【10年経ちましたね】
毎月当たり前の様にやってきた第2土曜日のマーケットも、10年目にして初めて歩みを一時停止中。
滅多にないこういう時は、部屋で物静かに、10年分の資料を整理整頓しています(膨大!)
記憶がみるみる蘇ったところで、1年毎に当時の写真と共に振り返ってみましょう。
まずは、マーケットを始めた頃のお話を。
2010年
当時、「手作り市」といわれるものは今よりもずっとずっと少なく、京都の手づくり市をはじめ、関東では池袋、品川、渋田、青梅など個性溢れる手作り市が開催されていました。
私はベビーカーを引いて遊びに行ったものです。
ゆっくり見ていたいものの、小さな赤ちゃんを連れた母にとっては移動だけでかなりの体力仕事!
あぁ…手仕事の作品で溢れていて、子ども連れでも一日ゆっくり遊べて、美味しいものも食べられて、音楽も聴けたりして、そんな場がすぐ近くにあればいいのに…
ない。
ないなら、つくってしまえ!
これが始まりです。
イメージはその前からありました。
私はアンティークと美術の畑で生きていたので、よくフランスへ買い付けに行っていました。
そこで見た「デバラージュ」というマルシェのスタイル。
業者が車ごと会場に乗りつけ、荷物をその場でざくざくと並べるこの形が気に入っていました。
それから時々遭遇した、アンティークマーケットと併設されていた巨大な手作りマルシェでは、作家さん本人とお客さんがダイレクトに作品の売買をしておりました。この開かれた豊かな光景が頭から離れなかった!!
規模は小さくとも、これらの雰囲気を合わせ持ったマーケットを八王子で開こうと思ったのでした。
幸い、浅間神社では知り合いの業者である地元の「朱華堂」さんがずっと前から骨董市を開いていました。
相談を持ち掛けるとすぐに、快く関係者の方々と繋いでくださいました。
地元の皆さんが、神社離れした若い人達も足を運んでくれるようになったらうれしいと、大変好意的で、多大なる協力を賜りました。
こうして、様々な方達のご厚意で今があります。
感謝してもし尽せません!!!
*次回は2011年の写真と一緒に振り返っていきたいと思います。
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2010年の会場写真より