猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

アジサイとハギと遊び、桃ノ木川でオオヨシキリの歌を聴き、街で門扉を越えようとする白猫に会った

2024-05-31 07:13:59 | なっからさくい生活

わが家の木の塀の隙間から枝を外へ伸ばしたアジサイの花が咲いています。隙間だらけの木の塀なので、狭い庭の植物が外に顔を出しちゃいます。


狭い庭には、丈の低いアジサイがいくつも暮らしています。いろんな花を咲かせています。亡くなった伯母さんがアジサイが大好きで、毎年買い込んだ鉢物なんです。それを裏庭におろして、暮らしてもらっています、元気の良いのが、塀の外まで伸び出して花を咲かせているんです。

     
咲き始めた萩も塀の外へ出ます。風通しの良い塀を作るとこういうことになるようです。昨日の朝の一仕事は、庭の植物の面倒見でした。

 

     
COCOは私のベットの上で昼寝三昧です。○○の首輪をしています。良く寝る猫です。私は岩神町の養田鮮魚店へ魚を買いに行くのに思いっきり遠回りして行くことにしました。

 

     
若宮町へ出て、桃ノ木川を田口町まで行って、そこから岩神町に戻ることにしました。少しは身体を動かさないととんでもないことになりますから。桃ノ木川の流れの真ん中に止まっている木の枝の上で昼寝をしているカルガモがいました。「COCOみたくにデブなるぞ!」って声かけたけど、反応なしでした。

     
流れの中の堆積土砂に茂るアシも緑濃くなってきていました。去年の枯れアシがだんだん隠れてしまうようです。アシの茂みからはにぎやかな鳥のさえずりが聞こえています。去年、Kさんが「オオヨシキリですよ」って教えてくれた鳥の声です。姿を見たかったのですが、ついに見られませんでした。こんな鳥です、素敵な鳴き声もどうぞ。

     
満開のクリの木にも出会いました。強烈な甘い香りです。花房はみんなオバナなんですよね、その花房の付け根の部分に雌花がちょこっとあるんです。面白い花です。田口町まで行って、岩神町へ戻りました。

 

     
岩神町からの帰り道、街中を走っていたら、甘太郎焼のご主人が首輪をした白いネコを捕まえて連れ去って行くのに出会いました。でもね…

     
首輪をした白いネコはこの門扉のところへ戻ってきちゃいました。門扉には金網まで張られていて、白いネコは中へ入りたいようなのですが入れないでいました。

     
金網の上までジャンプして入り込もうと何度もチャレンジしていましたけど、中へ入ることができませんでした。

      
首輪をした白いネコはジャンプをあきらめて、脇の狭い隙間、草が生い茂っている隙間に入り込んで行きました。でも、待っていても門扉の中に姿は現れず、入れたのかどうかは分かりませんでした。門扉の奥の方に鉄製の階段が見えてました。そこに首輪をしていない別の白いネコが座ってこっちを見ていました。首輪をした白いネコはこの白いネコに会いたかったのかな…

 

     
家に戻って一休みしてから常備菜を作りました。戻した干しエビとナスは、ナスと桜エビの炒め煮を作りました。養田鮮魚店で買って来たカジキの切り身三枚は、角煮にしました。それから養田鮮魚店で買って来たカツオとアジをこしらえました。カツオの腹身を炙ってたたきが作れるように下ごしらえ、アジは、1尾は塩で締めて酢締めにできるように、もう1尾は南蛮にこしらえられるように酒にしょうゆ少々の漬け液に浸しました。

     
昨日の夕食は土佐づくりのかつおのたたき、アジの南蛮、ナスと桜エビの炒め煮、汁はシメジと小松菜です。ユキ子さんは義母さんと一緒に食べるので運んで行きました。

     
「このカツオはケンケン漁っていう一本釣りのカツオです」って講釈のついたカツオは炙って土佐づくりでいただきました。おいしいですね。アジは刺身用の大型の釣りアジです。刺身にせずに揚げて南蛮酢に浸けていただきました。身の厚いアジの南蛮、いいもんですね。豪華に食べちゃいました。

 

     
昨日の夕方の織姫です。漬け込んで4日目、まだ試食にはちと早いです。きれいに仕上がってくれそうです。今日は雨降りのようです。でも、NiiSのトレーニングはさぼらないでちゃんと行きます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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高崎で買い物、アトリエシュシュで焼き菓子、スズランの十字屋で「こんかいわし」と前川印傳で財布を。織姫はすこぶる順調

2024-05-30 07:03:46 | なっからさくい生活

まっことよく晴れ渡った夏の日でした。ただ、朝から強い北寄りの風が吹いていました。日差しと風を気にして出かけるの躊躇してたら、「午前中は空いてます!」ってユキ子さんが車を出してくれました。それなんで、久しぶりに車で高崎へ買い物に出かけました。群馬大橋の上の空も見事に晴れ渡っていました。

     
まず行ったのは、台町の洋菓子店「アトリエシュシュ」です。焼き菓子が底をついてしまったので補充です。パウンドケーキと焼き菓子を主力商品にしている店です。

     
ユキ子さんは生菓子やタルトを選んで、わたしはいつもどおりの焼き菓子です。4年前にどなたかに教えていただいて知った店なのですが、お気に入りの焼き菓子店の一つになっています。

 

     
次に訪ねたのは春に新装開店したスズラン高崎店です。鞘町モール側の正面入り口を飾る虹色のフラッグが折からの強風で捲れちまっていました。ほんとうなら長く垂れさがっているはずです。一階の食品売り場では海産物加工品の店「十字屋」さんがどんな品ぞろえでやっているのかなって…。

    
十字屋さんは金沢の店、社長さんとは、前橋スズランに出店していた時によくご一緒したんです。高崎スズランが新しくなって、再び群馬に戻ってきてくれました、「こんかいわし」がありました。黒バラ海苔もありました。胡桃の菓子は八展通の「ひろ子」のひろ子さんへお土産です。社長は飲み処「ひろ子」のご常連でした。

     
浅草の「前川印傳」が、5月29日~6月3日の期間限定で出店していました。印傳の財布を失って古いのを不便しながら使っていたので、新しいのを一つ買いました。やっぱデパートは良いですね、こういう店がイベントをしてくれています。そして、他所行きの服で40年近く世話になっている「ニューヨーカー」にも顔出しましたけど、昨年末にスーツ2着作ったばかりで、今回は見物だけでした。

 

     
帰りは県道高崎伊勢崎線を東へ出て帰ってきました。南大類町あたりで車窓から眺めた赤城山です。良い天気でした。

 

     
ランチは呑竜仲見世のヤギカフェでいただきました。前橋ポエフェスが終わって、ヤギカフェのメニューもいつも通りに戻っていました。それにしても、前橋スズランはどうなるのかな、心配しているのです…

     
水曜日でしたから商店街は「店休日」、でもね、新しいお店は水曜に休まない店が増えています。それなんで、若い人が手をつないで歩いていたりして、「いいな~」なんです。

     
わが家の近くから眺めた赤城山です。全く夏姿です。気温は27℃ほどでしたが、風が強く吹いていたので暑さは感じませんでした。

 

     
COCOはといえば、朝食後に魚のおもちゃで賑やかに遊んでいたのですが、突然ピタッと止まって上目遣いになりました。目線の先にはクリーナーを操るユキ子さん、大嫌いな音が聞こえてきたので遊びが止まっちまった瞬間です。

     
織姫はと言えば、シソ入れ後1日経って、、もうきれいに色づき始めています。もっともっときれいになります。カビ防止のアルコールを噴霧して、あとは静かに休んでもらっています。

 

     
夕食は鶏チャーシューと野菜のソテーです。野菜はアスパラガス、ナス、ズッキーニ、スナップエンドウです。脇にあるのは、塩ラッキョウと柚子ポン酢で作ったタレです。飯は、鶏チャーシューとタマネギとニラの焼きめしです。

 スープは、舞茸と小松菜と十字屋さんで買って来た黒バラ海苔です。磯の香りがおいしいです。

織姫との遊びを終えてのんびりした水曜日でした。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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織姫にシソ入れして2日がかりの遊びが終わりました。庭では萩が、空地では天鵞絨毛蕊花が…

2024-05-29 07:03:53 | なっからさくい生活

庭のハギが咲き始めました。マルバハギだと思ういます。ハギは6月から秋にかけて花を咲かせます。キハギの用に早めに花咲くものや、雲南ハギのように四季咲きのハギもあります。このハギはいつもの年だと6月と9月に花を咲かせてくれます。少々、早すぎる気がします。

     
近所の空き地ではビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)が咲き始めています。万葉集には出てこない、地中海沿岸が原産地の帰化植物です。もっともっとデカくなります。

 

