ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々や、たまにカフェ情報、気になるニュースについてなど、いろいろ書いてます。

悲しい事件で感じたこと。

2016年07月31日 | その他
とても悲しい事件が起こってしまいました。
相模原の障がい者施設で19人の方が刺殺されました。
怒りというより、ただただ悲しいです。
なんでそんなことするんだろう?
本当に理解できないです。

障がいがあるということでやはり不便なことはあります。
周囲の人たちも大変だったりすることのあります。
だけどそれは、当たり前ですが「悪」ではないのです。
もちろん「恥」でもないのです。

今回の事件で被害者の名前は公表されていません。
普通の殺害事件の場合は名前が公表されますが、
遺族の方々の意向で名前は伏せられての報道となっているそうです。

ご遺族の方々いろいろな思いがあるのだと思います。
でも、それでも、健常者の場合は公表されて、
障がいのある人は公表されないという区別に違和感を覚えます。

「家族に障がい者がいる」ということを周囲に公表できずに過ごしている人が多くてビックリしてしまいます。
社会がまだまだ「障がい者」を受け入れていない証ですよね。


身近な話ですが、同じダウン症のお子さんを持つ人でも、
保育園の保護者会でダウン症だと言えなかったという人が結構います。
まぁ1~2歳くらいまでだったら、それほど健常の子との差もないので言う必要もないという考えもあるかと思います。

私は最初の保護者会でさらっと言ってしまいましたが、、、
言わないでタイミングを逃して、時間が経つにつれなんとなく周囲に気を使われていくという方がイヤだったので。

何も悪いことしてないんだし、堂々としていいと思っています。

もちろん、迷惑もたくさんかけていると思います。
「迷惑かけてるなぁ」と思ったら謝るし、
「助けてもらってるなぁ。」と思ったらお礼も言います。
でも、それは普通の人も同じですよね。
必要以上に卑下することはまったくないはず。

もっともっと普通に障がいのある人たちがいる社会というのが浸透していって欲しいものです。
「うちの子は障がいがあってね。」とサラリと言える社会になって欲しいです。

この事件によって障がい者について多くの番組でいろんな形で報道されました。
この機会にたくさんの人がこのことについて考えて欲しいと願っています。




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