。

       親不孝詫びつつ門火を炊きてをり

後の年の盆の句です。

 

     
夕方散歩に出ました。ますます蒸し暑かったです。今にも降り出しそうな空模様でした。赤城も榛名も雲の中で見えませんでした。

     
顔見知り猫に出会いました。<お暑うございますね…>、「ご自愛くださいな…」だけ。特段の話はありませんでした。

     
わが家の玄関先、鉢植えのマキエハギがたくさんの花をつけています。ほかのハギはまだお休み中、つぼみが出てきたところです。

 

     
夕食はうどんにしました。『吾作』の生うどん(極細)です。茹でナスと青シソを載せて、薬味はミョウガとおろし生姜です。

     
あては、ナスとオクラの豚肉巻き、それと青シソと人参のかき揚げでした。吾作のうどん、おいしいです。わが家には盆行事はありません。亡き父が、生前に宗教に則った葬送を強く拒んでいたからです。でも市営の霊園に墓所を構えましたんで、世間体を気遣い彼岸と盆前の墓参は欠かさぬようにしています。あとは、私の自己流で…

連休の自愛生活を打ち切りにして、今日はNiiSへトレーニングに行ってきます。生活も普通に戻します。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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朝早く目が覚めました。朝のストレッチを時間をかけてやって、外気温を見たら37℃ありました。雨が降っても熱帯夜だったんですね。今日はユキ子さんの父さんの新盆です。


気温もちょっぴり下がってくれたんで稲の花探し、富士見町小沢の田んぼでやっと見っけた自愛生活3日目…

2024-08-14 06:40:09 | なっからさくい生活

連休のための「自愛生活」3日目、猛暑のお盆に、田んぼでは稲の花が咲きました。蒸し暑い夏の日の昼前に稲は花開きます。籾が開いて中から雄しべが出てきます。昼過ぎには籾は閉じて、取り残された雄しべは籾の外で萎れちまいます。ほんに命短い花です。

 

     
朝食の食後休憩を終えて二階にあがると、家事室でCOCOがへそ天で昼寝を始めてました。<今日も自主トレか?>、「いいや、今日は自主トレなしだよ」、<じゃあ、ここで寝てていいんだな?>、「いいよ」、<ヒゲの自愛生活も昼寝版にしねえか、隣が空いてるぜ>、「ヤなこった!」

     
COCOと昼寝なんかしてたら「自愛」でなくて「自滅」になります。田んぼの中干しが終わり、再び田んぼに水が張られたみたい、イネの出穂と開花が見られるかもしれません。自愛生活3日目はイネの花見としゃれこみました。気温も前日に比べると少しは低いようです。上流の田んぼを見ようと、桃ノ木川から赤城白川へ出て、上細井町の田んぼへ出ました。

    
上細井町の田んぼの中を流れている竜ノ口川です。子どものころにサワガニを採って遊んだ川です。今でもいるのかな…。向こうの木立は「八幡山」って呼んでいた小高い丘です。戦国時代の砦跡だって聞いたこともあります。頂には「八幡山南橘聖霊廟」、日清日露戦争からの旧南橘村の戦没者が祀られています。

     
隣接する太陽光発電施設のフェンスにはいろんなつる草が絡んでいました。ガガイモの花が咲き始めていました。

     
上細井の田んぼの稲はまだ出穂していませんでした。穂はまだ茎の中、飛び出すタイミングを見計らっているみたいでした。

     
田んぼではシオカラトンボが威勢よく飛び交っていました。ハグロトンボはひらひらと舞っては、稲の葉や水路の縁で羽を休めていました。気温は31℃を超えて蒸し暑くなってきていました。

 

     
上細井の田んぼが出穂していなかったんで、赤城山の山麓台地の上の田んぼを探すことにして、赤城白川沿いを上流に向かいながら、富士見町原之郷の田んぼを覗きました。でも、出穂している稲に出会えません。

    
夏草に覆われて水の流れが見えなくなっている赤城白川で、コガマの花が咲いているのに出会いました。砂防堰堤ん下では、水の流れ際にクレソンの白い花が咲いていました。そして、富士見中学校の近くまで行っちまったんです。

