仕事の帰りにレイトショーで「スパイダーマン3」を観てきました。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」に続き、こちらも3作目なので、とりあえず毎回観ることにしているのだけれども、何の先入観もなく観てみてびっくりしたのは、今回のスパイダーマンは、完璧に方向転換したヒューマンドラマな脚本になっていたことです。
ここは好みが分かれるところだなーと思いました。
ビルからビルに飛び移るスパイダーアクションの爽快感だけを楽しみに観ると、ちょっと物足りなく、全体的に暗い印象の映画となるかもしれません。
何しろ、今回の目玉はブラックスパイダーマン。
自分の中の虚栄心や、復讐や憎悪の気持ちと戦うのは自分では気がつきにくい分、スパイダーマンも随分葛藤している様子でした。
これだけ思い切った転換をさせるのは勇気がある経営側の決断だな~と私は思ったのだけれど、文句を言わせてもらえばピーターのブラックスパイダーマンは、相当かっこいい作りこまれたキャラクターなのに、最後に出てくるマンガのネコみたいなブラックスパイダーもどきのキャラは一体なんなんだ?
子どもだましにもほどがあるぞ、ソニーともあろうものがなんで???
とソニーの行く末に不安を覚えました。
それから、よー破れるスパイダースーツもどこで発注してるんだろう?とか、ハリーのいいやつ具合が際立つ映画だったな~とか、ハリーの家の執事みたいなおじいさん、早く真実を教えてあげたまえ!!と突っ込みをいれたくなったり。
アメコミだから、まっいいか。
私が一番おもしろかったシーンは、サンドマンとブラックスパイダーもどきとスパイダーマンが戦うシーンで、編集長がそのとくダネ現場に居合わせた時、とっさに近くにいた小さい子どもにカメラ(おもちゃカメラ)を売ってくれ!と頼んだとき、「100ドルよ!」といわれて「この~!ボリやがって!」みたいにお金を払って取り上げたはいいものの、フィルムが入ってなくて、子どもがニヤリと笑って「フィルムエクストラ!(フィルムは別料金よ、)」みたいなことを言ったシーン。
私たちは相当ツボにハマって笑っていたんだけど、そこでは誰一人として笑ってる人はいなくて、やっぱ私たちツボが人とちょっと違うんやね~と参考になりました。(なんの参考に??)
スパイダーマンは赤と青よりもブラックの方が精悍(せいかん)で、私たちは好みだったんですけど、悪に支配されるのは怖いもんだな、とも思いました。
こういう映画は映画館の大きなスクリーンで観る方が迫力があっていいですね。
もう終わりそうだけど、次は「ブラックダイヤモンド」を観たいです。
近くに映画館があるっていいよね。自分の住んでるところにはないから羨ましい。
今は「300」が少し気になってます。歴史とか好きだし、思い切った演出も気になる。あとはズッキーニが気になる…ズッキーニ入りのパスタ食べたいな~。
私も「300」すごく気になっています。
6月は、観たい映画が多いです。
ズッキーニはおいしいですよ!
自家製だったら特に最高です♪