みんなの学校

ムスメをおばあちゃんに任せて「みんなの学校」という映画を見てきました。

詳しくはこちら。

とぉ～～～ってもいい映画でした。
大阪の公立小学校のドキュメンタリーですが、ちょっと前に書いた統合教育をしっかり実践しているのです。
いますぐこの学校に転校したくなっちゃうくらい！！
でも、映画に出てくる校長先生は退職されたようなのでもしかしたらちょっと変わってしまっているかもしれませんが。

とにかく、ありのままの子供たちを受け入れてくれる学校です。

子供も大人も自分の役割をしっかりと分かっているという感じで、みんなで学校を作っていくというのが映像からも伝わってきます。

言葉を話すことが出来ない子もいました。その子が卒業する時に校長先生が、

「あなたからたくさんのことを学ぶことが出来ました。」

っと言っていて、思わず涙が・・・

障がいのある子、人は本当にいろんなことを教えてくれるのです。
私自身職場でそれを痛感しています。

つい先日、相模原の障がい者施設殺傷事件から一年が経ち、
皮肉にもそれをきっかけに障がい者についてメディアがたくさん取り上げ、考えるようになりました。

犯人は、障がいのある人たちから何も学ばなかったのかな？と不思議に思います。
言葉で発信しない分、「学ぼう！」と思わないと学べないから、
「不幸だ！」と決め付けている人には見えないのかもしれないけれど、、、
本当に残念。

映画の話に戻します。

発達障害かな？と思われる子もたくさん出てきました。
でも周囲の人たちに助けられながら、学校の楽しさを味わっていく姿は本当に心が打たれます。

それぞれの子供たちがそれぞれに頑張る姿にまたまた涙。

いい先生にめぐり合えると子供たちは幸せです。

いい映画でした。


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はいさい～！！

はいさい～！！
実はひと足早い夏休みで沖縄に行ってまいりましたぁ～



ちまちま貯めていたマイルが失効しちゃいますよぉ～ってお知らせが来たので
慌てて使うことに。

それにおばあちゃんも

「行けるうちに行きたいところに行く！！」

っと言っていて。
確かにだいぶ弱っていて、いつ行けなくなるか分からないので今のうちってことで、
おばあちゃんとおばあちゃんのお友達と、ムスメと私の気楽な女４人旅行ってきました～！

実は沖縄初めてです。

着いた途端、すっかりハマってしまいました。

見てください！この空！！




東京じゃ決して見られない広い広い空です。
そして海！！



海、そんなに好きじゃなかったんです。ベトナムに７年も住んでいながらニャチャンに行ったことがないという・・・
でも、やっぱりいいですね、海って。
入るのはやっぱりちょっと・・・って感じですが、見るのはいいな。
開放感に浸りまくりました。


日本でありながら、海外にいるかのような異国感！異文化！

言葉も食べ物も異国感がありすぎる～！
楽しすぎる～！

ベトナムのようなアジアな雰囲気もあって、懐かしい感じです。

なんて楽しいんだ、沖縄
移住したくなる人の気持ちがよく分かりました。
まぁ、移住してみると旅行とは違っていろいろ大変らしいですが。
でもあの時間の流れ方は確かに魅力ですね。

「なんくるないさ～」

って感じが、東京から来た人間には心地よすぎます。

着いてからまずは市内の国際通りに行ったのですが、日曜日だったので歩行者天国になってました。




人、少なっ！！
のんびりしすぎ～！！
日曜日なのになんとのんびりしてることでしょう。

道端にとつぜんキッズスペースがあり、いろんなおもちゃが出ていて自由に遊べます。
無料です！！全然混雑してない！！
遊びたい放題です！！
ムスメもシャボン玉やら釣りやら遊びまくって、そこからなかなか移動しようとしませんでした。
なんだ、このゆる～い感じは。最高だなぁ。