 

     
ここは標高250メートルぐらいかな、富士見町小沢の田んぼです。畔の草刈りをしている人が小さく見えています。稲の穂が出ています、やっと見つけました。出穂していました。

      
花も咲いていました。10時半過ぎ、ちょうどイネの花が咲く時間になったんです。今年もイネの花が見られました。見られただけで嬉しいのです。自愛生活3日目の吉事です。しばらく開花直後の稲の花に見とれていました。

 

     
帰りは、富士見町田島に出て石井県道を下ってきました。富士見町原之郷の原小の近くにある『石田製麺工場』に寄って、乾うどん、ホウレンソウ入りの生パスタなんかを買い込んできました。おいしいんです、ここんちのうどん。

 

     
そいで、青柳町まで下ってきて住宅地に囲まれた田んぼを見てびっくらこいちまいました。なんと、稲の穂が出ています、出穂しているんです。

     
出穂して、花を咲かせていました。青柳町で咲いているのなら、何も標高250mの小沢までペダルを踏み続けることはなかったんですよね。でもいいんです、もう里でもイネの花が咲き始めているのが分かったのですから。自愛生活3日目のイネの花探しは大成功でした。

 

     
蒸し暑かったんで汗をだいぶかきました。シャワーを浴びるために2階へあがると、COCOは家事室で横倒しになって寝てました。私に気づいて、<無事だったか?>、「あ~ね」、<会えたか?>、「会えたぜ、イネの花」、<よかったな…>。20㎞近く自転車を走らせてきました。運動は「自愛」の基本、ごろ寝は「自滅」の近道です。<猫には当てはまらない話だ!>とCOCO強く断言しています。

 

     
前日よか楽だったのですが、それでも最高気温35.9℃の猛暑日でした。午後はのんびりと身体を休めていたら、4時過ぎに雨が降り始めました。しばらくするとそれなりの降りようになったのですが、空は明るかったです。

     
猫窓から眺めてみたら、西の方には雲を通して傾いた太陽の姿がぼや~っと見えていました。でも、雨は夜まで降り続いていました。自愛生活には恵みの雨です。昼寝をしていたCOCOも起き出してきました。でもこれは雨のせいではなくて、おやつの時間になったからでした。

 

     
夕食は、牛筋肉の赤ワイン煮、マッシュルームとサヤインゲンを入れました。サラダは。レタス、キュウリ、ジャガイモ、オクラ、トマト、カイワレダイコンです。

     ご飯は十六穀米で作ったガーリックライスです。写真にすると、ただの十六穀米にしか見えませんけどちゃんとニンニクとタマネギが入っているのです。おいしく食べられた自愛生活3日目です。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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朝早く目が覚めました。朝のストレッチを時間をかけてやって、外気温を見たら37℃ありました。雨が降っても熱帯夜だったんですね。今日はユキ子さんの父さんの新盆です。


自愛生活二日目は、COCOに見守られながらの自主トレと、赤瀬川原平さんによる「脳内リゾート開発」でした

2024-08-13 07:00:25 | なっからさくい生活

連休対応の自愛生活第2日目の12日の夜明けです。日が昇って来た北寄りの東の空には雲が残っていて朝日を遮っていました。5時半過ぎでしたが外気温は27℃を超えていました。自愛生活2日目も暑さとのせめぎあいになりそうです。

     
9時半過ぎに眺めた赤城山です。熱い風が吹いていました。気温は既に33℃、たまらない暑さ、昨日の前橋の最高気温は38.3℃(13:07)でした。JAファーマーズ朝日町店の開店時間に合わせて買い物をしただけで、あとはずっと家に籠りました。ユキ子さんは、朝から上京、歌舞伎役者の中村鷹之資さんの舞踊公演に挨拶に出かけていました。

 

     
自愛生活をふしだらに過ごさないために昼食後に自主トレをしました。食後の休憩をしっかりとってから、冷房しておいた二階の家事室に道具を出し、着替えをしてたんです。そしたら隣の部屋で昼寝をしていたCOCOが起き出してきて、トレーニングの道具類をチェックし始めて…

