猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

普通に暮らしているとしゃれた猫写真が撮れました。子どもたちが噴水で水浴びして、エゴの花が咲いちまった夏日です。

2024-04-30 08:05:05 | なっからさくい生活

二日間、ちょいとゴールデンウィーク風に暮らしてしまったので、昨日は普通の暮らしに戻しました。普通に暮らしていると素敵なネコ写真が撮れました。いいでしょう…

     
ここも突然の暑さにちょいと元気を失いかけてましたけど、昨日は立ち直って朝早くから元気して、私のストレッチの邪魔して遊んでいました。玄関脇の猫窓に陣取っての見張り番もちゃんとやってました。

     
私も朝食後の休憩の後はJAファーマーズ朝日町店へ行って野菜なんかを買い込んできました。それと、鮮魚売り場にマグロの冷凍の尾肉が珍しく出てたんででかい塊を買い込んで来ました。もちろん皮付きです。

 

     
ということで昼前は台所仕事となりました。マグロの尾の肉は温湯で半解凍状態にして、皮と筋を取り除き、常備菜の角煮にするのと夕食のおかずの竜田揚げにするのに分けました。野菜は、フキを塩摺りして茹でて筋を引き、小松菜は湯通しして冷水で冷やして水を絞って刻んで、新玉ねぎは薄切りにしました。

     
マグロの角煮はしょうがの薄切りを加えてあります。新タマネギはインド風のピクルスのアチャールに、小松菜は醤油漬けになりました。新タマネギと小松菜は、連休も休まずに店をやると言っている「ひろ子」への差し入れです。

     
フキと油揚げの煮物、ヒジキと人参の煮物は、マグロの角煮とともにわが家の常備菜です。規律ある食生活をするために、常備菜は欠かせないものです。

 

     
常備菜を作り終えてちょいと三俣町まで行きました。こども公園の広場からは明るい声が聞こえてきていました。でもさ、日差しも強いし、少々暑かったですからみんな木陰やなんかに入って日差しを避けていました。

     
木陰には家族連れがのんびりと休日を過ごす姿がありました。噴水では子どもたちが歓声を上げていました。楽しそうでいいですね…

 

     
それから街へ向かってペダルを踏んでいたら、エゴノキに白い花がいっぱい咲いていました。いつもの年だと連休明けぐらいに咲く花ですけど、もういっぱい咲いています。

     
樹の下へ入ると下を向いて咲いている清楚な花が良く見えます。エゴノキはものすごくいっぱいの花を咲かせてくれます。「夜空の星を見上げているみたい…」と言った人がいました。

     
2016年5月24日のキキです。エゴノキにはさ、もういっこ面白いことがあるのね。エゴノネコアシアブラムシって名前のアブラムシがね新芽を変形させてムシエイ(ゴール)を作るんだよ。写真はおヒゲが前橋工科大学の庭のエゴノキで撮ったんです。その形が猫の足に似ているってんで、エゴノネコアシアブラムシって名前が付けられたってんだってさ。エゴノキ見っけたらムシエイができているかどうか探してみてくださいな…>

 

     
昨日の前橋の最高気温は27.6℃だったそうです。広瀬川はすっかり夏景色になりました。昼食は青井食堂、暑いのにチャーシュー麺が食べたくなって作ってもらいました。

 

 

     
そして帰り道に公園で遊んでいる茶猫に出会ったんです。空地ではハルジオンの花がいっぱい咲いていました。

     
わが家の玄関先ではハコネウツギが満開、裏庭ではシランがどっさり花を咲かせています。居間に25℃設定で冷房を入れました。COCOも暑そうにしてましたんで。

 

     
夕食です。ユキ子さんが義母さんと一緒に食べるので運んで行った器には、マグロの尾の肉の竜田揚げ、ワラビの味噌たたき、新ネギの胡麻酢味噌、セリのお浸し、新タマネギのアチャールが入っています。私の一人飯もおかずは一緒、ただごはんがなかったんでうどんになりました。汁は椎茸を新ネギの青葉入りです。