     
前日の夕方に漬け込んだ『織姫』は、夜中の11時ごろに昨年の梅漬けで確保して保存してきた梅酢、約6㍑を桶に注入してあげました。そして、重石を5㎏から1㎏に減らしておいたんです。

     
昨日の朝の『織姫』です。梅の実が被るほどの梅酢の量になっていました。想定通り、結構な状態です。朝食後に、シソ入れの作業にかかりました。

 

     
用意した赤シソは6束、一桶に2束入れます。2束っていうとこんな量になります。

     
シソは葉だけむしって洗います。葉柄も取り除きます。流水でよく洗って、しっかり水を絞ります。しっかり水を絞ったシソの葉に粗塩を振ります。これを掌で押すようにしっかりもんでやります。

     
しばらくもんでいると黒紫色の水(水溶性のアクを含んだ水分)が出てきます。そしたら、シソをしっかり絞って出たアクは捨てます。

     
ここまでやって、指先を見るとびっくらこきます。シソのアクで真っ黒くなっちまっています。慌てて洗剤で洗って落とそうとなんかしないでください。この黒い色はとても落ちにくいのですが、自然と解決しますから、作業を続けます。

 

      
あくを絞ったシソの葉をほぐして、桶から梅酢をすくって入れます。ゆっくりと布を絞るように梅酢の中でシソの葉をもんでやります。「色だし」という作業です。シソの葉の色素はクエン酸に出会うと紅色に発色します。梅酢に含まれておるクエン酸でシソの葉の色素を発色させるのが「色だし」です。シソの葉と梅酢を桶にもどして、シソの葉が偏らないようにまぜてあげます。

 
シソ入れが終わったら、1時間ほどの間だけ重石を5㎏にします。梅が落ち着いて梅酢がひたひたになったら重石は1㎏に戻します。で、ここで手を見ると、指先の黒い色は消えています。そして、全体が紅色っぽくなっています。梅酢のクエン酸のおかげで掌や指先に付いたシソの色素が変色してくれたんです。そいで、この紅色は紫外線で自然に退色しますので放っておくと元通りの掌になります。織姫とのお遊びは化学の勉強にもなります。

    
使った道具を片付けていたら、古い箕(み)が痛んできていました。あとで修繕します。この箕は、40年ほど前、当時の新治村(現水上町)新巻で農具や養蚕具、葬具などの竹製品を編んでいたおじさんのところで分けてもらったものです。カオルさんの車に乗せてもらって行った気がしています。遠い記憶です。

 

     
それから広口瓶で漬けていた塩ラッキョウを300gずつ袋詰めにして冷蔵庫へ移しました。つまみ食いしたら、すごくおいしいです。でもね、デートの前には決して食べられません。強い香りが口の中に残ります。

 

     
昼過ぎ、雨はあがっていました。でも雨雲が低く垂れこんでいました。織姫とのお遊びが終わったので青井食堂へ昼食に出かけました。

     
古典的なアジサイの花に出会いました。私が子どものころのアジサイはみんなこういうのだった気がします。ザクロの花も咲いていました。梅雨時の花です。青井食堂でタンメンを食べました。

     
天気が気になる平日の街はすこぶる静かでした。猫だけがゆっくりと歩いていている通りもありました。

     
三河町の馬場川沿いの小径を通りました。あれ、橋の青い手すりにスズメがとまっています。羽を膨らませてバタバタしてます。巣立ったばかりのスズメかな…、こっち向いてくれないかな、嘴が黄色ければ巣立ったばかりの子スズメなのですが、振り向くことなく飛んでっちゃいました。

     
正幸寺の石橋です。夏草が茂っています。水路壁のコケもずいぶん色濃くなってきていました。

 

     
家に戻るとCOCOがボケっとしていました。「ブラッシングしようぜ!」と声をかけたら、元気になってくれました。抜け毛がいっぱい取れました。ブラッシングの後も、自分で脚の手入れをしていました。

 

     
夕食には、吾作のうどんを茹でました。あては、アスパラガスと舞茸の天ぷら、紅茶豚と新タマネギ・オカヒジキのサラダ、胡麻豆腐です。

     
アスパラガスの天ぷら、おいしいですね。できるだけ薄衣に揚げてみました。なんとなく蒸し暑くて、それに織姫との遊びも終わってしまったんで、冷たいうどんになっちゃいました。

焼き菓子がなくなりました。今日は買い出しに行きたいけど、風の音が聞こえてきています。どこにしようかな…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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織姫と遊びました。素敵な梅です、良い香りに包まれて楽しい一日でした。今日も楽しく遊ばせてもらいます。

