カボチャには雄花(オバナ)と雌花(メバナ)があります。
たしか、こういうことって小学生の時に習ったような記憶もあるけれど
自分の目で間近にそういうのを目撃すると
不思議~って思ってしまいませんか?
私はカボチャの黄色い花がいっぱい咲き始めたとき、
わあ!これが全部カボチャになったら大変なことになるなあ
(多すぎて食べきれないなあ)
などと安直に思っておりましたが、梅雨前についた花は全部上の写真のような
雄花(オバナ)ばかりで、全然実がつきません。
しばらくして梅雨の晴れ間が出てくる時期になると
花の下がぷっくりと膨らんだこんな花↓がたくさんつき始めました。
これぞまさしく雌花(メバナ)。
この雌花(メバナ)に、ミツバチが雄花の花粉を持ってきて
受粉してくれたら、下の画像のように、雌花(メバナ)がだんだん
カボチャっぽく成長していきます。
あんなに広い面積を占領しておいて、実をつけるのはきっと
全部で10個くらい。
実をつけるってすごい生存競争の中の出来事なんだなあと
なんとなくしんみり考えてしまいました。