 蕨の味噌たたきです。私のは2010年に山形にお喋り仕事で出かけた時に、山形駅近くの「くる味」という飲み屋のおかみさんに教えてもらった作り方です。そん時の記事はこちらです。ちゃんとしたレシピは、農水省の「うちの郷土料理」に掲載されています。とてもおいしいワラビの食べ方です。これを作ると、くる味で楽しく飲んでいた時のことを思い出します。

普通の暮らしに戻るとこんな具合なんですね。退屈さまでした。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
7日に開催いたしました第80回美登利会公演にお運びいただいた皆さまへ心から御礼申し上げます。お楽しみいただけましたでしょうか。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒に引き継がれ、そして三代目の私で80回を迎えることができました。こんなに長く続けることができましたのも、会を支えてくださる多くの皆様のおかげと、ただただ有り難く、感謝申し上げるばかりです。来春も開催できますように会員一同精進を重ねてまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第80回美登利会と第5回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


リンゴの花探して昭和村へ、ついでに残雪の谷川岳を眺め、素敵なヤマザクラに出会い、ワイナリーへ寄ってきました。

2024-04-29 07:29:13 | なっからさくい生活

リンゴの花です。前日、梨畑に行ったのに梨の花をご覧に入れることができなかったので、ちゃんと美しい果樹の花をと思い昭和村までリンゴ畑へ花探しに出かけたんです。

     
満開のリンゴ畑です。緩やかな風に花びらが舞っていました。良い香りです。リンゴの花盛りです。

     
リンゴの花って5~6つの花が放射状にまとまって咲いています。真ん中で咲いているのを「中心花」、その周りで咲いているのを「側花(そっか)」ていうのだそうです。生産者の皆さんは花が散って結実すると、中心花の実だけ残して側花の実は摘んで、そいで1個の実を成熟させるんだって。群馬県の中山間地域園芸研究センターのリンゴの専門家だったМさんに教さりました。Мさんは大の猫好きでした。

 

 朝食後の一仕事は、前日にいただいた蕨を夜からあく抜きしておいたものですから、その仕上げをしました。うまいことアクは抜けていました。自転車で出かけるには気温の急上昇が心配だったので、稽古のないユキ子さんに車を出してもらってドライブすることにしました。久しぶりのことです。

     
昭和村のリンゴ畑に行くのに県道大間々上白井線を走ってもらいました。渋川市赤城町の溝呂木、津久田と抜けて日本カーリットの手前あたりまで来ると、赤城山の峰の面白い姿が見えました。三つの峰が見えていますけど、どれが何だかわかりますか、ずいぶんと霞んじゃっていて申し訳ないのですが…

    
左から、地蔵岳、よく見ると山頂のアンテナ群が見えます。中の三角のが鈴ヶ岳です。そして右のは鍋割です。真西から見ると、赤城の峰はこんな具合に見えるんですね。車を停めてもらって赤城山見物でした。

 

     
赤城町の集落を抜けていると八重桜が目立ちました。ちょうど見ごろ、うんと得した気分で眺めていました。そいで、赤城町を過ぎて昭和村です。

 

     
昭和村へ入ると花盛りのリンゴ畑が見つかりました。昭和の森ゴルフクラブを過ぎて間もなくのところでした。ユキ子さんはリンゴの花にすっかり感動していました。美しい花です。

 

 それから新緑の木立の道を抜けて行きました。林床から伸び出したヤマブキの黄色い花が目立ちました。新緑に混ざってヤマザクラも咲いていました。そして…

    
そして、森下まで来るとこんな雄大な眺めに出会うことができました、気温が上がっちまっもやで霞んでしまっているのですが、新潟県との県境の三国山脈の残雪の山並みが展望できました。右端が谷川岳です。

