がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

ほっと一息。リハビリのサポートって皆無だものね!自己努力しかないではないですか~

2013-05-16 18:53:08 | 復職
本当に休日しました
仕事って基本的に自分のペースではなく、仕事の持つペースで動く。
疲れていたんだなあと、休んで実感。
おかしな言い方だが、休んだら疲れてます。

まあ、それでものんびり好きなことが出来ていい一日。

芋虫でないパンを焼く

しばらくこれでおいしく過ごせます。
今度はまあまあ膨らんで、芋虫型のおにぎりパンではないです。
ひまわりシード入り。

パンこねるの、大変じゃない方法あり。
中種式。
粉の半量と酵母、水分全量を前の晩にといておく。
天ぷらの衣のような感じ。
朝起きるとふつふつ泡立っているから、残りの粉、塩、砂糖、油脂など入れて混ぜる。
すぐに生地が出来上がるし、香りがよくなるのがいい点です。

スライスして冷凍。

これだけで何にもしなかった休みじゃないとほくほくしている。
あとはおまけの仕事。
ガレージを掃いたり、気の向くままの仕事。
なので、実にいい加減、まあるく掃いて飽きたら止める、という感じ。
がんばってはいけません。
笹の葉がガレージにたまっても、死にません、とすぐに悟りを開いて止める。

郵便を出しに歩く
田舎の国道と脇道を歩く。
最初のびっくり。

笹がアスファルトを破って生えている。
よく見たら国道の歩道部分は笹が進出していた。

すごい力だ。

おお、ここかしこに色々な雑草が国道を草原化しようとしているではないか。




東京ではないだろう。
田舎の植物の力が強いからではない。
田舎の自治体はアスファルトを最低基準の薄さで作るからいつもひび割れたり穴があいてはがれたり轍が出来たりする。
過疎化して草を刈らない土地が増えていることも一因か。
でもここまで来ると清々しささえ感じてしまう。

術後の体でどこまで頑張れるのか
出来ないことは出来ないと諦めて、気持ちをキープして続ける。
だが、術前のような体には戻ることはないことを実感している。
体重の減少は、体にとっては飢餓、栄養不足である。
何が減ったかというと、体脂肪もそうだが、筋肉量、骨量が減ったまま戻らない。
フラ~ッとしてしまうことはままある。
生きておれるだけでありがたいと思わねばならないが、ちょっと考えてしまう。

腸ろうがいつまでも抜けない人、
食べる自信を失って元気をなくした人、
転移がなかったとしても暗い人生を送っている人がいる。
それはだらしないからじゃないと思う。
患者の術後のケアの情報がなさ過ぎている。
食道がんの患者は比較的少ないからかもしれない。
大腸がんで人工肛門をつければ、身体障害者の申請がとおる。
税制などいろいろ優遇される。
また、ストマケア外来も一般的である。
どちらのクオリティオブライフが低いかはかなり首を傾げる点も大きい。
嚥下が不自由、食事が少ししかとれない、消化が不自由、真横になることができない。下も向けない。
栄養不良で体力がない。
大変だと我ながら思う。

他の病いのようにガイドラインが出来ればどんなにかいいだろうと思う。

ぽじぽじですわ
ま、ぽじぽじいくしかないです。
基本それしかない。
出来るようになったことや、季節の風を感じることから始めるしかない。


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