ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

あの坂東忠信さんがNZが華為での5Gを却下した件を詳しく解説

2018-11-30 19:23:37 | 日記
あの坂東忠信さんがNZが華為での5Gを却下した件を詳しく解説 
おはよう寺ちゃん11月30日

https://youtu.be/q3FAZ0LjNF8

寺ちゃん:中国や韓国の通信技術は安全保障にリスクを及ぼすのか?
ニュージーランド政府が次世代通信規格5Gについて中国の通信機器大手のファーウェイの技術を使う計画を却下した事が分かりました。



ニュージーランド政府にファーウェイの技術を使った5Gの開発を提案していましたが、政府の通信保安当局から「ファーウェイの技術の使用は、国家安全保障に重大なリスクを及ぼす」とする通知を受け取ったという事なんですねぇ…重大なリスクを及ぼす…坂東さん、こちら教えて頂けますか?


任正非氏

坂東氏:ファーウェイという会社は元海軍解放軍情報関係のOBレン・ツェンフェイ(任正非/にんせいひ)という方が1988年に人民解放軍の仲間を6人とお金を持ち寄って20万元持ち寄って創設した企業ということで、人民解放軍の情報関係と繋がっている疑いが深いというところから、憂慮されて当然ではないかと。

こういった通信網というのは国を身体に喩えると、神経に該当しますので、危険を察知するとか、もし見えていないで神経がやられると、危険な所が楽しそうに見えたりですね、痛みが痛みではなく快感に変わって伝えられると、その人おかしくなっちゃいますよね。

それと同じで、国会も神経たる通信網がおかしくなっちゃうと、非常に危ないというところですから、憂慮して当然ではないかなと思います。


寺ちゃん:そうすると、ファーウェイが拡がります。そしてひとたび何かが起きた時、それを全部断線してしまうとかって事なんですか?


坂東氏:それと後、入力している文字列が全部抜かれたりですね、色んな心配な事があります。実際、これバックドアが見つかっておりまして、多分、私がここでお話していても、ファーウェイに訴えられる事はないと思うんですね。実際にあった話ですから。そういった事があるんで、今、通信網の確保っていうのは非常に大事だと思います。


寺ちゃん:すみません…バックドアってどういうモノなんですか?


坂東氏:これはですねぇ、そこにマルウェアといったものが入って、特定の時間になるとですね、本人が意図しない状態で、中味の情報が抜かれていく事がですね、こういう被害に遭った研究機関というのがあるんですけれども、研究機関は表に出さない。何故かというと、そんな事が表に出ると、そこに居るスポンサーがついているんで、それで研究機関は成り立っているんで、スポンサーが離れていっちゃうと。信用に関わるんです。だから、こういう事件が有ったとしても、絶対に表に出て来ないんです。そういう問題があります。


寺ちゃん:後は日本ではかなり浸透していますLINEの機能についても、坂東さんは心配されてると。これはどういう心配があるんでしょう?


坂東氏:それは最近、LINEの新サービスのビーコン調査というのが入ったと。これ、具体的に言いますと、LINEビーコンという機器を設置したエリア限定で、そこにアンケートを配信すると、そのエリア毎の状況が、どういう人が集まってるのかですとかね、何歳位の人が集まってんのか、何に関心があるのか、趣味趣向迄、エリア毎に特定されたり、情報をエリアごとに取ったりする事が出来ますね。

それとGPS機能が一緒に付いているワケですから、例えばですよ、安倍総理がLINEを使っている場合、今、総理が何処にいるのか、使っているのかどうかは知りませんよ、その情報が、韓国情報委員の方に伝わっている可能性があります。

それと安倍総理が行った場所に関して、どういった人が集まっているのかという事も。


寺ちゃん:安倍総理の周りの人もLINEをやっているとすればですか?


坂東氏:そうです。で、そういった事を把握されてくると、ネット社会だけではなくて、リアル社会の中でまで、把握されたら困るようなことまで把握されて…要人の現在地まで把握されてしまうという事は非常に危険であると。


寺ちゃん:筒抜けってことですか?


坂東氏:あと、エリア特定の情報を流してですね、本当に破壊活動をやるという事になった場合には、これパニックを作り出したりする事も出来るのではないかと。


寺ちゃん:こうした事を心配してか、ロシアが動いたそうですね。


坂東氏:そうですね。2017年の8月1日からロシアも国内でのLINEの使用がブロックされているという情報が入っておりますけれども。まぁロシアはロシアでカスペルスキーだとかですね、それも又、情報関係の人たちが立ち上げた会社であって、だからこそロシアは、その怖さを知っているとも言えます。


寺ちゃん:そもそもLINEを開発した人っていうのは、どういう人なんですか?