     
谷川岳です。下に見える市街地は沼田の街です。もうずいぶん雪解けが進んだみたいです。でもすごいな、夏の谷川岳は何度も登ったことがありますが、雪があるときに行ったことはないですね。

     
こちらは谷川岳の東に見えていた朝日岳です。谷川岳よりもたくさんの残雪が見えています。上越線の土合駅から笠ヶ岳を経て5時間以上かかった記憶があります。

    
そして、こちらは上州武尊山です。この山は古い火山なんですね。標高2158m、眺望の良い山です。もう雪もだいぶ解けたみたいです。山登りができなくなったジジイの山眺めです。

 残雪の山をバックに鯉のぼりが泳いでいました。いいなって、昭和村を糸井まで走ってもらいました。

 

     
糸井の奥利根ワイナリーの入り口で素敵なヤマザクラに出会いました。満開になっていました。きれいですね。車を止めてもらってしばしの花見です。

     
直ぐ向かいの崖地の上にも山桜が咲いていました。山桜の薄いピンクの花、いいですね。大き伸びた樹の姿も素敵ですよね。山桜万歳なんです。

     
ヤマザクラの枝の間に谷川岳の姿が見えていました。来てよかった…

 

     
奥利根ワイナリーのブドウ畑です。ワイン用のブドウなので、食用のブドウとは仕立て方が全く違います。それにまだ芽吹きになっていませんでした。これから芽吹くんですね。

     
レストランは遠来のお客さまでいっぱいでしたんで遠慮して、ショップで土産用にここの畑でとれたブドウで仕込んだワインを分けてもらってきました。素敵なワイナリーのホームページはこちらです。

 

     
そいで、レタス畑なんかを眺めながら、片品川沿いまで下って、蕎麦屋を見っけて遅い昼食をたべました。帰りは国道17号にいったん出て、県道下久屋渋川線を経由して帰ってきました。道案内は、車の運転ができない私なのですが、仕事をしてた時から便利な「おしゃべりナビ」だったんです。

 

 27日の夜からCOCOは少し元気がありません。急な気温上昇のせいではないかと思うのですが、ちょいとおとなしくなりすぎています。でも大丈夫、今朝は元気に私のベットに飛び乗ってきました。

     
夕食の一人飯です。ユキ子さんは同じものをもって義母さんのところへ出かけました。主菜は豚の肩ロースのワイン煮、じゃが芋、人参、椎茸、アブラナを入れちゃいました・それとサラダです。

 サラダはレタスと新タマネギをベースにして、アチャール(インド風玉ネギピクルス)、トマト、アブラナ、チェダーチーズ、オリーブの実です。パプリカパウダーと乾燥バジルを使ったドレッシングを作りました。

リンゴの花に会えて、残雪の山並みを眺め、素敵なヤマザクラを見た連休2日目、COCOが元気ないのが気がかりです。今日は普通に暮らします。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
7日に開催いたしました第80回美登利会公演にお運びいただいた皆さまへ心から御礼申し上げます。お楽しみいただけましたでしょうか。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒に引き継がれ、そして三代目の私で80回を迎えることができました。こんなに長く続けることができましたのも、会を支えてくださる多くの皆様のおかげと、ただただ有り難く、感謝申し上げるばかりです。来春も開催できますように会員一同精進を重ねてまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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下大島町の梨畑を見に行くと、花は終わってたので、来迎寺で関口梨昌翁功績碑をて眺めてきました。

2024-04-28 07:38:42 | なっからさくい生活

下大島町の梨畑を見に行きました。もう花はすっかりおしまいになっていました。この地区には約20㌶の梨畑があります。梨の生産を行っている農家は46戸だそうです。規模は別として、大島梨は日本の梨栽培の『原点』なんです。今年はその花を見損なっちまいました。

     
花が落ちたあとに緑の実がなっていました。まだみんな上向きです。この緑の実が夏になると立派な梨の実になるんですね。代表的な品種は、8月には新水や幸水、9月になると豊水、あきづき、南水、10月以降には新高です。私が子どもの頃は、お盆の頃に八雲、その後に続いて菊水、秋には長十郎でした。梨畑に虫食い梨を安く分けてもらいに来るのが楽しみな子どもだったんです。