今回、たったの二泊三日であまりにも時間がなくてあの有名な
美ら海水族館まで行くことが出来なかったので、また来年も来よう！！っと決意しました！

おばあちゃんたちは体の心配が・・・
ムスメと私はお金の心配がありますが・・・
なんとか頑張って来年も沖縄行くぞぉ～！！



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放課後等デイサービスの記念コンサート

先週の土曜日、音楽療法の放課後等デイサービスの４０周年コンサートが 地元では割と大きなホールで行われました。
このコンサートに向けて、週一日でしたが、子供たちは頑張って練習してきました。
うちのムスメももちろん練習していました。
音楽大好きなので、練習というより、ただただ楽しくやっていたのだと思いますが。

２回ほど公開練習があり、保護者が練習風景を見る機会がありました。

いつもとちょっと違う雰囲気になぜかプリプリ怒って、

「母さんいなくても大丈夫だしっ」

とか言ってとっても不機嫌なムスメ。

こりゃ、本番も思いやられるなぁ。

入学式も歩けなかったし、とにかく大勢の前で何かをするのが本当に苦手だからなぁ。
あまり期待せずにいよう・・・と思っていざ本番

ちゃんと、歌ってる～～～
お客さんもたくさんいて、大きな舞台で、照明も当たったりしてるのに、
先生にマイクを向けられてちゃんと歌ってる～～～ 担当の楽器を手にして、演奏してる～～



ちゃんと先生の動きを見て、リズムに合わせてスズ鳴らしてる～～～
やるじゃないかぁ～～
凄い成長だぞっ


その後もフィナーレで壇上に上がったときも 真ん中に立ち、ノリノリ過ぎて踊りながらどんどん前に行ってるし！！
大きな舞台を存分に楽しんでいました。

実はこのホール、バレエの発表会も行われるホールなので、
その予行練習にもなったかな。
発表会出られるかなぁ。

とにかく、この日は萎縮することなく、本領発揮できたムスメに成長を感じた一日でした。

帰り道から眠ってしまい、結局夜の７時まで眠り続けてました
お疲れ様。頑張ったね。





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理想と現実

ムスメは市立の小学校の特別支援学級に行きながら、放課後は
週三日はごく普通に健常の子と一緒に学童で過ごし、週一日は障がい児のための放課後等デイサービスに行き、
もう一日は別の放課後等デイサービスに行っています。
毎日、朝から夕方までよく頑張っているなぁと感心します。

ある時、「今日学童だよ。」と伝えると
とっても小さな声でしたが、

「イヤだな。」

っと言っているのを聞き逃しませんでした。

聞いてみるとやっぱり放課後等デイサービスのほうが楽しいようです。

でも、行ってくれるんですけどね。
イヤだ！イヤだ！！って駄々をこねることは今のところまだないんですけどね。

だけど、やっぱりペースが違うなぁってことは感じているのかもしれません。
健常の子はなんでもサクサク出来ちゃって、早くて、びっくりします。
それに追いつけず、今の状況とか把握できずに戸惑う時間とかもしかしたらたくさんあるのかも。
人数も多いですし。

学校にしても、「こんなんで大丈夫？？？」って思うくらい
ゆ～～～～っくり、ゆ～～～～～っくりだし。
放課後等デイサービスも障がい児のためのサービスなので、個々に合わせたペースで
時間を過ごせるように配慮してくれているはずです。

統合教育とか本当に理想だし、素晴らしいと思うけれど、
現実問題、なかなか難しいなぁと思う瞬間もたくさんあります。

身体的な障がいのみで知的には問題がなければ、ある程度の支援を受けて
同じことを学ぶことが出来ると思います。
でも、知的障がいの場合、それが難しい。
大人数の中にいることだけでも結構プレッシャーなのかもしれないし。

この間の学校公開で学校でのムスメの様子を見ましたが、
ムスメは進んで手を挙げて発言をしててビックリしました。
でもそれはやはり６人という少ないクラスだからこそ出来ることであって
普通学級に入っていたらあんな風に発言することはあり得なかったと思います。

理想と現実、難しいですね。
とりあえず、ムスメが学童でも楽しく過ごせるように祈るばかりです。