李海珍氏

坂東氏:韓国の諜報機関である大韓民国国家諜報委員、KCIAと言うんですけれども、その情報網を構築した李海珍(イヘジン)さんという方ですね。その親会社のビーバーっていう会社の創業者なんですね。ですから、諜報機関と繋がりのある人がやっているといった段階で、繋がりがある、無い方が不思議だと思っています。


寺ちゃん:となると、日本はどういった対策を採れば良いんでしょうか。


坂東氏:まぁ、使うなとは言いませんよ。便利なところも勿論有りますから。只、疑う余地があるという事を把握して使うこと。それから韓国はもう、反日姿勢を出しておりますので、こういった反日政府と関係の強い企業を使うのを、地方の公共事業等の入札から、例えば入札仕様書で排除すべき。それに関わる人たちの安全性の観点から、こういった会社の機器を使っている会社は通信上の防衛の観点から入札を拒否しますよってやっていかないと、アメリカが禁止したから日本もとかですねぇ、そんな事をやっていたら、独立国家として非常に情け無いと私は思います。


寺ちゃん:という事は、日本は日本独自で、何を怖がって、何に対処しなければいけないのかって考えなきゃいけないって事ですね。


坂東氏:自社の特許の権利ですとかね、地域住民の安全とかですね、個人情報の保護ですとかね、そういった事を考えると、こういった反日を明確にしている国との繋がりの深い企業がやっている通信機器というのは、注意して当然だと私は思います。


寺ちゃん:昨今言われているのはインテリジェンスって言って、これ情報戦なんですよね。ああいう所は各国の要人がどういった動きをしているのかといった情報が欲しいワケなんですよね。


坂東氏:要人の動きだけじゃなくて、要人が何が欲しいのか、何に反応するのかという事は、要人がどの端末を使っているのかを見ていけばだいたい出来るワケですからね。どういう会話をしているのかとかですよね。

ですから要人に限らず、公開していいところと公開しちゃいけないところは、キチンと守るといった主体的な動きが必要です。LINEにはOFF機能も有りませんしね。


 バックドア(ウィキペディアより)

本来はIDやパスワードを使って使用権を確認するコンピュータの機能を勝手に利用しようと、PC内に本人の知らない内に設ける通信接続機能の事で、設計・開発段階で忍ばせたり、或いは稼動中のPC内のセキュリティホールを使って送り込むソフトウェア(トロイの木馬と呼ばれる類の偽装ソフトウェア)で作ったりする。広義的には、その様に許可すべきではない通信や操作を受け入れてしまうセキュリティホールも含む。

尚、「ゾンビコンピュータ」とは、ウイルス感染によってバックドアが取り付けられたコンピュータの状態を言う。



井本勝幸氏が有本香さんの虎ノ門ニュースに久々登場11/29(木) 居島一平

2018-11-30 00:57:14 | 日記
井本勝幸氏が有本香さんの虎ノ門ニュースに久々登場11/29(木) 居島一平

https://youtu.be/1izhEomu-CM
一般社団法人 日本ミャンマー未来会議 代表理事の井本勝幸氏が有本香さんの虎ノ門ニュースに久々登場。1時間40分頃でしょうか…。凄い事になっている様です。ロヒンギャ問題が動き出しました。



バングラディッシュの有名な活動家のシェルパさん(?)を通じてロヒンギャの方々も住まいと職が定まれば、やっと幸せになれるとの考えの下、その為の人工島を造る話が本格的に動き出したようです。人工島には住まいだけではなく、企業誘致もするので、ロヒンギャたちは職も得ることが出来るので、安定した暮らしの展望が見えてきました。
それにしても井本氏はお1人で、ドンドンと夢みたいな話を現実化していっています。
もう、凄いとしか言い様がありません。

ロヒンギャは昨年だけでも75万人もバングラディッシュに逃げ込んでいらっしゃってたとか。国連などの国際社会は、彼らは元々ミャンマーに居たんだからという主張の下、ロヒンギャをミャンマーに返せと言って、ミャンマー政府に相当圧力を掛けています。

