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映画音楽史(198) 『女と男のいる舗道』 1963年公開

2014-08-05 14:25:42 | 映画音楽



『女と男のいる舗道』 Vivre Sa Vie (仏) 1962年制作
監督 ジャン・リュク・ゴダール
音楽 ミシェル・ルグラン
主演 ナナ … アンナ・カリーナ
    ラウル … サディ・ルボット
    イヴェット … ギレーヌ・シュランベルゲル
    ポール … アンドレ・ラバルト
主題歌 『女と男のいる舗道』 ( Vivre Sa Vie ) 演奏・サウンドトラック

一人の女性の人生の転落による何とも無意味な死を描いたゴダール監督のヌーヴェルヴァーグ異色作品。
女優になるのが夢でレコード店に勤めるナナは下宿代が払えなくなって見知らぬ男と一夜を過ごして現金を得る。
やがてナナはシャンゼリゼの街角に立つ女になり、そんなナナにラウルという売春婦を束ねるヤクザがついた。
しかし、ナナがそんな世界から足を洗おうとしているのを察したラウルはナナを他の業者に売り飛ばそうとする。
その取引が金銭でもつれてやくざ同士が突然発砲しあう。ナナはその流れ弾に当たって冷たい舗道に倒れる。

ロックンロール風の主題歌『女と男のいる舗道』はミシェル・ルグランの作曲によるもので、サウンドトラックの
演奏も彼の楽団によるものです。映画ではビリヤード場でナナがジュークボックスから流れる音楽に合わせて
踊るシーンで使われています。レコードとしてはロジェ・フランス楽団の演奏したものがリリースされています。

↓はサウンドトラックによる『女と男のいる舗道』 YOUTUBEより



↓はロジェ・フランス楽団の『女と男のいる舗道』 YOUTUBEより





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
当時ラジオから流れていたのは、 (オンリー・ザ・ロンリー)
2014-08-05 15:44:26
ロジェ・フランス楽団と言うのですか、
そちらの方がサントラ盤より多かった
ような。一瞬、止まったかのような
曲調でした。

おや、お隣はマリナ・ブラディの
「女王蜂」とは!!。どんな曲で
したか?記憶ないです。
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オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2014-08-06 00:19:41
ロジェ・フランスの演奏はインパクトがありました。
ただ、後日のレコードはこの音源で
ロベール・モノー楽団としてリリースされています。
何かの間違いではないかと思われますが
真相はわかりません。

女王蜂は来週あたりにUPする予定です。
お聞きになればお分かりになるかと思います。
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