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映画音楽史(199) 『太陽は傷だらけ』 1963年公開

2014-08-06 00:23:45 | 映画音楽



『太陽は傷だらけ』 Les Grands Chemins (仏) 1963年制作
監督 クリスチャン・マルカン
総監督 ロジェ・ヴァディム
音楽 ミシェル・マーニュ
主演 サミュエル … ロベール・オッセン
    フランシス … レナート・サルヴァトーレ
    アンナ … アヌーク・エーメ
主題歌 『太陽は傷だらけ』 ( Les Grands Chemins ) 演奏・サウンドトラック

ジャン・ジオノの小説をもとに俳優のクリスチャン・マルカンがロジェ・ヴァディムの協力を得て初監督した作品で
フランス南部の高原地帯を背景にした西部劇を思わせる設定は後のマカロニ・ウエスタンに多大な影響を与えた。
自動車の運送屋フランシスは、商品であるジープの陸送をしていたが車が故障して田舎の村に足止めをくらう。
そこでフランシスは未亡人のアンナと知り合い愛し合うようになる。またギターを背負ったイカサマカード賭博師の
サミュエルとも知り合った。流れ者のサミュエルは三人の村男とカード博打をしていたが得意のイカサマがバレて
両手をドアに挟まれる仕打ちにあう。サミュエルはフランシスやアンナに看病してもらったが両手は以前のように
動かなくなってしまった。復讐に燃えるサミュエルは三人の村男を殺害して山中に逃げるが、警官隊と共に追って
きたフランシスの猟銃によって射たれる。サミュエルはニヒルな笑みを浮かべながら息絶える。

主題歌の『太陽は傷だらけ』はミシェル・マーニュの作曲で、サウンドトラックはロベール・モノー楽団によるものです。
またヌーベル・マリーエ楽団のレコードも名演奏でした。

↓はサウンドトラック盤の『太陽は傷だらけ』 YOUTUBEより




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