     
なんと、見事な背筋伸ばし、ストレッチを始めたんです。分かっているみたいです、このマットが何をするところかって、でも私のトレーニングの邪魔になるのでマットからは降りてもらいました。そいで、しっかり自主トレーニングです。

     
まずはストレッチポールを使って、肩のストレッチを4種目、それから背筋を2種目です。次にはマットだけで、背筋と体幹の曲げ伸ばしのストレッチ4種目、膝裏を伸ばす運動と股関節のストレッチをしました。それから体幹の運動を4種目、腕立て伏せ、脚上げ、尻上げは、それぞれ10回を2セットやりました。そいで一休み、補水もします。

     
それから筋トレ、ダンベルを使って4種目、ゴムを使って2種目しました。汗かいたんで補水して休憩です。それから、踵揚げを10回2セット、スクワット10回3セットと、ランジ10回4セットをしました。おしまいに足と体側のストレッチをして。45分ほどの自主トレ終了です。結構汗をかいちまいました。

 COCOは邪魔しないで、家事室の隅の階段のところから見物してくれていました。終わった後は、赤城フーズの「UMEアイススラリー」を飲んでクールダウンです。

 

     
朝食後の9時半にJAファーマーズ朝日町店へ買い物に出かけた時。こども公園の駐車場はガラガラ、休日ですから駐車の誘導整理の係員が出ていましたけど、全く手持ち無沙汰みたい、暑い中ご苦労様です。JAファーマーズ朝日町店は開店直後なのに混んでいました。いつもと違うんですね、家族で連れ立って買い物している人が多いので混んでるんですね、連休の影響です。

     
牛筋肉を買い込んできて、下茹でしてあく取りしてから赤ワインで煮込みました。途中、炒めたタマネギと水煮のトマトを加えて、2時間半ほどのんびりと煮込んでいました。自愛生活ならではののんびり料理です。

     
合間にモロヘイヤとオカヒジキを茹でました。昼食はそうめんを茹でて、オカヒジキ、焼き海苔、肉みそ、梅酢生姜を載せてポン酢をかけていただきました。

 

    
自愛生活は自主トレとのんびり料理だけでなく、読書もしたんです。自愛生活にふさわしいものをと本棚から選び出したのは、赤瀬川原平著『猫の文明』(毎日新聞社:2002年刊)です。この本は、毎日グラフ(その後アミューズと改名)に赤瀬川さんが連載していた『脳内リゾート開発事業団』という連載エッセイに加筆訂正を加えたものです。写真もイラストもすべて赤瀬川さんの手によるものです。

     
キキと一緒に暮らすようになって、ネコのことを少しでもよく理解したいと思っていた時に出会った本です。「じつは、現代の生活の中に埋もれた文明もあるのである。今の地球はすべて人間の文明、それも情報化社会として発展するグローバル文明の覆われているが、その中に隠れるようにして、密かに、猫の文明というのが発展している」、本書の前書きで赤瀬川さんはこう書いているのです。猫の文明、素敵な世界です。

 

    
そうそう、ユキ子さんがいないのでエノコログサを採ってきてCOCOに揚げるのも自愛生活の大事な構成要素になりました。猫の文明を支える猫の恐ろしい一面を垣間見ました。

 

     
自愛生活2日目の夕食はちょいと賑やかになりました。いただきものの大玉トマトのチーズ焼き、いただきものの天狗印の枝豆、これが前菜です。ユキ子さんは5時半ごろに東京から帰ってきました。

     
味噌漬けのタチウオ、キュウリ、オクラ、シメジ、ブロッコリーのスプラウトのポン酢和えです。

     
ナスのかば焼き、そしてしば漬けとエゴマの葉の醤油漬けです。これでおしまいではありません。

     長芋とモロヘイヤととろろ汁、天盛は青じそです。「帰ってきて夕ご飯ができてるって旅館さん来たみたい」とユキ子さんが申していました。タチウオの味噌漬けもエゴマの醤油漬けもおいしくできていました。自分で作ったのがおいしいって思えるのは「自愛」ならではなんです。