先週第1回目の本国帰還が開始されるという話だったんですが、当の難民達が帰りたくないという事で、年内はお流れだという話(状況)になっているんだそうです。

そんな中にあって、井本さんが以前から話していらっしゃった人工島をバングラディッシュの領海内の自然に出来た島を造成して、人が住める状態にして、しかも、それを難民キャンプにするのではなく、産業地域として、彼らに職業も提供しながら、つまり暮らしていける様にして、この問題の解決を図ってみてはどうかという案を井本さんが提案されてました。

そしたら、昨日、財務大臣から“いいアイデアだ”という事で、内部の調査機関に廻した。今後進展があると思うので近々バングラディッシュに来るように。どういう計画なのか、詳しい説明が欲しいと連絡があったそうです。

以前から、一時的に人工島に住まわせたらという案自体はあったそうで、でも現実問題として、今の自然に出来た島の侭だと、モンスーンの時期には水没する危険もあるし、まぁ、人が住める環境ではないだろうというのもあって、話が二転三転していたそうです。

バングラディッシュもミャンマーもゴミが一杯あるので、そのゴミを埋め立てに使ったら、両国共にキレイになる上、島の埋め立てにもなると。(ここで居島一平ちゃんと有本香さんから『夢の島ですね』という声があがりました。)



又、ミャンマーには死ぬほど山があって、井本さんは、その山に泣かされているので、山1個位潰して、埋め立てに持っていったらイイとも仰っていました。この件は井本さん曰く、きっとミャンマーは応援してくれるだろうと。

井本さんは、そういった計画をバングラディッシュ政府にお話し、バングラディッシュ政府が国際社会に、こういう解決策で臨みたい。ついては支援をして欲しいという形になるであろうという事です。



有本さん「元々、バングラディッシュの政府もミャンマーに返そうとしてましたよね。」

井本さん「そうですね。」

有本さん「じゃあ、政府の気持ちが変わったって事ですか?」

井本さん「そうですね。」

有本さん「で、自国の領内に新たな定住の地を造れば、そこにはそういう人たちに、是非、住んで下さいっていう、そういう気持ちなんですかね…」

井本さん「そうですね。で、そこは単なる収容所ではなくて、キチンと港を造るなりしてですね、キチンと産業地帯として生きていくと。自ら自活出来ると。」

有本さん「そうすると、どれ位の規模のモノなのか、チョッと想像がつかないんですけれども…ザックリと規模感っていうか、どれ位の面積になるのか。未だ分からないのでしょうか」

井本さん「今は未だ、非常に小さな島で、今のところ10万人位が限度だろうという話なんですが、要は、ドンドンと埋め立てして拡げていけばイイワケで…バングラディッシュ政府には、シンガポールみたいにしようよって言っているんです。」

有本さん「シンガポールは、ドンドン埋め立てて、領土が拡がっていますからねぇ。イイかどうかは別にしてですよ。あのぉ、1つ心配なのは、バングラディッシュも豊かな国ではありませんって言うか、貧しい国ですし、ミャンマーもそうですから、これには国際社会からの支援が要るし、それに埋め立ての技術なんかもですし。これには日本も協力する事になるかもしれませんが、国際社会の協力は得られるんですかね?」

井本さん「他に解決策は無いと思います。僕は前からミャンマーに帰るべきではないと言っていたんですが、現に彼ら自身が帰りたくないと。この状況では。だって帰ったら、又、まちがいなく喧嘩になりますんで。だったら、安全に帰せる所が良いですし」
有本さん「ミャンマーも受入に関しては、あまりイイ感じでは無いのは、私も感じていましたから。」

井本さん「いい感じでは無いどころか、大変な事になると思います。それを国際社会は、本当に最後迄、面倒をみるのか?僕はみきれないと思うんですね。

それから今難民として流れているのだけで70数万人でしょう。これを国際社会は国連は、あと何年やるのかですよね。永遠にやるんですか?彼ら永遠に帰らないでしょう。

その方が国際社会も疲弊してしまいますので。奇策と言えば奇策ですけれども、この辺でキチンとかたをつけた方が良い。

難民問題を解決する為にも、どっかの国が負担するというよりも、寧ろ経済圏を拡大する事によって、難民を救出して難民問題を解決する。ここはもう人類として、次の策を採る必要があると思うんですね。」

有本さん「新たな難民解決策ですね。仕事を更に増やして…。そのモデルを作るという事ですか?」

井本さん「そうです。言語的にも宗教的にも、ロヒンギャの方々はバングラディッシュに非常に近いですから。」

有本さん「どちらもベンガル系の方々…」

井本さん「そうです。全く違う言語、全く違う宗教というワケではないので、寧ろ親和性があると思います。そういうモデルが1つできたら、非常に良いというのが僕の考えです。」

