ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

20190313 誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】後半

2019-03-14 18:25:58 | 日記
20190313 誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】後半

https://youtu.be/Cg9yIey0zfk

前半からのつづき 
前半はこちら誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】前半



そこでブレグジットの後に、イギリスとEUとの離脱の移行期間が設けられているんです。3月の29日が実際のブレグジットの日ですが、3月29日以降、翌年の12月末迄。2年弱ですね。22ヶ月。この期間が移行期間なんです。この移行期間の間に、イギリスとEUの新たな正式な案を作りましょう。これが決まっているんですが、しかし現実的な見通しでいくと、こんな2年弱の間に具体的な案が出来るとは思えない訳です。

そうするとどうなるか?この移行期間が終ってしまいます。そうなると、やっぱりこの北アイルランドとアイルランドとの間に国境が出来てしまう。そうするとやっぱりテロが起きるのかという事が心配されているので、そこで出てきたのが、Back Stopという、言うなれば緊急一時避難策です。

仮に2020年末迄の移行期間を過ぎても、イギリスとEUの間に新たな協定案が出来てなかったとしても、北アイルランドとアイルランドの国境は自由に行き来出来る様にしましょう…これをBack Stopというんですね。説明が随分長くなってしまいましたが、、このBack Stopが問題なんです。

このBack Stopはイイんですが、こうすれば爆弾テロは起きないんで、Back Stopは有った方がイイと思えるんですが、その代わり、Back Stopをやっている間は、イギリスはそのまま、事実上EUに残る事になります。EUに残ってEUのルールに従えというのがメイ首相とEUが取り決めた離脱案なんです。

これにイギリスの下院議員の多くが反対しているんですね。特にEU離脱派の保守系の議員が反対しています。



何故かというとこのBack Stop、確かにイギリスとEUとの間に具体的な協定が決まる迄はイイかもしれないけれども、EUはイギリスと本当はそんな協定を結ぶ気は無いんんじゃないかと、なんだかんだ文句をつけて、具体的な合意をしない。それで何年も何年も続いていく。そしたらどうなるか?イギリスは永遠にEUの中に留まらなければならない。つまりブレグジットといっても、実際、ブレグジットは実現しないんです。

そういう内容が、そういう懸念が、メイ首相の合意案には含まれているという風に思われているんですね。メイ首相は勿論、そんな事は無いと言っています。あくまでもこのBack Stopは一時的なモノであって、もし何年掛かっても合意案が出来なければ、イギリスがこのBack Stopを止めたいと言ったら止められるという風に言っているんですが、そんな保証は無いじゃないかという風に議会は思っているワケです。


まぁ複雑な話で、何とも言えないんですけど、もう、複雑な処は置いといて、ここで大きな問題は、先ほどの国家主権です。イギリスが一度失ってしまった国家主権、これを取り戻そうとしているブレグジット。そのブレグジットを本当に実現する為には、これ程大変なんですね。ですので、国家主権というのは如何に大切であるのかという教訓を国際社会に教えてくれています。

実はEUの他の国々でもイギリスと同じ様に、もう一度国家主権を取り戻したいと思って居る国が沢山有るんですね。そう思っている政党が沢山有る訳です。ですから、このブレグジットが本当に成就したら、その後、多くの国がEUから抜けていくでしょう。そして最終的にはEUは解体されると私は思っているんですが、この国家主権の大切さというのを我々日本人は、このEUで起きてる事、イギリスで起きてる事から学んだ方がイイですねぇ。

今、日本もこのグローバリズムの方向に行っています。周回遅れで行っています。外国人の労働者が何十万人も…これから沢山入ってくるワケですね。それで確実に起きる事は日本人の賃金が下がります。これがグローバリズムの問題なんです。今、必要なのは、矢張り賃金を上げる事なんですね。

トランプ大統領は何に成功しているか?それは外国から入ってくる労働者を制限する事によって、アメリカ人の賃金を上げる事にしているワケです。ここがトランプの最大の成功のポイントなんですね。これと全く同じ事を、イギリスが今やろうとしている。しかし、その逆の事を日本がやろうとしている。この事を私たち日本人は気付いておくべきだと思います。

   

この後、イギリス時間の3月13日、イギリスの下院議会によって、又、否決されました。皆、合意なき離脱が良いとは思っていません。現地時間3月14日、その次の採決があります。それは、離脱を延期するのかどうか採決が行われます。又、その延期が半年なのか、1年なのか、それとも2年なのかこれは未だ分かりません。多分延期せざるを得ないのではないでしょうか。それが多分承認されるでしょう。

もしかしたら、メイ首相の解任だとか、メイ首相の辞任だとか、それとも解散総選挙なのか、今色んな噂が出ていて混乱しています。しかしこの後どうなるかを私たち日本人もシッカリと見ておいた方が良いと思いますので、又、このチャンネルでご報告したいと思います。



