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60年代ポップス変遷史 1961年10月

2014-12-13 02:16:38 | 60年代ポップス変遷史

1961年10月にはこんな曲が流行していました。

コーヒー・ルンバ ウーゴ・ブランコ楽団
悲しき街角 デル・シャノン
峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団
小さい悪魔 ニール・セダカ
黒い傷あとのブルース アンリ・ド・パリ楽団
悲しき足音 スティーヴ・ローレンス
トラベリン・マン リッキー・ネルソン
九月になれば ボビー・ダーリン楽団
栄光への脱出 パット・ブーン
⑫太陽の誘惑 ニコ・フィデンコ


『峠の幌馬車』の馬力が弱まって今度は『コーヒー・ルンバ』が9週間連続トップ独走となります。
8位にはスティーヴ・ローレンスの『悲しき足音』がベストテンに初登場しました。
スティーヴ・ローレンスはイーディー・ゴーメと おしどり夫婦歌手として有名ですが、彼自身の
ベストテン級のヒット曲は残念ながらこの曲の他には見当たりません。

この月も映画音楽は不作で辛うじて⑩~⑫にランクされるにとどまりました。
グレラン今週のベストテンにおいて『太陽の誘惑』はニコ・フィデンコの歌唱、次いでファウスト・パペッティ楽団
の演奏とかなり力を入れていましたが大ヒットにはなりませんでした。


↓はニコ・フィデンコの『太陽の誘惑』 YOUTUBEより



ベストテン入りはしませんでしたが、ディック・チャールスワース楽団の『青い灯影のブルース』、
ブレンダ・リーの『ダムダム』、ホリリッジ・ストリングスの『ルーシーのテーマ』、などもこの頃のヒット曲でした。
(『青い灯影のブルース』はYOUTUBEから削除されてリンクできません)