徒歩通学

ムスメはスクールバスで学校に通っています。支援級でなおかつ、学区外からの生徒は利用出来るのですが、それも三年生までです。四年生からは自力で登校しなければなりません。
なので、みんな、その前に練習して四年生に備えます。

ムスメは今二年生なので、あと二年の猶予があるので、まだ練習しなくてもいいかなぁなんて思っていたら、
なぜか本人から、

「二年生になったら、歩いて行く！」

と申し出がありました！

「月、木、金はスクールバスで、火、水は歩き」

と、これまた勝手に決めてます。

ま、いいか。やりたいと思った時がやり時！頑張ってみよう！

っという事で、徒歩通学を始めました。
どうなることかと思いましたが、意外としっかり歩いていて、30分もかからずに行けました。道もそんなに難しくないので、覚えたようです。

すぐに自立したがるムスメ。数回すると、

「もう、母さんついてこなくて大丈夫！」

っと言い始めました。

「それじゃあ、ちょっと先に行っててよ。母さん、後から追いかけるから。」

っと言って、ムスメが出発して五分後くらいに行ってみると、全然進んでない

どうやら、猫が怖くて進めなかったようです。
まだまだ、付き添いは必要ですね。

でも、とっても大きな成長です。
ランドセル姿もだいぶサマになってきました。とはいえ、まだまだ小ちゃいなぁ

がんばれ〜





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あり得ない法律 その２

以前、日本に優生保護法という法律の下に障がいのある人、病気の人などが不妊手術を受けさせられたというニュースについて書きました。
昨日の朝日新聞では、遂に実名で名乗り出た男性の記事がありました。

「強制不妊手術の男性　国提訴へ」

５７年間、奥さんにも話せず、誰にも言うことが出来ず抱えてきた秘密だったようですが、
最近ニュースになることも多く、奥さんにも告白し、勇気を出して提訴に踏み切ったとのことです。

しかも、この男性、「精神分裂病」と思われたそうですが、医師の診断もなく、勝手な判断で強制的に手術を受けさせられたとか。

もうめちゃくちゃですね。
たとえ精神的な疾患があったとしても、あり得ないことなのに、正式な診断もされないまま手術とか、、、
それを国が推奨していたわけですからね。
当時の日本はどんな思想だったのか・・・
考えただけでも恐ろしいです。


障がいがあっても、病気であっても、
国がその人の「子供を持つ権利」を勝手に奪っていいってことは絶対にない！
それは今現在はみんなが分かっていることのはず。
過去のことであれ、間違ったことについては国はちゃんと誠意を持って謝る責任があると思います。
謝っても、その人の人生が劇的に変わるということはないのかもしれないですが、
同じ過ちをしないためにも必要なことだと思います。

最近は排他的思想を持った人も多いようですが、
誰一人まったく同じ人間は存在しないわけで、むしろ同じ人間ばかりの世の中なんて考えただけでもぞっとするし、つまんないです。
人種もいろいろ、思想もいろいろ、障がいがある人もいれば、病気の人もいる。
いろんな人がいるということで、お互いを認め合って、支え合っていけるんじゃないかなと思っています。
理想論かもしれませんが、理想を持たないと、現実も変わらないですからね



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骨、大好き！

ムスメは最近、何故か自分の骨を確認しながら、やたらと、

「これ、なんていう骨？」

と、聞いてきます。他にも、

「タコって骨ある？」

「サルに骨ある？」

っと、いちいちうるさい、うるさい (笑)

この間、行ったお寿司屋さんで、マグロの解体ショーがあった時には、切ったところから骨が見えて、

「骨だ！骨だ！」

っとコーフンしてました

変わった事に興味を持つなぁと思っていたのですが、とりあえず、私が試験勉強の時に読んでいた、「からだのしくみ」という本を見せて、説明したりしていました。

「からだのしみくの本見せて」

っと、よく見たがっていたのですが、この間近くの古本屋さんで、「人体絵本」という、もっと子供向けに分かりやすく書いてある本を見かけたので、興味が広がることを期待して購入してみました。

