最低賃金を上げたらどうなる？隣の国の社会実験で明らかに 渡邉哲也さんの5分間ニュースクッキング

最低賃金を上げたらどうなる？隣の国の社会実験で明らかに
渡邉哲也さんの5分間ニュースクッキング

https://youtu.be/YwGO4z5kjoI



徳政令とは政府が借金を棒引きにしてしまう制度

この徳政令を発動するとどんな問題が起きるかというと、
借金を払わなくても良いのではないか？
真面目に払った人が損をするという制度になってしまって
モラルハザードという問題が起きてしまいます。

もう、借金を払わなくても良いという人が増えると
倫理観が破綻してしまいます。

今回の徳政令は生活困窮者
つまり生活に苦しい人達に対して、
元本の９５％
金額にして最大150万円近く迄借金を棒引きしてしまうというもの。

何故、この様な事が起きたかと言いますと、
韓国の場合、文在寅政権が
最低賃金を一気に引き上げるという政策をとりました。
この最低賃金を引上げるという事は
良い事の様に思われますが、
経済原則からすると、決して良い事ばかりではありません。
文在寅政権は2年間で最低賃金を３０％引上げてしまったワケです。
その結果、4200箇所のコンビニが倒産に陥り
何十万人という失業者が出てしまったんです。

最低賃金を引上げると、
経営が厳しい商店等は、ドンドンとリストラをすすめてしまいます。
その結果、大量の失業者が出て、
その人達が、更に借金を払えないという負の循環に入ってしまった。

そしてですね、韓国、家計の負債もかなりの額になってしまいまして、
今、2200万人近くの人達が、
ナント年率２０％以上の高金利でお金を借りている状態です。

韓国の人口は約5千万人という事ですので、
1千万人つまり韓国人の２～３人に1人が
年利２０％以上の高金利でお金を借りている状態なんです。


ここで徳政令をすると、どの様な事が起こるのかと言う事なんですねぇ。
そして最大の問題は、
韓国のこの経済状態に
回復する余地が無いという所に有るんだと思います。

所謂「高品位の商品」、品質の良い商品は、
日本に追いつけず、
逆に言うと、安価な商品は、中国がドンドン追い上げをしている

韓国経済というのは、これ迄、この間の商品
つまり
安くてほどほどに良い商品というモノを作ってきて
それが韓国経済の活力源だったワケですが、
ここの部分が壊滅しようとしているのが韓国の問題で、
そこで一気に社会主義的な政策をとってしまった為に、
所謂「資本主義」と「社会主義」の間の歪が
一気に噴出した形になっている訳です。

我が国日本でも「最低賃金を引上げろ！」ってやってる政党がありますが、
それを単純に最低賃金を引上げた場合、
どの様な事が起こるのかといえば、
低賃金層、所謂最低賃金で働いている
コンビニや商店で働いている人の大リストラが起きて、
経済の根幹が壊れていくという事になるんです。

ある意味、韓国というのは、
大きな社会実験の場で、
日本も最低賃金を無理矢理引上げたら
どの様な事になるかという事を証明しているのではないでしょうか。