【 日 時 】 2015年1月24日(土)
麻生区少年野球3年生以下の戦手にとっての一番のイベントといえばやはりティーボール大会。
夏・冬に開かれるその大会前に西生田さんから合同練習試合に招待されたのはもう5年前。
それから毎年2回、千代ヶ丘は今回まで皆勤賞。
当初は3チームで始めたこのイベントは今や「荻原杯」と姿を変え、一大イベントに様変わり。
やや小ぶりながらズシッと重量感のあるそのカップ、それを手にした初代チャンピオンは
金程千代ヶ丘合同チーム。大会も今回で3回目。
今回は9チーム参加までに大きくなり、調整池だけでは追いつかず、今回は西生田小と
王禅寺中央小の2つに分かれ、決勝戦とOP決勝戦を西生田で行うという、なんだか高校サッカー
の「いざ国立(競技場)へ」みたいな感じでスケールの大きい大会となりました。
参加チーム及び西生田ブロックの組み合わせは以下の通り。
【西生田小ブロック】
千代ヶ丘:不戦勝
西生田vs百合ヶ丘
金程vs王禅寺B
【王禅寺中央小ブロック】
王禅寺、片平、下麻岡、若葉
【先発メンバー(全試合固定)】
打順 | 守備位置 | 名 前 | 交 代 |
---|---|---|---|
1 |
ショート |
ハヤセ |
|
2 | ライト | リュウノスケ | |
3 | ファースト | リョウマ |
|
4 | サード |
リンタロウ |
|
5 | ピッチャー | トモヒロ |
|
6 | セカンド | アキラ | |
7 | レフト | シンタロウ | |
8 | センター |
マサキ |
|
9 | キャッチャー |
タイキ |
10 ヒロユキ
11 アリサ
12 ミク
<初戦不戦勝>
<第1試合 百合ヶ丘ペッカーズ>
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
||
百合ヶ丘 ペッカーズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
0 | |
千代ヶ丘 チャレンジャーズ |
3 |
6 |
1 |
5 |
× |
|
15 |
ともにこのイベントを初回から一緒に盛り上げてくれてる百合ヶ丘。夏の大会は
7-7と引き分けでした。
この試合は内野手が無難にさばき、無失点に抑える。
ピッチャー前の不規則なバウンドもトモヒロが落ち着いてさばいてくれました。
リンタロウ、ハヤセ、アキラの送球もリョウマが確実につかみ、テンポのよい守備でした。
打っても上位打線が固め打ち。下位打線が出た回は大量点で圧勝。
成長の跡が見られた試合でした。
<第2試合(西生田ブロック決勝)王禅寺>
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
||
王禅寺 少年野球部 |
6 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
|
9 | |
千代ヶ丘 チャレンジャーズ |
0 |
2 |
5 |
0 |
7 | × |
|
14 |
金程を倒して勝ち上がってきた王禅寺B、規格外の体格で規格外の打球を放つ戦手を筆頭に
力強いスイングが特徴のチーム。2ベースやエラーが絡み、いきなり6失点。
その裏まさかの3者凡退。ムムッ。
これ以上引き離されるとしんどい状況の中、この試合は外野陣が大活躍。
リュウノスケがライトゴロを一塁や二塁でフォースアウト!肩を活かした
プレイでチームを救ってくれたと思えば、今度はシンタロウがレフトフライをキャッチ!
なんとそこから飛び出したファーストランナーを刺して併殺!!
その後もセカンドランナーも併殺にしたりと大活躍。俊足も生かして起爆剤となる。
3回にはラストバッターのミクちゃんが塁に出ると怒涛の7連続安打(出塁?)!
リョウマ、リンタロウの2塁打も飛び出し、この回いっきに逆転。
5回に同点に追いつかれるがこの回もミクちゃん先頭に出塁するとハヤセの2塁打を皮切りに
6連続安打(出塁?)。時間的にも終了で勝負ありかと思いきや3アウト直後に30分経過。
規定でもう1回やることに。ところがそのおかげでビッグプレイが生まれることに!
2回以降安定していた守備にエラーが続き、なんとなくいやな展開。そこへセンター左に
大きな飛球。正直まずいと思ったその瞬間、入部以降大会初参戦のマサキが見事にランニング
キャッチ!ベンチも大賑わい!!完全に逃れを止めたチャレが後続をピシャリと抑え、
ゲームセット。
ここで決勝とOP決勝に残った以外のチームは解散のため、いったん閉会式。
ここで主催の西生田チームから参加賞として金メダルが全選手に贈られました。
中はチョコでお菓子のメダルでしたが戦手は大喜び。粋な計らいでした。
<決勝戦 下麻岡少年野球部>
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
||
下麻岡 少年野球部 |
3 |
4 |
0 |
0 |
0 |
|
|
7 | |
千代ヶ丘 チャレンジャーズ |
2 |
4 |
0 |
0 |
2 |
|
8 |
西生田ブロックを制し、昼食中に王禅寺中央小ブロック優勝の下麻岡とオープン優勝の
片平イーグルスが合流。ちなみにオープン決勝は金程vs片平。
初回、飯食って動きが鈍ったのか集中力が落ちたのか、なんでもない送球を連続でポロリ。
エラーばかりで3失点。
ある程度計算が立つ上位打線で2点差返し、接戦の予感。
4点取られた後、その裏下位打線からの裏の攻撃。ここでもミクちゃんが!
ミクちゃんが出るとかならずハヤセがヒットでつなぎ、後続も続き、ミクちゃんはいつも
ホームに帰ってくるラッキーガールで4点返す。1点ビハインドのまま
「この回で最終回で~す」の5回に突入!
どうにか0点に抑え、3番からの好打順。
リョウマがセンター前ヒット。リンタロウがライトへ二塁打で2,3塁。
トモがセカンドフライに倒れるも陽がセカンドゴロでリョウマが帰り同点。そして2アウト。
最後は守備で大活躍のシンタロウが俊足を活かしたショート内野安打で劇的なサヨナラ優勝!
オープン優勝は金程。お互い合同練習試合の経験が生きました。互いにカップをもらうシーンを
見ていると嬉しさも倍増でした。
勝因は安定して安打を重ねた上位打線で点を稼いだことと、抜けた打球を外野手がしっかり
抑えてくれたことが大きな要因ではありますが、
皆でミスを最小限にカバーでき、相手のエラーを確実に活かせたことが接戦2試合を
ものし、結果として優勝できた。そんな試合展開でした。
接戦を制し、サヨナラ優勝の喜びはなにものにも変えがたいすばらしい経験ができたと思います。
コーチたちも審判、フィールドコーチとお疲れさまでした。母もめっちゃ寒い中応援
お疲れさまでした。助っ人の戦手もありがとうございました。
「今度は勝つ」とライバルチームに火をつけたことを自覚し、さらなる研鑽に努めてほしいと
思います。
by平井
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