2024-05-28 07:16:24 | なっからさくい生活

ヒゲじいさんが織姫と遊んでいます。年に一度の、ほんと、たった一度のお遊びなんです。

     
やっているのは「ヘタ取り」です。梅の実に残っているヘタを竹串で取り除いているんです。3300粒以上ある織姫を一個一個チェックして、ヘタや汚れが残っているのをきれいにしてあげる作業です。食べた時の異物感を覗くことと、カビや乳酸発酵を防ぐためにていねいにやっています。

    
陽にあたった実はまっこと見事に発色しています。でかい実もあります。左端の実が12g、隣は19g、あとは17gです。19gがいっとうデカかった梅の実です。梅漬けは本来20%ほどの塩分濃度で漬ける保存食です。でも、今私が織姫相手にしているのは、10日ほどで漬けあげる梅の浅漬けです。塩分濃度も10%以下、そいなんで、できるだけきれいになってもらっているんです。

 

 朝食後に作業を始めたのですが、三分の一ほどヘタ取りを終えたところでNiiSへトレーニングに行く時間になっちまいました。COCOは猫窓から外を見ていました。<雨あがったよ、よかったね…>だって。

     
月曜日はトレーニングなんです。梅と遊んでいたいのですが、トレーナーの鈴木さんは酸っぱいものが嫌いなので梅漬けに全く理解がありません。「今日は身体がだるいです…」って逃げ口上を使ったんですが、聞く耳持たずでしっかりやってくれました。どなたかがメダカを飼育している箱の水面がウキクサですっかり覆われていました。

 

    
家に戻ってヘタ取り再開、終わったのは4時近くになっていました。ここから漬け込みが始まります。写真は約13㎏の梅です。ヘタ取りしたのを洗浄して水切りをしています。二斗桶(30号)一つ分です。

 まずはホワイトリカーに浸けて除菌します。低塩で漬けますので乳酸菌やカビ菌を取り除いておかなくてはなりません。これを笊に揚げて…

     
次は塩摺り、手塩にかけます。40㎏の織姫に3㎏の海水産の粗塩を使いました。8%以下です。代わりに、掌でごしごしと塩を刷り込んであげます。「塩の道を付けんだいね…」って教えられました。表皮の細胞膜を塩摺りすることで破壊して塩分がしみ込みやすくしてあげるのだそうです。科学的なんですよね。

     
こうして桶に漬け込んで。5㎏の重石をかけました。織姫とのお遊びが終わって、道具を片付けたのは暗くなり始めた7時頃でした。ユキ子さんには食材をもって義母さんの家に行ってもらって、夕食を作って食べてもらいました。予定よりも2時間ほど遅れちまいました。

 

     
日が暮れ始めた街へ出かけました。青井食堂の浩美さんにお伝えしなくてはいけないことがあったものですから、それを口実に…

     
一杯ごちになりに行ったんです。そしたら、こんな素敵なものをごちそうになりました。焼いたヤングコーンです。おいしいですね、疲れが取れました。

 

 <ヒゲは戻ってくると梅を付けた三つの桶を時々覗きながらブログの原稿を書いてたんだいね。どうだって聞いたらさ、「すこぶる順調!」だって。そいで、11時過ぎにもう一仕事するみたいなこと言ってたけど、オレは眠いから付き合わないぜ…>

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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今年も『織姫』と遊べます、3Lサイズを40㎏入手、嬉しいです。生産者さんありがとう!

2024-05-27 06:27:36 | なっからさくい生活

手に入りました。欲しかった、期待していた小梅の『織姫』の3Lサイズが手に入ったんです。ヒゲじいさん、年に数度の大喜びです。JAはぐくみの西部営農センター(上里見町360-1 ☎027-374-0256)にある梅の選果場の直売所です。

     
5年前の5月、前橋赤十字病院の病室の窓から黄金色の麦畑見ながら泣いてたんです。今年は梅と遊ぶことができない、来年だってできないかもしれないって。でもね、翌年の5月、『織姫』に出会えたんです。幸運は今年も続いているんです。『織姫』に出会うと、また一年が始まるんだって思います。

 

     
寝ぼけ顔のCOCOに「行ってくらぁ」って声かけたのは午後1時過ぎ、ユキ子さんの車でJAはぐくみの梅の選果場へ向かったんです。箕郷町上芝からは部分開通している西毛広幹道(県道前橋安中富岡線)を利用しました。立派な道なんでびっくりしました。