     
下大島町を流れる広瀬川です。上流方向の正面には赤城山があるのですけれど、昨日はもやに包まれて姿が見えませんでした。広瀬川の両側に果樹園が拡がっていて、県道前橋古河線の道沿いには梨や桃の直売所が並んでいます。

     
前橋古河線の弓道へ入ってすぐのところに来迎寺という寺があります。この寺の山門のすぐわきに大きな石碑が建てられています。『棃昌翁功績碑』です。この地で梨の生産技術の開発と普及に偉大な功績のあった関口長左衛門を讃える農学博士の黒田鉄也の文が刻まれています。

     

大島梨は上毛(群馬県)勢多郡の名産にしてその名都𨛗に高く、今日里人の頼て以て衣食を資くるものすこしとせず。これ実に関口梨昌翁の遺恵に依る。翁、通称長左衛門その先那波公に仕え重臣たり。子孫故ありて農となり世々し大島に住む。翁年少家運大に衰るや発奮挽回を画し刻苦稼業を励む。文政年中其の土性の果樹に適するを覚り、率先梨樹を栽植し潜心培養の要訣を究む。芳顆甘醇年々穫る所数百駄遂に産を復し孝道を全うす。然も翁や尚志を公益に励まし博く種苗を頒ちて栽培を奨む。これより闔郷遠邇伝播し利沢地方に被る。領主松平公翁の篤行を賞し寵遇甚だ渥く、毎歳其の産果を徴して将軍に献す。翁の名此に於て大に世に顕る。後、安政年中津藩及び足守藩の請に応し、栽培の方を伝う。(碑文の最初の段落です)

 長い碑文なので、ここまでにします。下大島果樹組合のHPには大島梨の歴史と関口梨昌翁の紹介も掲載されています。こちらは読みやすいです。「みんなの人名データベース」にも「関口長左衛門 – 梨の栽培を広め、大島梨の基礎を築いた江戸時代後期の園芸家」として載っています。お会いしてみたかった人です。来迎寺の庭では白牡丹が咲いていました。

 <大正時代のくそ難しい碑文そのままってのは不親切だってヒゲに言ったんだけど、訳文作るの面倒だって言ってるんだいね。しゃあないから、COCO流簡単訳しとくね。
大島梨はぐんまの勢多の名産品、街でも村でもその名を知らねえ人はいないやいね。大島梨が群馬の名産になったのは関口梨昌翁っておっさんのおかげなんだいね。おっさんは、長左衛門って名前でさ、昔は伊勢崎の方を支配してた武将の那波氏に仕る重臣の家のだったんだって。でもさちょいとした事情で百姓になってこの大島に移り住んだんだいね。そいで、おっさんは衰えた家を何とかしようってんで、めちゃ頑張って、いっぺぇ苦労重ねながら農業に励んだんだって。文政年間になって、おっさんは大島の畑の土は果樹栽培に向いているんじゃねえかなって気づいてさ、梨の木を植えて、どうしたらおいしい梨がいっぺぇ採れるかって研究したんだいね。「棚づくり」と言われる梨の木の枝の支柱もおっさんが考案したんだってさ。おっさんの梨は素晴らしくおいしいうえに、収穫量も増えて、家も栄えたんだって。それだけでなくてさ、おっさんは梨づくりをしたいって人がいると、苗木を分けてやって栽培方法も教えてやったらしいんだいね。自分一人だけでなく、みんなが良くなるようにって、それでさ、おっさんの梨づくりは大島だけでなくあっちこっちに広く伝わったんだって。前橋藩主の松平の殿さんはさ、おっさんの梨に感動して、毎年将軍さんへプレゼントしてたんだって。そいでさ、おっさんの名声は遠くまで届いて、三重の中津藩や岡山の足守藩からも「教えてくれや!」って声がかかって、長左衛門のおっさんは遠くまで出かけて教えてたらしいぜ。関口梨昌翁は日本の梨の栽培技術を革新した江戸末期の人、偉大なイノベーターだったみたいだね…>