有本さん「で、井本さんが、その活動に入っちゃうと、日本ミャンマー未来会議の方は、どうなっちゃうんですか?」

井本さん「えーえ、でもロヒンギャ問題だって、ミャンマーもかかってるじゃないですか!で、遺骨調査の方も順調なんですよ。場所をドンドンと特定しています。ご寄付を頂いて、皆様のお陰です。

ここ1ヶ月の間に、大きな野戦病院の跡地、埋葬地、大きな場所で2ヶ所特定出来ています。非常に水の多いところ、沼地だったので、今掘ると水しか出てこなかったので、もっと水の引く時期を見計らって発掘します。

先程言いました野戦病院の跡地はザガイン管区、所謂インパール作戦のあった地域なんですが、そこで2ヶ所特定しています。その他にですねぇ、それから発掘街道の終点の方、どっちかというとタイに近い所なんですが、そこの日本兵の個人の墓と思われる場所を地元の方々の協力を得て試掘を進めています。」

有本さん「そちらはそちらで地元の方々の協力を得て順調にいっているので、今度はバングラディッシュの方に触手を伸ばそうというところですね。」

井本さん「触手を伸ばしてって言うより、ロヒンギャでは、それ以外の方法は無いんじゃないですかっていうのを、以前から申し上げてきた事がやっといける様になって」


足立康史「おい!朝〇新聞いい加減にしろよ!」 朝〇 赤〇新聞をフルボッコ!NHKの利権を追及!日本維新の会 最新の面白い国会中継

2018-11-29 22:24:04 | 日記
足立康史「おい!朝〇新聞いい加減にしろよ!」 朝〇 赤〇新聞をフルボッコ!NHKの利権を追及!日本維新の会 最新の面白い国会中継

https://youtu.be/cuQSrmEVEWE


「世界で初めてゲノムを編集した赤ちゃんを誕生させた」中国・南方科技大学の賀建奎准教授が発表

2018-11-29 20:11:29 | 日記
Chinese researcher claims to have made 1st genetically edited babies

https://youtu.be/C7-_pKnCW-k



中国・南方科技大学の賀建奎准教授

寺ちゃん:中国の研究者がゲノム技術を使って人の受精卵の遺伝子を改変し双子が生まれたと主張している問題。香港で開催中の国際会議で本人が研究の経緯を発表しました。しかし会場からは批判的な意見が相次ぎました。

この研究者は男性だけがHIVウィルスに感染した7組を対象に研究を行って、体外受精で受精卵を作る際に、HIVに感染しにくい様に遺伝子を変えて、母体に戻して、うち1組に双子の女の子が誕生したと主張しています。ただ、双子の実在を示す証拠は明らかにしていません。

出産の真偽も不明の侭となっています。中国の研究者はHIV感染者は途上国ではまだまだ拡がっており、感染リスクが高いと研究意義を強調しました。安全・倫理両面の問題があって、批判が相次いでいます。



伊藤氏:中国は人権の感覚が違いますから、普通の人がおかしいと思うようなことでもドンドン研究されちゃうんでしょうね。


寺ちゃん:中国の国自体は「やっちゃ駄目」ってなっているんですよねぇ。でも罰則規定は無いと。今回中国のマスコミが発表していますけれども、中国当局も事態を重く見て色々と調べると言ってますねぇ。やっぱり国際的に足並みを揃えないと。でもこればっかりは何をどうやってるのか見えないですからねぇ。

中国以外は大丈夫かというと、一応、決まりはありますよね。日本はどうなのかというと、日本では少し遅れていまして、ゲノム編集した受精卵を子宮に戻すのは禁止するという指針が来年4月から施行されるとの事です。

他の国では、こういうのはもう少し進んでいる様ですね。取り決めを早くルール作りをしているという意味です。技術的なモノと倫理的な問題が残りますね。もっと言ってしまえば、人間が神の領域にどこまで踏み込んでも良いのかという事ですよね。


伊藤氏:日本の議論が遅れてるんだと思います。海外ではもっと進んでいてオペなんかもやってるのに、日本は後手後手にまわっている状態で、それでそれを待っている人たちも文句が出たり、不満を言ったりするのは、そういう事なんですね。何故か日本は新しい事に変えるのに遅い。


