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映画音楽史(302) 『明日に向かって撃て!』 1970年公開

2014-12-05 00:37:31 | 映画音楽



『明日に向って撃て!』 Butch Cassidy and The Sundance Kid (米) 1969年制作
監督 ジョージ・ロイ・ヒル
音楽 バート・バカラック
主演 ブッチ・キャシディ … ポール・ニューマン
    サンダンス・キッド … ロバート・レッドフォード
    エッタ・プレイス … キャサリン・ロス
主題歌 『雨に濡れても』 ( Raindrops Keep Fallin' On My Head ) 唄・B・J・トーマス

1890年代にアメリカ西部から南米にかけて暴れまわった二人組の強盗を新鮮な手法で描いた活劇ドラマ。
繊細な神経の持ち主のブッチと早撃ちのサンダンスはパン・パシフィック鉄道を標的にした列車強盗を企てる。この計画は何とか
成功したが警官隊に追われた二人は山を越えてようやくサンダンスの恋人のエッタの家に逃げ込む。そこで二人はアメリカから
脱出、資源豊かなボリヴィアに向かい、スペイン語の話せるエッタもこれに加わった。ここで一攫千金を狙おうとしたものの現実の
ボリヴィアは貧しく、夢破れて二人組は再び強盗を働く。大金を手にしてエッタをアメリカに帰したものの二人は警官隊に追われて
逃げ回った。しかし軍隊まで出動する事態になって万事休す、一斉射撃の銃弾の中に飛び出して若い命を散らす。

主題歌の『雨に濡れても』はハル・デヴィッド作詞、バート・バカラック作曲によるものです。バカラックはタイトルバックの
ピアノ・ソロ、ボリヴィア山中での女性スキャット、ラストシーンのワルツなど今までの西部劇にない音楽を提供しています。
主題歌はブッチとエッタが自転車を乗り回すシーンで流れていました。

Raindrops keep fallin' on my head
And just like the guy whose feet are too big for his bed
Nothin' seems to fit
Those raindrops are fallin' on my head, they keep fallin'

↓はB・J・トーマスの『雨に濡れても』 YOUTUBEより