増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

子は親のかがみです

2006年09月29日 | アレルギー・NAET
子どもは私たち大人の先生です。神様がこっちによこした神さまのお遣いだと思っています。
昔はみんな子供、神さまのお遣いだったんですよね。
彼らは私たち大人のことをよ~く見て、聞いています。

子どもが親に怒っているとき、大抵親がいけないんです。

自分の親にはこうして欲しくないなあ、、と子どもが思うこと。
たとえば両親がけんかをしたり、ののしったりして仲が悪かったり、怒ってばっかりで、自分を信じて認めてくれなかったり、あれもこれもダメダメしか言わないとか、他人に思いやりがなかったり、挨拶などの基本的な礼儀が出来なかっり、、、こういうときに子どもは怒ります。

親が子に怒るとき、それは自分を怒っているんです。

子どもは”親が見せたこと・聞かせたこと”をインプットして、その情報を再生する能力に長けています。だから子どもの行動・発言は、親の行動・発言のかがみなんです。

挨拶しなさい、靴そろえなさい、静かにしなさい、こぼすんじゃありません、早くしなさい、連絡くらいしなさい、物を大事にしなさい、生き物を大事にしなさい、うそをつくんじゃありません、言い訳するんじゃありません、お金を粗末にするんじゃありません、、、これみんな自分が出来ていないから子ども”も”できていないんです。

今の時代で、本当にしつけなきゃいけないのは、子どもじゃない。大人ひとりひとりなんですよね。

自分の親に、兄弟に、夫に、妻に、子どもに、心から”ごめんね。ありがとう。”が言えたら、しつけなんていう言葉はいらないと思いますよ。

心からです。心からっていうのは、自然にっていうことです。
今は言った方がいいな、とか頭で考えて言葉が出てくるのは、心からじゃないから誰の心にも響きません。
心から出てきた言葉は、他人の心にも共鳴して響くんじゃないかしら。

いつまでも飲酒運転もなくなりません。痴漢もなくなりません。窃盗もなくなりません。
麻薬もなくなりません。殺人もなくなりません。戦争もなくなりません。

次の世代でこれらが死語になるには、どうしたらいいんでしょうか?
誰もが生まれながらに持っている、自分の中の”ミニ”神様に聞いてみてください。