猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

ジャンプする若鮎、利根川の坂東大堰で遡上する若鮎の美しい姿に出会った夜は、ナスの冷しそうめん風…

2023-06-29 07:13:10 | なっからさくい生活

若鮎です。坂東大堰の堰堤を流れ落ちる流水の中で遡上を試みて跳ね上がっている姿です。ここのところ前橋を流れる川の小さな堰を紹介してきていますが、昨日は前橋あたりで最大の堰を訪ねたんです。


前橋と渋川をつなぐ阪東橋(1959年 橋長211m 幅員8m)です。この橋の直下にあるのが坂東大堰です。長さ174mの固定堰をもつ大きな堰です。橋脚の間の対岸に見えるコンクリートの構造物は「坂東大堰取入合口」と呼ばれる取水口で1951年に完成しています。広瀬川、桃ノ木川、そして天狗岩用水の農業用水を取水する目的でつくられた堰なんです。

 
川を遡上してくるマスやアユは、急流に出会うと比較的に流れが遅い岸寄りのコースを泳ぎのぼる知恵を持っています。それなので、この堰でも前橋側の左岸の岸際に魚道が設けられています。でも、渋川側の右岸には魚道がありません。堰堤の際の水が流れ落ちるところを見ると、遡上してきた若鮎の姿を見ることができます。ほら、跳ねています。

 
流れ落ちた流水が泡立つところを見ていると、次々と10cm~15cmほどの若鮎がジャンプしてきます。堰堤の上に届く若鮎はいません。みんな流れ落ちる水とともにまた堰堤の下へ流されて行きます。こちらの上毛新聞の記事(6月2日)をご覧ください、今年の利根川では、近年にない大量の天然アユの遡上が確認されているとのことです。

 
川風に吹かれながら、宙を舞う若鮎の姿に見とれていました。毎年、6月の中頃から7月にかけて、坂東大堰では上流にのぼって行くアユの姿を見ることができます。美しい姿です。

 

 群馬県企業局の発電所建設と農業用水の安定確保のために行われた坂東水系総合開発事業で、田口発電所が完成した1961年からは、坂東大堰取入合口からの取水が減らされ、1965年からは災害時等の臨時の取水口となり普段は取水されていません。現在は、企業局等の発電用水や広桃用水と天狗岩用水の農業用水は、東京電力佐久発電所の放水路から直接導水されるようになっています。

 

 坂東大堰から家に戻って、漬け物の点検です。しば漬けも順調、雑菌が繁殖している気配はありません。「カニさんが住み着いた!」ってイノッチさんが表現した泡が沸き立ってきています。別に異常現象ではありません、泡だけ取り除けばすむことです。


それから、広瀬川を眺めながら呑竜のヤギカフェへ出かけました。私が子どものころには交水堰の下でも魚釣りをしている人の姿がありました。ちゃんと釣れてました。川の中に入って、大きな磁石で川底の鉄くずを漁っているおじさんもいました。戦後の生業だったんです。

 夏ねぎの塩しょうが焼きのランチです。ブルーベリーが5粒も入ってました。シャキシャキしたねぎ、おいしいですね。

 
「オレの親爺は、堰の下でバケツにいっぱいの若鮎をタモ網で掬い取ってたいね」。帰りに十六本堰の脇を通って、白く泡立つ水を見てたら、この堰の近くで生まれ育ち、そして死んでいった友人の思い出話が聞こえてきました。その頃の十六本堰はこんな立派な堰じゃなかったいね…。1930年に改修された堰の写真がこちらで見られます

 COCOは、エアコンの効いた部屋で丸くなって寝ていました。家に戻って間もなく、外は雨になりました。

 雨は降ったりやんだりしてましたけど、6時近くからは雷鳴が聞こえていました。でも、たいした降りにはなりませんでした。窓から見下ろした裏庭のホトトギスもたいして濡れてませんでした。

 

 昨日のお届けはチクワの竜田揚げなんかを詰めたのと、ナスの冷たいそうめん風の汁でした。「変わったもんが届くな…」って義父さんが思っているかもしれません。その詳細は…

 
冷たい汁三日目は、ナスの冷やしそうめん風です。細切りした茄子を茹でて冷水で晒し、ショウガを効かせた昆布出汁の汁に青じそと一緒に入れて冷たく冷やした汁です。私は好みです。それとチクワの竜田揚げ、小学校の学校給食で一番好きだったメニューです。おいしいです。

 
ベーコンと小松菜と人参の蒸し煮です。出汁も調味料も使わないベーコンの旨味と塩分だけの料理です。揚げナスは、青じそにポン酢、おろし生姜に麺つゆ、二色の味にしました。どっちもいいです。

今日は、NiiSのホームページ用の写真撮影に行ってきます。モデル依頼をいただいてます、ギャラはないみたいですけど…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい