悩みを分かち合う。

先日、私と同じようにベトナムから旦那さんと共に日本で生活するべく戻ってきた友人と会いました。彼女の場合はお子さんが2人いるので、その分苦労も私より多いかもしれませんが、しかし、それ以外の面では、驚くほど同じように「世間の冷たい風」というものに当たっていました。

言うまでもなく、私達は日本社会ではマイノリティ派に属していて、ほとんどの物事は一筋縄ではいきません。
まず、当然ながらビザがないと旦那は日本にいられないわけですから、ビザの申請をしますが、その作業もかなり煩雑。そして、もし一度出国してまた日本に来るとなれば再入国の申請も必要です。何かをするたびイチイチ何かしらの手続きが必要なのです。
まぁこうした事務的なことは言われたとおりにすれば、面倒ですがとりあえず解決はします。しかし、それ以外に書き出したらキリがないほどに「大変なこと」がこれでもかこれでもかと出てきます。特に発展途上国からやってきた外国人には大変なことがいっぱいです。そもそもが経済的に日本人が想像するのとはまったく違うレベルにいることが多いわけですから、厳しいのは当然といえば当然ですが。

「あぁ～もう本当にどうなってしまうのだろう？？」

と不安に駆られることもしばしば。
しかし、同じ悩みを分かち合える友人がいるというのは本当に心強いものです。会って、話をしただけなのに、私の落ち込み気味だった気分もずい分持ち直すことが出来ました。

ついつい自分だけがものすごく大変なのではないかと思いがちですが、そうでないと分かると、「私もがんばろう。」という活力も沸いてくるものです。
そんな友人がいてくれて本当にありがたいです。