もう1度前半を見てみる
誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】前半

20190313 誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】前半

2019-03-14 18:20:55 | 日記
20190313 誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】前半

https://youtu.be/Cg9yIey0zfk






じゃあ、そもそもブレグジットって何なのと、一体何がブレグジットなのかという原点に返ってみたいと思います。

ブレグジットというのはEUという枠組みの中にイギリスが入っている事によって、とっても困った事があった訳です。それが外国人移民です。この外国人移民がEUの他の

国から沢山入ってくる事によって、イギリス人の職場が奪われ、そして外国人移民は賃金が安いので、イギリス人全体の平均賃金が下がったんです。結局、多くの労働者の給料が安くなった。これがEUによって起きたデメリットだった訳です。

イギリス人にとってEUの問題は給料が下がるという事です。じゃぁ、外国人の移民を制限すれば良いんだという風に思うんですが、これが出来なかったんですね。それは何故か、イギリスがEUに入っているからなんです。移民等人の出入りをコントロールしているのは、イギリス政府ではなく、EU委員会です。

この時イギリスの国民はハタと気付いた訳です。イギリスは既に、自分の国の事を自分で決められなくなっているという事に。これ、何かというと、国家主権を失っていたんです。主権をEUという国家よりももっと上の組織に譲ってたんですねぇ。

その事にイギリス国民はズーッと気付いていなかったんです。という事はですね、ブレグジットとは一体何か。イギリスがEUに譲ってしまった国家主権を取り戻す事なんです。

この国家主権と言う観点から見ると、EUとは何か?EUとはグローバリズムの組織な訳です。グローバリズムの組織っていうのは、独立した国家より更に上にある組織で、国家主権の上にあるんです。

ですから、ブレグジットというのは反グローバリズムなんですね。反グローバリズムであり、国家主権の奪還です。

で…何でこんな話をしているかというと、これは他人事では無いんですね。私たち日本にも関係しています。日本も今、実は同じ状況にあるワケなんです。只、違うのは、多くの友人が未だその事に気付いてないという事です。

イギリスでいうと、ブレグジットの前、多くのイギリス人が気付いていなかったのと同じです。

さて、昨日の話に戻ります。昨日、メイ首相の修正案が否決されました。何故、何度も何度も否決されるのか。一体何がそんなに問題になっているのか。このブレグジット最大の原因は、北アイルランド問題です。

この北アイルランド問題とは何か?この北アイルランドは、イギリスに所属するべきなのか、アイルランドに所属するべきなのか、ズーッと争っていました。それも武力で。この争いは60年代から90年代末迄続いていました。

90年代の前半、実は私はイギリスに住んでいました。イギリスはロンドンの金融街、シティという所で、イギリスの金融機関に勤めていました。その頃、ホント、この北アイルランド問題でロンドンを中心に武装組織がテロをやっていました。爆弾テロをやっていたんですね。この爆弾テロを何度も見ました。この時の記憶っていうのは、イギリス人に強くあります。特に北アイルランドの人たちにとっては。

イギリスに所属すべきなのかアイルランドに帰属すべきなのか、この問題で爆弾テロにあった人達は今でも北アイルランドに沢山居ます。3千数百名の人達が命を失っているんですが、命だけじゃなくて、腕を失ったり、足をうしなったりしている人達も沢山居ます。

その時の傷跡が今でも残っているので、今回のブレグジットによって、又再び、あの武装闘争が再燃するのではないかという恐れがあるんです。

実はこの闘争はですね、90年代の末、98年だったと思いますけど、和平が成立して、今は平和なんです。そしてイギリスもアイルランドもEUに所属していますので、国境がありません。

国境がありませんので、この地域の人々は自由に行き来出来るという生活になっている訳ですが、しかし3年前、ブレグジットが決まって、イギリスがEUから離脱する事になるという事は、ここに国境が出来る訳です。

この国境が出来ると何が起こるかというと、イギリスとアイルランドの間、詳しく言うとイギリスに属している北アイルランドとアイルランドの間に国境が出来て、そこで関税が掛かる訳です。この関税を掛ける為に税関検閲所というのを造らなければならないワケですね。

しかし、これをイギリス側もEU側もやりたくないんですね。これをやってしまったら、再びあの闘争が起きるかもしれない。それを避ける為に、EUとイギリスの間では、目に見える国境は作らない事にしようという風に合意しています。国境なし。

しかしですねぇ、実際には、イギリスがEUから離脱した後、イギリスとEUがどういう関係になるか、これをハッキリ決めなければなりません。新たなイギリスとEUとの間の協定を作らないといけないんですね。この協定を作る為には、もの凄く時間が掛かります。


後半に続く誰でもわかる!ブレグジット【及川幸久】後半




気持ちが先行して出ちゃった「大企業景況感」これで消費増税?有り得ない!! Cozy Up by 高橋洋一先生 3月13日(H.31年)

2019-03-14 00:09:56 | 日記
気持ちが先行して出ちゃった「大企業景況感」これで消費増税?有り得ない!!
Cozy Up by 高橋洋一先生 3月13日(H.31年)

https://youtu.be/dgqt7W4j2XQ

今日の飯田浩司のOK!Cozy Up!のキーワードは「大企業景況感」でした。この言葉から諸事情が読み解けます。
景気判断も政府の気持ちが先行して出ちゃったかも?! これで消費増税?有り得ないという高橋洋一先生のお話です。




