<9時半になるのを待って、ヒゲはJAファーマーズ朝日町店へ買い物に出かけたんだいね。そいで戻ってくるとすぐにトウモロコシを茹で始めたんだ。そいで、「知ってるか? これがゴールドラッシュっていう品種のトウモロコシだよ」なんて言うんだいネ。それがどうしたって聞いたらさ、この絵を見せてくれたんだいね…>
<変な絵だな、トウモロコシが歌唄ってるんか?って言うとさ、「野村たかあきさんが描いてくれたのさ、ゴールドラッシュを「ヒゲおじさん厨房に入る」のテーマにしたら、『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』って歌を唄ったニール・ヤングって歌手をイメージして描いてくれたんだ…」だって>
<それからヒゲはトウモロコシが茹で上がるまで、居間の壁に掛けてあるたかあきさんの大きな版画『風神の子雷神の子』を眺めてたいね。たかあきさんのこと思い出しているんだいね>
<2011年7月30日に朝日新聞群馬県版に掲載されたヒゲの記事に関心のある奇特な方は、2011-7-31のブログの記事を読んでいただくか、画像をポップアップ画面にして読んでください。>
<ヒゲの相方をしてくれていた版画家で絵本作家の野村たかあきさんは、去年の7月29日に亡くなられました。墓所は文京町4丁目の天王寺。ヒゲにとって七月の末はちっとばっか辛いみたいだいね…>
JAファーマーズ朝日町店へ買い物に行ったとき、こども公園に立ち寄りました。気温は30℃を超えていて、もう夏休みのはずなのですが、広場にはこどもの姿は見えませんでした。サルスベリの赤い花だけが賑やかしをしてました。
広場の入り口のイチョウの木、ちょっと前まで薄緑色をしていた実が、少し黄色味を帯びてきていました。少しずつ大きくなってきています。
買い物から戻って、ゴールドラッシュを茹でた後に赤シソを煮てシソジュースを作りました。シソの葉と茎はゆっくり20分ほどコトコトに煮ます。赤い色素は早く水に溶けだしますけど、ほかの成分は少し時間をかけないと水に溶けだしてくれないんです。
12時過ぎ、呑竜仲見世のヤギカフェに昼食を食べに出かけました。気温は34℃、広瀬川の十六本橋の上も涼しくはなかったです。道端にはヒメムカシヨモギかな、私の背丈ほどに伸びて花穂をつけ始めていました。線路沿いに広がっていった草なんで「線路草」なんて呼ばれてたんだいね。
そいで、呑竜仲店に着いたら工事をしているみたい、弁天通のヤギカフェの案内も「本日の営業は終了しました」になってました。でもほかに何の掲示も出てないので中へ入って行くと、何人もの人が突っ立っていて、誰も一言も口きかないのですね。あんた誰って顔して私を見ているんです。どうやらなんかのロケみたい、だったらちゃんと外に掲示ぐらい出しとけよな!
まちは閑散としていました。どこかでなんか食べてこうかなとも思ったのですが、機嫌が少し悪かったんで昼食は家で食べることにしました。
白井屋ホテルのベーカリーへ寄って食パンと塩パン、それとクロワッサンを買いました。この暑さ、さすがに馬場川沿いのテーブルでランチしている人はいませんでした。
ベーカリーの前にもヒメムカシヨモギに似たのが綿帽子をつけていました。でも違うかな、川の水際にはシロマンマの花が咲いていました。最高気温は36℃、雷雲が近づいていて、高校野球県予選の準決勝、前商と樹徳の試合は5回表で中断、今日の午前に5回裏から継続試合をするみたいです。
いろいろあって落ち着かなかった日になっちまったのですが、夕食ははちゃんと作りました。豚ヒレ肉の柔らか煮には焼きネギとサヤインゲン、カボチャの甘煮も添えました。ヤリイカのげそと野菜の酢の物、ヤリイカのエンペラは湯引きしてショウガ醤油、そしてシシトウガラシ入りのしば漬けです。
前日いただいたヤリイカのげそを茹でて、オクラ、トマト、ミョウガ、青シソとあわせて、甘酢で和えた酢の物にしました。エンペラはさっと湯引きして、ショウガ醤油を添えました。おいしいヤリイカでした。ごちそうさま。
豚ヒレ肉の柔らか煮には焼きネギとサヤインゲンを添えました。入れ歯でも全く支障のない肉料理です。そして、いただきもののかっぼちゃを甘煮にしました。おいしいカボチャでした。
汁は水キムチ、梨と大根と万能ねぎが入っています。そして、前日に揚げたシシトウ入りのしば漬けです。こんな具合に刻んでいただきます。自画自賛になりますが良い出来です。
今日は金曜日、危険な暑さになるみたいですが、NiiSのトレーニングは休みません。天気予報は3時過ぎから傘マークが並んでます、どうしよう。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい
「きさく」も閉めてずいぶんになりますね。ケンさんも逝っちまいました。野村さんと一緒した店で残っているのは「ひろ子」だけですね。10周年と20周年記念のボトルのラベルはたかあきさんの作です。暖簾の文字を書いてくれた書家の無硯さんが亡くなったのもずいぶん前のことになりました。寂しいですね。