寺ちゃん:石橋を叩いて渡るというのもイイですが、結局渡らないって事になったりしますからね。勿論これが人類にとっても、もの凄く良い結果を残すのを祈るばかりです。



と、おはよう寺ちゃんの会話は以上ですが、少し知りたいとネットをググッてその映像や関連記事をabcやBBC、NHKのサイトで探してきました。



中国・南方科技大学の賀建奎准教授は、世界で初めてゲノムを編集した赤ちゃんを作り出したと主張し、世界に衝撃を与えた。香港の国際会議に出席した賀氏は28日、自分の研究の正当性を主張した。

香港大学で開かれたヒトゲノム編集国際会議で発言した賀准教授は、HIV(エイズウイルス)に感染しないよう遺伝情報を書き換えた双子の女の子が産まれたと主張して以降、初めて公の場に現れ、自分の研究成果を「誇りに思う」と述べた。

ゲノム編集の技術を使ったという研究内容は、他の研究者の査読による検証がされていない。

多くの研究者は賀准教授の主張を非難している。准教授が主張するような遺伝子編集は、中国を含めてほとんどの国で禁止されている。

深圳市にある南方科技大学は、賀准教授の研究内容を把握しておらず、内容について調査を開始すると発表。准教授は今年2月以来、無給休暇中だったという。

准教授も、自分の研究は大学の関知するところではなく、研究資金は自分で賄ったと説明している。

発表後に初めて公の場で発言した准教授は、「ルル」と「ナナ」と呼ばれる双子が「正常かつ健康」に生まれたと明らかにした。今後18カ月の間、双子の成長経過を観察し続ける方針という。

准教授はさらに、研究論文は査読のため学術誌に提出済みだと述べたが、どの学術誌かは明らかにしなかった。

遺伝子編集をした受精卵による「妊娠の可能性がさらにもう1件」、初期段階にあるとも明らかにした。

その一方で、自分の研究内容が「予想しない形で外部に漏れた」ことを謝罪し、「現状をかんがみ臨床試験は中断している」と話した。

国際会議を取材したロビン・ブライアント記者によると、賀氏の発表を聞いた複数の専門家は、その主張を信じると話していた。ただし、准教授は会議の場でも研究内容の詳細は明らかにしなかったため、検証のしようがないのが大きな問題だという。

何が問題なのか
賀准教授が使ったと主張する遺伝子編集技術「CRISPR(クリスパー)」は2012年に発明されたもので、科学の世界では新しいものではない。



「分子のはさみ」を使って、ゲノム上の特定の箇所を任意に削除したり置き換えたり、修正することができる技術で、一部の深刻な難病治療にすでに活用されている。

理論的には、受精卵のDNA情報を一部削除したり改変したりすることで、遺伝で伝達される重病を予防できる。

しかし、受精卵のゲノム編集について、科学界は深刻に懸念している。編集は直接生まれる子供だけでなく、未来の子孫にも影響する可能性があるからだ。

賀准教授の主張について、中国の科学者数百人がソーシャルメディアで非難声明に署名し、自分たちは「断固として」反対すると表明した。

新技術の倫理に詳しい英オックスフォード大学のジュリアン・サヴレスキュ教授(哲学)は、「もし本当なら、とんでもない実験だ。遺伝子編集そのものがまだ実験的段階にあり、人生の初期や後期に遺伝的な問題が生じたり、がんが発生したりと、予想しない突然変異の問題がまだつきまとっている」と批判する。

「健康で正常な子供を、具体的で必要なメリットのないまま、遺伝子編集のリスクにさらす研究だ」

英国を含め多くの国では、生殖補助手段としての受精卵ゲノム編集を法律で禁止している。



体外受精胚(受精卵)を使った編集技術の研究は認められているが、研究後はただちに廃棄する義務がある。赤ちゃん誕生に使ってはならない。

中国科学技術部の徐南平副部長は国営メディアに対し、賀準教授の実験は中国の法律で禁止されていると述べた。中国では体外受精による受精卵を使ったヒト胚研究は、受精後14日以内の利用しか認められていないという。


技術的な課題は、ヒトの受精卵に応用するためには、極めて高い精度が必要で、現時点では意図しない遺伝子の改変が起きてしまうおそれがあるのです。
そのため、生まれてくる子どもの健康に悪い影響が及ぶ懸念があります。

倫理面では、受精卵の遺伝子を改変すると、その改変は次の子どもにも受け継がれ、世代を超えて影響し続けることが問題とされています。

何世代も後に環境や社会情勢が変化する中で遺伝子の改変がどのように影響するのか予測することはできないのが現状です。(NHKニュースサイトより)