自愛生活3日目の今朝は曇っていて鈍い朝日が差し込んできました。でも暑いです。昨日ほどではないにしても猛暑日みたい、どうやって「自愛」しようかな…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

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連休に入っても異常高温が続いています。自愛生活とはいえ何もしないでるわけでなく暑さに抗してそれなりに…

2024-08-12 06:50:46 | なっからさくい生活

連休が始まりました。仕事のないジジイに連休は関係ないだろうって思われるかもしれませんが、そうでもありません。連休の影響は無職のジジイにも及んでいます。それにしても暑いです、午前8時には30℃に達して、11時前に35℃を超して午後4時過ぎまで35℃以上の高温が続いていました。自愛生活に努めていても、ジジイには辛い暑さです。

     
朝食後の一仕事は、前日に買い込んだエゴマの葉を韓国風の醤油漬けにしました。2日もすれば美味しく食べられます。夏には欠かせない漬物です。

     
<エゴマの葉を漬け終わったところにさ、Nさんが訪ねて来たんだ。COCOはご挨拶だけ、頭をなでてもらって隅でおとなしくしてたんです。Nさんとヒゲは。お茶飲みながらオレには分かんねえ話してたいね…>

     
<Nさんが帰ったら、ヒゲは、サバ缶、芽ヒジキ、炒って揉んだ削り節、松の実、粉末ピーナッツ、鳥山海苔店の刻み海苔を用意してさ、『錦松梅』風ふりかけを作り始めたんで、オレは二階にあがって昼寝することにしたんさ。後で分かったんだけど、鶏肝の生姜煮も作ったらしいぜ、みんな朝飯のおかずなんだいね>

 

     
暑いけれど、耐えて街へ出かけました。広瀬川の河畔の木立の日陰も涼しかないです、川岸で散歩したり涼んでいる人なんかまったくいません、ただただ暑いんです。

     
呑竜仲店のヤギカフェでカレーを食べました。ヤギカフェにはエアコンという設備はないのですが、不思議と風通しが具合良いのです。ちゃんとお客さんがいました。

     
私はのれん越しに仲店の通路が見える席で食事をしていました。すると、仲店に入ってきた若い女性が、スマホを店の中に向けて撮影して、その画像を見ながら二人でなにやら談笑、そして、またこちらにスマホを向けたので、対抗上、私もデジカメを向けました。すると、私に撮られたことに気づいたらしく慌てて立ち去って行きました。顔の部分を処理したうえで撮った写真を掲載します。

     
中央通商店街もいつもよか人通りが多いみたいでした。連休になるとスマホやカメラを片手に街を歩く人が増えます。ジジイが被る連休の影響の一つです。ジジイ入れ込みで風景を撮るのは構わないのです。でも、撮った画像を見て、「ヤダー!」と叫んだり、ゲラゲラ、エヘラエヘラと笑ってほしくないのです。

     
白井屋ホテルのベーカリーでパンを買いました。食パン、塩パン、そしてベーグルです。ベンチに座っている人はいませんでしたが、ホテルを眺めたり、スマホで撮ったりしている人たちがいました。昨日の最高気温37.8℃を記録したころです。あとはまっすぐ家に戻って、エアコンの中で休息しました。

 

 <ヒゲの連休最大の影響はさ、青井食堂とヤギカフェが15日までお店を休んじまうことなんだいね。昼飯を食べに行くところがなくなっちまって、てめえで作らなきゃならないんだ。料理が面倒なら、オレのキャットフード喰ってもいいよって言ってるんだけどさ、遠慮してやんの…>

 

     
自愛生活とはいえキャットフードではなく、夕食はちゃんと作りました。野菜の天ぷらはナスとミョウガとオカヒジキです。大根おろしでいただきました。それと、トウガンの油味噌です、香りは青シソで。

     
豚肉とピーマンのニンニクを効かせたオイスターソース炒めです。そして汁は、トマトとミョウガと青シソの卵とじです。飯は十六穀米、きちんと作って食べることが、自愛生活の一番の基本です。

今日も予定はありませんので、昼前には少し自主トレーニングをしようかなって…。異常高温に加えて地震と台風、心配は際限なく拡大です…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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