飯田氏:大企業景況感 財務省と内閣府が昨日、法人企業景気予測調査を発表しました。今年1月~3月にかけての大企業の景況感を示す指数が全産業でマイナス1.7となりました。マイナスとなるのは3四半期ぶりとなります。
法人企業景気予測調査、1万5,600社あまりが対象で、3ヵ月ごとの実施ということですけれども、足元の経済という事ですね。


これポイントは法人企業調査は財務省がやってるんですよ。財務省が持っている統計なんて、関税位しかない。勿論、税金なんかは有るんですけどね。経済の話は珍しくって、財務省がやっているから面白くって、これは「財務省のお宅の景気判断でしょう」と言えるんですよ。

最近は内閣府と一緒になって…これを使いながら、最終的には企業の動向とかGDP統計などで数値として使っている。けっこう重要な統計です。実際でも景気を見るときには内閣府の景気動向指数を見ます。

それで「上がった、下がった」とやっている。ここ3ヵ月ずっとマイナスなので、これは完全に下方修正ですね。

でも、そもそも景気動向指数の調査は怪しいと言えば怪しいワケ。その前にいま景気はどうかと言うと、これは景気動向指数の調査以外に月例経済報告という閣議にかけるものがあって、それでは「景気はずっと拡大しています」と言っているのですよ。


そうですよね。


何と「安倍政権最初からずっと拡大しています」と言っている。


消費増税も影響は軽微だったのですよね。


軽微と言うか、私持っているけど、いつもこうやって書いてて、これチョッと醜いかもしんないけどね。ここが消費増税。ピッと下がってっでしょ。本当はものすごく下がっているのに「拡大している」と言い続けていたから、私なんか「消費増税の後に3年間下がり続けた」と言い続けているわけです。だからね、これで消費増税の影響はなくて、「安倍政権はズ~ッと景気拡大している」なんて、数字をどう見てもあり得ない。


どう考えたってそれはおかしい。


誰が見たってこれは有り得ない。


あの増税後も、「2ヵ月は後退したけれど3ヵ月は後退しないから、これは景気が拡大し続けている」と。


それはよくわからないですね。3年間ズーッと下がり続けたからね。でも、景気後退って言ってないからね。今でも言わない可能性があるってレベルなワケ。だから、この景気動向指数を見ると上がったり下がったりしてて、確かに安倍政権出来てから、消費増税まで上がってます。

その後3年間下がって、で、又、3年間上がっているっていう話。上がってるんだけど、去年の10月以降、又、下がっているって話なんですよ。だから、こうやって数字見てると、景気判断なんて結構、適当にやってるなっていうのが数字見てたら分かると思いますよ。

政府の気持ちを言っているだけなので、データとしては違うと思います。


そうすると、でもこの気持ちの部分が先行して出てきちゃうと、政策判断を誤りますよね。


だから、こんなときに「景気がいい」なんて言っても、この法人企業統計でも悪いと出ているわけです。アンケート調査で「どうですか」って聞くと、「自分の会社は良くない」と皆言っている。財務省はその事知ってる筈でしょ。数字は嘘をつかないですよ。政府の役人は嘘をつくかもしれないけれど。


気持ちの部分では。


気持ちの…あと閣僚会議でね。「気持ちは拡大してる」って言ってっかもしれないけど、数字は嘘つかないから、そうすると、これで消費増税なんてね。普通考えたら出来ないですよ。


その上、きょうの7時冒頭のニュース、イギリスのEU離脱。


そう。離脱はリーマンショック級になり得ますよ。そして後、中国もあるし。


中国の景気の減速がどうなのかと。


ひどいモンですよ。多分ゼロ成長ですよ。6%というのは真っ赤な嘘で、あちらの統計偽装はすごいですよね。5%なんか平気で動かしますからね。

だからそれは、ゼロ成長かマイナスだと思いますよ。そしてリーマンショック級。

イギリスEU離脱に中国。日本はそこに影響を受けますね。

そして、そんな話で10月の消費増税なんてとんでもないって議論になる筈ですよ。4月以降そうなりますよ。ならない筈がないです。

で、別に海外要因だけではなく、国内要因で実は景気が下がってるワケ。去年の10月から下がっていると言うんですけど、その兆候は、その前の2017年の末にあるワケ。

それは2016年の9月にYCCと言って金融引き締めをしたから。その結果が出ると私は予測してたんだけど、その通り。


なるほど。金融政策を引き締めると、悪くなるのが半年後とか。


1年。1年位先です。だから1年位して見事に悪くなった。悪くなっていて、いまダメ押し的に悪くなっている。


ダメ押し的に悪く?


これでリーマンショック級が起こると、坂道を下っている時に後ろから押されたって事になって、真っ逆さまというパターンです。