港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

映画音楽史(338) 『駅馬車』 1940年公開

2015-01-16 12:00:58 | 映画音楽



『駅馬車』  Stagecoach (米) 1939年制作
監督 ジョン・フォード
音楽 ボリス・モロス
主演 リンゴー・キッド … ジョン・ウェイン
    ダラス … クレア・トレヴァー
    ブーン … トーマス・ミッチェル
    カーリー・ウィルコックス … ジョージ・バンクロフト
    バック … アンディ・デヴァイン
    ハットフィールド … ジョン・キャラダイン
主題歌 『淋しい草原に埋めてくれるな』 ( Bury Me Not on the Lone Prairie ) 演奏・サウンド・トラック

個性群の配置による明確な古典方式にのっとつた脚本構成とダイナミックな映像により、駅馬車に乗り合わせた乗客たちの様々な
人生を描いた詩情豊かなジョン・フォードの西部劇の代表作で、原作はアーネスト・ヘイコックスの雑誌連載小説。
1885年、アリゾナのトント・シティからニューメキシコのローズバーグまで九人の乗客を乗せた箱馬車が未開の荒野を進んでいく。
乗客は守備隊の夫を訪ねる若妻、賭博師、酒商人、飲んだくれの医者、酒場女のダラスたちで、途中から脱獄犯のリンゴ―が
乗り合わせてくる。しかしアパッチ・ウェルズに到着後にインデアンの襲来を受けた。リンゴ―の決死の活躍でインデアンの襲撃を
かわし、守護隊によって馬車は救われて何とかローズバーグに到着する。そこでリンゴ―は父と弟を殺してその罪を押し付けた
ブラマー兄弟と三対一の決闘に臨み、仇を討ってダラスとともに新天地に旅立つ。

主題歌の『淋しい草原に埋めてくれるな』はアメリカの古い民謡で、これをリチャード・ヘイジンマンがアレンジしたものですが
一般的には『駅馬車のテーマ』で通っています。
映画では馭者のバックの掛け声とともに駅馬車が荒野に走り出すシーンで使われていました。
1962年にリヴァイヴァル上映された時にはラルフ・ハンター楽団の演奏で再ヒットしました。

↓は『駅馬車のテーマ』 YOUTUBEより






最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
演奏、ダイナミックですね~! (オンリー・ザ・ロンリー)
2015-01-17 09:11:33
まるで映画を観ているようで。
ただ、スタンリー・ブラックと
ロンドン・フェスティバル・オーケストラ
のようです。
返信する
YouTube投稿者が (オンリー・ザ・ロンリー)
2015-01-17 13:29:02
マックス・スタイナーだと勘違いして
いるような。
僕の知る限りではスタイナーは
むしろ哀愁を帯びた曲調が得意
だったと思います。
返信する
オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2015-01-17 17:30:50
ご助言、ありがとうございます。

この曲については映画における約1分ほどのサントラと
ウエスタン調のラルフ・ハンター楽団しか聞いていませんので
こんなに壮大な演奏は初耳でした。
サントラ場面やラルフ・ハンター楽団がYOUTUBEに
ありませんでしたので、この動画をUPした次第です。

情報ありがとうございました。

返信する