 

     
朝食後の一仕事は鶏チャーシューを煮たのと、豚の肩ロース肉のワイン煮を仕込みました。鶏チャーシューは昨日の夕食用、ワイン煮は今日の夕食用です。それと通販で買っている減塩醤油や減塩味噌の発注をして、コンビニ決済も済ませました。それから梨畑へ出かけたんです。

 

     
広瀬川沿いを下流に向かって走りました。八幡山古墳の木立が見える歩行者と自転車専用の橋を渡りました。古墳の木立はすっかり緑濃くなっていました。通路の端の隙間にニワゼキショウの群落ができていました。北アメリカ原産の帰化植物です。逞しいですね。

     
梨畑と関口梨昌翁功績碑を見た帰り道、アイリスだのクレマチスだのを眺めながら、小学生だった長男の夏休みの宿題の「自由研究」で関口梨昌翁を調べさせて研究報告を書かせたことを思い出していました。こんな人がこの街にいたんだってことを知ってほしかったんです。

     
帰りに上大島町の「大島ナッツ」の前を通りました。看板は見当たらないのですが、代わりに「大島ナッツ」と大書してある素焼きのナッツの自動販売機がでんとおかれています。看板ではなくちゃんと買い物ができる自販機です。それと、この会社のHPの「ABOUT」は面白いです。

     
上大島町の水路脇でニセアカシヤの花を摘みました。家に持ち帰って、玄関先の水鉢に浮かべました。COCOはずっと昼寝をしていたらしく、鞘腫寝ぼけ顔をしていました。

 

     
夕食は鶏のもも肉を使った鶏チャーシュー、新タマネギを敷いて筍とセリを添えました。サラダは春キャベツ、新タマネギ、シメジ、とまと、スナップエンドウです。それと、舞茸とアブラナとベーコンのピリ辛醤油炒め、それにアカシヤの花の天ぷらをちょこっとだけ。スープは舞茸とセリでした。器に詰めてあるのはユキ子さんが義母さんと一緒に食べるので運んで行ったもの、お盆のは私の一人飯です。

今日は晴れて暑くなりそうです。気を付けて暮らします。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
7日に開催いたしました第80回美登利会公演にお運びいただいた皆さまへ心から御礼申し上げます。お楽しみいただけましたでしょうか。
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五月人形が飾られた部屋で換毛期を迎えたCOCOはブラッシング、私はNiiSの帰りにニセアカシヤのつぼみを摘んで…

2024-04-27 07:13:08 | なっからさくい生活

COCOの五月人形です。紙の兜を冠った素っ裸の金太郎さんが、両手に鯉のぼりを掲げています。小黒三郎の組木人形です。もちろん、クロダ人形店で見立ててもらいました。

     
キキのお雛様をしまった後に飾っています。猫の家族やいろんな小さな木の玩具なんかが一緒して、にぎやかにしてもらっています。昨日はユキ子さんの母さんも「かわいいね」って、見てってくれました。

 

     
COCOはというと、換毛期に入りました。冬毛から夏毛に変わる時期、抜け毛いっぱいの時期になりました。昨日の朝食後の一仕事は、COCOのブラッシングでした。COCOはブラッシングが大好きです。グルーミンググローブを用意するとCOCOの方から寄ってきます。ブラッシングしている間、ずっと喉を鳴らしています。

     
30分ほどかけて、全身をグルーミンググローブでこすって抜け毛を取り除きました。換毛期に入ると抜け毛がいっぱいです。昨日採れた抜け毛もけっこうな量でした。6月いっぱいは続きます。

 

