がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

仕事を思った一日、うろうろ遊んで気がつく。

2013-05-15 20:19:26 | 復職
海霧が見える、急に暑くなったとたんの現象

ことしは肌寒い日がいつまでも続き、急に気温が上がった。
みるみる、視界が悪くなり、山は水墨画のように見えだす。
海の上から霧が陸に上がってくるのが見える。
ちょっと幻想的。
海辺は日が照っているのにミルクのような靄に。

明日は休暇をとった
復職後始めての休暇。
(く~~~、日本って悲しい、一日でも休暇という処理をする)
別に、取れなくて一ヶ月働き続けた訳ではない。
慣れるのに必死で、一日でも慣れていくペースに穴をあけたくなかった。
まだ完全復帰という時間帯で働いている訳ではないが、80%は戻ってきた。
ようやく安心感で休暇を取る。

湧き出てくる開放感、
自分でもびっくり。
そうか、わたし、働き者じゃそもそもなかったんだったな。

あちこち、気も向くままにドライブ、買い物。
といっても、耐水性のサンドペーパーなど買ったり、クルマやなど、行く先が我ながら面白かった気がする。

感動的な眼鏡職人さん
レイバンの一つがつるが曲がってしまった、直しにいく。
眼鏡屋では感じの悪い店長が友達?客?とため口を聞いて、とても店舗ではない話をしている。
お年を召した修理職人さんは私のレイバンが古いものでアメリカのものだとすぐにわかって、
直すパーツがない理由等を話し、自己努力で出来るところまで直してくれた。
金具が割れかけていること、
その金具は新品がはいらないので手で直してあることを言った。
感動して「このサングラス、私と一緒で余後の人生、大事に扱うわ、ありがとう!」と言ってしまったら、職人さんはぷっと吹き出した。
「とんでもありませんよ、でも、大事にしておられるのですね」
レイバン歴が30年だというとちょっとお互いにレイバンの話をした。
イタリアレイバンの企業の話をしてくれたので、
イタリアで買ったレイバンは金具を曲げたら、日本で直してもらえなかったことを言う。
どこまでなおせるかわからないけど・・
と言いかけたら、足の短い店長が静止した。
いつまでも請求しないのでお代は?と聞くと
「眼鏡の直しは通常ただです、部品を買えなければならない場合だけ、申し訳ありませんがお代を頂きます」
深々頭を下げて帰ってきた。
いいサングラスがあれば、買うのに。
わたし、よく海にぽちゃんってサングラスを落とすから、消費量多い。
ヨット仲間にもいい店だったらすすめるのに。
ばか店長の趣味は最悪で女性ものは野村幸代さんの眼鏡みたいなのしかなかったし、
男性ものはサーファーブランドばかりだった。
直す職人さんはスーツ、店長はよれよれのコットンパンツ!信じがたい。
人を悪く言わない私だが、職人おじいさま、こんなアホに雇われて。
でも、長年の仕事、それが好きなんだろうな、と思った。
いい仕事は自分の誇りなのかな。

仕事は自分についてくれるものなんだなあという構図を今日は見ることが出来た。

明日は休み~~~~~
復職後、休みの嬉しさを頂いた。
ありがたいことこの上ないボーナスである。

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