一生懸命、見ています。



「これが、じょうわんこつ、これが、だいたいこつ」

って、熱心に学んでいます(笑)

小２で、しかもダウン症で、上腕骨、大腿骨とか知ってる子、珍しいだろうなぁ(笑)他にも、橈骨、胸骨など、難しい名前もよく覚えています。

何事も、学びたいと思った時が学び時だと思っているので、きっと今が骨についての学び時なんでしょう。
ちなみに、この本、骨だけではなく、筋肉や臓器についても分かりやすく説明しています。そのうち、骨以外にも興味を持つかもしれません。
子供は親の想像を超えますね。面白いです


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障害ある息子、檻に監禁容疑 ７３歳父親を逮捕

最近、こんなニュースありましたね。

「障害ある息子、檻に監禁容疑　７３歳父親を逮捕」

障害のある息子をなんと20年以上も檻に入れて監禁していたのです！

ちょっと前にも似たようなニュースがあったし、障害のある子供をどうすることもできず、こんな事態になってしまう人っているんだなぁ。残念だなぁ。

このニュースの父親は福祉サービスを一切受けていなかったようですが、ちゃんと受けられるサービスを利用していればこんな事、絶対におきなかったのに。

正直、私が勤めている施設でも、ずっと自宅にいたら大変だろうなぁっと思う利用者さんは多いです。

実際、ゴールデンウィークや年末年始で施設が長期休みになると、どっと疲れてしまうご家族はいらっしゃいます。

だけど、ちゃんと福祉サービスを利用して、家族で抱え込まないことで、我が子と向き合っていけるのだと思います。

この日本は欧米にはかなわないかもしれませんが、意外と利用出来る福祉サービスがあるのです。

もし、万が一、今も我が子を監禁しているような人がいたら、この事件をきっかけに、市役所などに助けを求めることが出来るように願います。

マジメになっちゃいますが、
どんな人間でも人間としての尊厳を持って生きる権利があり、たとえ家族であっても、その権利は奪ってはいけないと思っています。我が子が人間の尊厳を持って、生きられるように示してあげるのが親の勤めかなと。
自分にも言い聞かせながら、利用者さん達がその人らしくいられるように毎日仕事をしています。



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言語指導

何度かこのブログでも書いていますが、毎年、夏休みと春休みに所属しているダウン症の親の会で
ベテランの言語聴覚士の先生に診ていただいています。

この間の春休みにも言語指導をして頂きました。

ひと通りムスメの発声などを確認した後、先生は、

「この子はとてもいい聴覚をしているわ。
これは授かりものだから伸ばしてあげたほうがいいと思う。
ピアノを習わせるといいですよ。」

とおっしゃいました。

ピ、ピ、ピアノですか・・・

えっと・・・既にバレエを習わせていて、母子家庭の我が家としては
結構精一杯でして・・・
バレエは楽しんでいるので辞めさせたくないし・・・

など、事情を先生に説明しましたが、

「習い事は二つくらい習っても全然いいんですよ。
お食事を少し節約したりするだけで行かせられるんじゃない？

ピアノを習うといやな音は排除して、いい音だけを取り込むことが出来るようになります。」

確かに、ムスメはちょっと聴覚過敏のところがあり、私が聞いてもなんでもない音でも
やたらとイヤがったりすることがあります。それが軽減されるのはいいなぁ。

「それに、将来文化的なところで生きていくことが出来るようになりますよ。
それを可能にしてあげられるのは親です。」とも。

確かに・・・いろんな文化に触れさせたいとは思っております。。。

う～ん・・・

時給も１００円上がったことだし、その上がった分で通えるピアノ教室探しますか。

正直、金銭的なことだけじゃなくて、送迎など時間的な負担もあるのですが、
ムスメのために頑張るかな。

そう思い、近くでピアノ教室がないものか探し始めているところです。

そもそも、ムスメを快く受け入れてくれないと困るし、
個人レッスンなので、ムスメと先生の相性も重要です。

まずは体験から・・・かな。

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