     
ブラッシングを終えてきれいになったCOCOは、窓際で庭を眺めていました。狭い庭ではスズランの花が咲き始めていました。その向こうはユキノシタの葉っぱです。私は、NiiSへトレーニングへ出かける時間が近づいていました。

 

     
昨日は利根橋を渡って行きました。渡っていたら上流の鉄道橋に両毛線の上りの電車が走ってきました。珍しいことなので、慌ててデジカメを出してシャッターボタンを押していました。電車が通り過ぎてから川を見ておやっ…

     
河原の木に白いものが見えるんです。よく見ると、ニセアカシヤの花が咲き始めていました。早いですね、5月の花がどんどこ咲いちまうんですね。出かけた時の気温が22℃、夏だもんね。

 

     
NiiSでは、鈴木トレーナーが前橋赤十字病院の検診結果を喜んでくれました。トレーニングは、全身を動かす種目が多いメニューで、何度も息があがっちまいました。汗もかきました。

 

     
家に戻って着替えてから青井食堂へ昼食を食べに行きました。街の若者はほとんど半そで姿、半ズボンにも会いました。まち猫も長くなって寝ていました。気温は26℃まであがって夏日でした。

     
夏の花のギシギシがもうあちこちで咲いています。上向きの大きな花房、花びらの無い緑色の花が無数に咲いています。子どもの頃はギシギシでなくイヌスカンポとか呼んでいた気がします。

     
ハハコグサも咲いていました。空地にはチチコグサの群落を見っけました。「母子草の仲間だけどさっぱり色気がないから父子草という名が付いたらしいよ」って、植物学をやった人から聞いた覚えがあります。この草の名を付けた人にとっては「父は色気なき人」だったんですね、昔だって色気のある父もいただろうにね…

     
ヘラオオバコも目につきますね。海を渡って来た帰化植物ですが、そこいらじゅうで見ます。子どものときに「オオバコ相撲」やりましたよね、あれに使った在来種のオオバコの姿を見なくなりましたいね。

 

     
家に戻るとウツギの花が出迎えてくれました。卯の花だいね、五月の花ですよね。COCOは椅子の上で寝てました。ブラッシングしたせいかな、毛並みがすごくきれいに見えました。また浮き毛が目立ってきたらブラッシングします。

 

     
実は、NiiSからの帰り道。滝川に生えているニセアカシヤの木から花を6房もらってきました。まだつぼみなので、花茎からつぼみだけ取ってかき揚げにすることにしました。毎年食べるニセアカシヤの花です。

     
新ネギ、筍、シメジに胡麻酢味噌を添えました。天ぷらは、ニセアカシヤのつぼみのかき揚げ、筍、それとウドの新葉です。アカシヤのつぼみはかすかな甘みと香りがしておいしいです。揚げたてを食べていただきたいので、昨日は義母さんに来てもらって一緒の夕食でした。

     
ヒラスズキの柚子塩焼きには筍とスナップエンドウの醤油焼きを添えました。ヒラスズキは焼いてもおいしい魚です。汁は筍とセリの卵とじです。あと、セリとアブラナのお浸しを香の物代わりにしました。筍、ウドの葉、ニセアカシヤの花、初夏の食材、おいしくいただきました。

今日から連休が始まります。でも、人混みを避けて暮らしてるじいさんには関係のないこと、どこぞの田んぼでも眺めに参りますか…

 

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術後6年目を始めたら、ギョリュウに出会って、カラスの行水見て、猫は日陰をたどって歩いてて、夏になっちゃたいね…

2024-04-26 06:52:27 | なっからさくい生活

無病生存できるといいなって思いながらスタートした術後6年目の昨日、珍しい花に出会いました。ギョリュウ(御柳)の花です。江戸時代に中国から伝わったって聞いています。葉っぱはアスパラガスの葉のような針葉です。全体にボサボサした不思議な雰囲気の木なんです。

     
ギョリュウってこんな木なんです。近所の接骨院の塀際に植えられています。詳しくは「季節の花300」を見てください。あんまし見ることの少ない木です。初夏と秋の2回花を咲かせる変わりもんなんです。花言葉は、なんと『犯罪』です、いわれは知りません。

