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1965年 『霧のカレリア』スプートニクス と 『哀愁のカレリヤ』フィーネーズ

2015-08-03 09:00:01 | 続・60年代ポップス変遷史

1965年 『霧のカレリア』 スプートニクス

”Karelia” The Spotnicks




エレキ・バンドとしてはアメリカではベンチャーズがダントツの存在となりましたが、ヨーロッパを代表するバンドは
イギリスのシャドウズとスエーデンのスプートニクスなのかもしれません。
スプートニクスはリード・ギターのボー・ウインバーグを中心とした5人組で、北欧らしい透明感のあるサウンドが
特徴です。ここにいうカレリアとはロシアの西部地区で本来フィンランドの領土であった地域のことです。この曲に
ロシア民謡の『トロイカ』のアレンジがインサートされていることは何かの暗示なのかもしれません。

↓はスプートニクスの『霧のカレリア』 YOUTUBEより




1965年 『哀愁のカレリヤ』 フィーネーズ

”Ajomies” The Feenades



『霧のカレリア』よりも先に耳にしたのが『哀愁のカレリヤ』でした。こちらはスプートニクスが『霧のカレリア』を
リリースする以前に、スプートニクスのリーダーであるボー・ウインバーグがフィンランドでメンバーを集めて
フィーネーズを結成しレコーディングしたものです。楽曲としては『霧のカレリア』と同一ですね。

↓はフィーネーズの『哀愁のカレリヤ』 YOUTUBEより


いずれにしても、この曲はエレキ・ギターの初心者用の入門曲としてド素人でも簡易に演奏できましたので、これを
踏み台にエレキに参入した人も多いかと思われます。





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2 コメント

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おあつうございます (オンリー・ザ・ロンリー)
2015-08-03 14:51:48
参考になります、ありがとうございます。
エレキなれどどことなく「哀しみ」を感じます。
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オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2015-08-04 08:44:00
おはようございます。
同じエレキでもヘビメタとはこんなにも違うのですね。
後日にアップ予定のシャドウズの『春がいっぱい』
は他の管弦楽器と調和して聞きごたえのある演奏でした。
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