     
選果場の大型の選果ラインは大粒の白加賀専用です。一昨日と同じに大量の白加賀の選果をしていました。小梅はというと、別なところで小型の選果機を使ってささやかに行われていました。ここで、選外・M・L・2L・3Lの五つに分けられます。

     
Мと3Lを比べると、こんなに違いがあります。梅の実の径は2倍近くあります。梅漬けにすると大きな味覚差が出ます。それなので、大粒の『織姫』の入荷を待ちます。『織姫』は生産農家が限られているので、大粒のものに出会うのは運頼みになります。「織姫の3Lを40㎏ください!」元気いっぱいに注文しちゃいました。価格は350円/1㎏(消費税込み)でした。選果場で買うと良い品がこんなに安いんです。喜びに満ち満ちて帰ってきました。

 

     
朝は、どうしても必要なものがあったので開店時刻の9時半にJAファーマーズ朝日町店へ行きました。こども公園の広場にはもうたくさんの家族連れ、楽しそうに遊び始めていました。

     
家に戻って野菜の下ごしらえ、オカヒジキ、小カブ、小松菜をこしらえました。

     
それから味噌かんぷら(かんぷらは福島弁で新じゃがの小芋のこと)、茄子と桜エビの炒め煮を作りました。ナスと桜エビの炒め煮は、昔紅雲町にあった飲み屋「竜泉」の伯母さんに教えてもらったんです。味噌かんぷらは亡き父の故郷、福島の味です。ここまでやって、早めの昼食を食べに呑竜のヤギカフェへ行きました。

 

     
昨日は「前橋ポエトリー・フェスティバル2024」の最終日、特別メニューの「薫風めし」の食べ納めをしました。飲み物はココナッツミルクです。話題は、来るときに広瀬川の久留間橋のたもとで観た小屋掛けについてでした。

     
遊歩道の端にこんな小屋が置かれています。中を覗くと、小さな作品と壁に貼られた詩篇のプリント、いじくらなければどなたでも見てよろしいみたいです。

           
持ち帰り自由のカードが置かれていました。risa kurodaさんの絵本詩installation「白いケモノ」というタイトルの詩作品を伴うインスタレーション作品です。気になったら観に行ってください。

     
小屋の外壁に貼られた白い布には、「くまとリボン」と題する詩篇がプリントされていました。そのごく一部です。ヤギカフェで「ポエフェスの番外編ですかね?」と尋ねたら、居合わせたお客さんが全く別なグループの表現者だって教えてくれました。いずれにしても、いろんな皆さんが自由に表現活動ができる街って、いいまちです。

 

     
家に持ち帰った40㎏の3Lの織姫です。すごい量ですねけど、これみんなちゃんと梅漬けにするんです、ジジイのくせによくやらいね。

     
COCOがすぐに見物に来ました。梅の実よりも段ボールに関心があるみたいです。計量を始めたら梅に鼻を近づけましたけど、すぐにいなくなっちまいました。猫にとって梅は関心外みたいです。計ったら、一粒が約12g、40㎏だと約3300粒あることになります。

     
20㍑の漬物桶に三つに分けて入れて水を張りました。あく抜きです。明日の昼過ぎまでこうしておきます。その間にNiiSでトレーニングして、それから3300粒のヘタ取りをして、塩摺りして、塩漬けします。水が上がり次第昨年から保存している梅酢を加えて重石を軽くしてやります。明日から明後日にかけてが漬け込みの本番となります。

 

     
夕食のおかずは紅茶豚、下にはモヤシ、レタス、新タマネギが敷いてあります、緑は茹でたニラです。甘酸っぱい醤油ダレをかけていただきます。それと、アスパラとトマトのサラダ、味噌かんぷら、茄子と桜エビの炒め煮です。別にニラとトマトのスープを付けました。

     
一人飯も同じメニューです。朝日新聞県版に連載していた「ヒゲおじさん厨房に入る」では2009年6月20日に紹介しています。この時は、「かんぷらでは誰もわからない」という新聞社の担当の意見で、「揚げジャガ」という言葉を使い、福島の伝統食ということに触れずに書くことになってしまいました。福島の皆さん申し訳ありませんでした。

 <明日は大仕事なんだろう、ごちゃごちゃ言ってねえで、早く寝ろよ!>とCOCOに言われました。早めに休みます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
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