     
9時半、JAファーマーズ朝日町店へ野菜なんかを買いに行ったんです。こども公園の木立もすっかり夏の雰囲気になっていました。木立の間からは、久しぶりに美しい姿の赤城山がみえていました。七分袖のシャツで出かけたんですけど、ちょうどよかったです。

 

     
直売所に並ぶ野菜も変わってきました。昨日は、セリ、フキ、ウド、でかく育ったカブなんかを買い込んできて、フキはすぐ塩摺りして茹でました。今シーズン初めてのフキです。

     
前日から水に浸しておいた青大豆を塩茹でしながら、フキは油揚げと煮ました。ついでにウドも油揚げと煮て、カブの葉のもみ漬けも仕込みました。術後6年目の朝も変わりなく一仕事させてもらいました。

 

     
COCOは、ユキ子さんが稽古場で作業をしているのが気になるらしく内玄関から稽古場の方をずっと眺めていました。でも姿が見えなくなったんで探すと、二階の私のベットの上で昼寝してました。下に敷いているのは、薄手の掛布団、夜の気温も高くなりそうなので用意したんです。

  
吉駒の稽古場の玄関には五月人形が飾られています。小黒三郎の組木の人形と縮緬細工の兎の武者人形です。どれも、中央通り商店街のクロダ人形店で買って来た人形です。かわいくていいです。

 

     
街で用足しをして、呑竜仲見世のヤギカフェでランチをしました。広瀬川はすっかり夏姿のなりました。川の中でも…

     
流れの中の石の上の浅瀬で、カラスが行水していました。派手に水しぶきを上げた後、すごく気持ちよさそうにしていました。並んで水浴びしたくなるような陽気になっていました。

     
ヤギカフェではこせんさんと一緒になりました。帰り際には建築家の米田さんがやってきました。ヤギカフェを出ると、猫も日差しを避けて日陰をたどって歩いていました。夏の陽気でした。

 

     
岩神町の養田鮮魚店へ向かう途中、石川橋の通りからは赤城山がものすごく迫って見えていました。風も吹いていたのでモヤはすっかり吹き飛ばされちまっていました。


養田鮮魚店の鮮魚ケースには長崎の野母崎三和漁港から直送されてきた魚が並んでいました。写真はイシダイ、ホウセキハギ、マトダイ、イサキです。どれも天然のおいしい魚です。私はヒラスズキを半身分けてもらいました。

 

     
わが家に戻ると、玄関先の鉢植えのハコネウツギが咲き始めちゃってました。去年よか10日近く早いと思います。初夏なんです。

 

     
養田さんで買って来たヒラスズキは洗いにして辛子酢味噌でいただくことにしました。その方が涼しさを感じます。マグロは周りを炙って漬けにしました。マグロの赤味のおいしい食べ方です。筍を入れ忘れました、ユキ子さんが持って出かけるときにはスズキの洗いの隣に薄切りの筍を入れました。これは義母さんの分です。

     
私の一人飯です。汁はカブとアブラナです。お浸しはセリ、サラダは新タマネギ、スナップエンドウ、春キャベツ、錦糸卵、トマト、醤油味のドレッシングを作りました。ヒラスズキがとってもおいしかったです。

 術後6年目もおいしいもんを作って食べて行くように努めようなって、マナティーさんにもらった酒をお気に入りの杯でちょっとだけ舐めていました。これは決意の表れです。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
7日に開催いたしました第80回美登利会公演にお運びいただいた皆さまへ心から御礼申し上げます。お楽しみいただけましたでしょうか。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒に引き継がれ、そして三代目の私で80回を迎えることができました。こんなに長く続けることができましたのも、会を支えてくださる多くの皆様のおかげと、ただただ有り難く、感謝申し上げるばかりです。来春も開催できますように会員一同精進を重ねてまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい