増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

知らなかったよ・・・

2013年08月10日 | 近況
先日、地震速報の誤報があった。誤報で本当によかった。

しかし私は院長と出かけていたけど、そんなこと、ち~っとも知らなかった。
誤報のニュースでそれを知った。。。

家にいてもテレビはほとんど見ないし、自分の携帯電話は持っていない。
クリニックの携帯も、通話機能とショートメール機能のみ。
そして普段は携帯を持たない。

本当の地震が来る時に、知らないことの方が大問題じゃないかしら!?

何処にいても、何をしていても、何をしていなくても、誰にでもわかる方法で重要情報が届かなければ、いざという時困りますね。目の見えない人も、耳の聞こえない人も、身体の不自由な人も、携帯やテレビを持たない人も…

私は院長を守るにはどうしたらいいのかしら?
携帯を常に持った方がいいのかしら?
何かいい方法がないか探さなきゃ、と思わざるを得ませんでした。

最近耳にする「命を守る行動」って具体的にどうすることかしら?
もちろんケースバイケースだけど、備えあれば憂いなしですから、いろいろなケースを想定して準備しておかなければいけないなあ…と思いました。

たまに外から「こうほうしずおか…」みたいなのが聞こえる時がありますが、ほとんどそれ以降は音が割れてしまって聞き取れません。窓がしっかりしまっていれば、もっと聞こえません。でもいつものことだと、ほぼオオカミ少年状態です。

誰でもわかるようにぜひとも市役所(?)に要請したい。
緊急時は、アナウンスより、みんなの知っている曲がいい、と。
まず大音量で曲を流して、えっと思わせておいてから、アナウンスが「クリア」に入れば言うことなしでしょ。

曲のほうが大音量で流しても割れにくと思います。
誰もがわかる曲を街中にながす。小学校から防災訓練で使えば、子供でも逃げろ!の曲だとわかる。

学校・児童館・病院・駅などの公共施設や大型店舗などは、市と連携して、警報が出たら有無を言わさずに音楽を鳴らすということに決めておけば、みんなが認識できるでしょう。耳の聞こえない人には全員に警報用PHSを市が持たせるとか、家に電光掲示板がつくとか、何か知らせるシステムがあれば、今回、私だけではなかったであろうと思われる「知らなかったよ組」の人はいなくなるのではないかと思います。

例えば…、地震は「軍艦マーチ」、噴火は「運命」、津波は何がいいかしら…「カモメの水兵さん」???
あんまりあわてさせる曲もいけないし、かといってのほほんとした曲で逃げ遅れてもいけないし…。
ただ今はどうか知りませんが、昔のパチンコ屋さんにはよく軍艦マーチが流れていたから、いきなり曲が流れてきてもビックリ刺激にはならないなあ…とか、街ごとに曲が違うと間違えちゃうから国家プロジェクトじゃないとだめだなあ…とか、勝手にひとりで考えたりします。

いろいろ考えると実際難しいかもしれないですけど、その筋の専門家が何かいい知恵を出してくれるといいなあと思っています。そうじゃないと、いつか来るかもしれない本番が来たときに、私知らなかった…じゃ困りますものね。


いつ行く?いつでしょう?

2013年08月08日 | 近況
先週は「風立ちぬ」を観て、先日は「終戦のエンペラー」を観た。来週は「少年H」の予定。
両方とも、戦争に関連した時代背景を違った角度で切り込んだものだが、平和ボケした日本が本当にありがたい、と感じる。

もちろん周囲との関係において平和ボケなところはよろしくないのでしょうが、毎日のように海外の紛争やテロ行為などをニュースで見るにつけ、平和ボケできる、平和ボケしていても安心して暮らしていられるこの島国に生まれただけで本当にありがたいことだと、改めて感じた。

ただ、この平和が当たり前すぎて、戦争を怖がらなくなっては本末転倒だが。

憲法のことはよくわからない。だけど「絶対に日本は戦争をしない・武器を持たない」、「人間を守っても、人間を攻撃することはしない」、だから「攻撃されるかもしれないような場所には行かない」というの、この国が本来持つ魂だと思う。

戦争は絶対にしてはいけない。
自分を、家族を、そして他人を同じ人間として尊び、大切にしなければいけない。
自衛のためなら、無実の他人をも犠牲にしていい、ということはありえない。

おととい8月6日は、広島に原爆が投下された日。そして8月9日は長崎。
映画に行く途中、車内テレビで、原爆資料館改装に伴い、熱線被ばくによる人形が撤去されるというニュースを見た。

原爆ドームや原爆資料館に、私はまだいったことがない。中学・高校の修学旅行は、どちらも京都・奈良だった。助手席の院長は、資料館に入ったことがあるが、人形を見たかどうかは覚えていない、とサインを出した。

撤去する報道には、賛否両論あるようだが、私は反対。といっても必要度のチェックにより反対。撤去する・しないは、外野ではなく、広島市民の声しか変えるに足りるものはないでしょうから、この機会に、実際に見てみないと、と思ったわけです。

帰宅して、早速院長は大きな地図本を持ち出してくる。いつもながら、私は広島・岡山・兵庫の位置関係がわからない。美術館のある「直島」というところにもいつか行こうね、と話していたので、近くかな?と広島と直島の位置関係を見てみた。直島は岡山だった。近くはないようだが、3~4日休みをとれば行けるかな…と思った。

いついけるかわからないけど、撤去されるなら、その前に行ってみたい。
そう思う人は私だけではないはず。

というわけで、自分のためにそのうち休みを取りますね。
皆さんも、自分のための休日を作ってみてください。刺激は脳を活性化し、いいエネルギー循環をもたらしますよ。

やっぱり・・・

2013年08月06日 | アレルギー・NAET
「飲みかけ」ペットボトル飲料の雑菌注意のニュースが載っていた。
やっぱり~と思ったが、皆さんもペットボトルのお茶・急須で入れたお茶・アイソトニック飲料、ついでにバター・マーガリンなどなど、自宅でどうなるか・どうならないか実験を夏休みの研究でしてみたらいいでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130806-00000250-fnn-soci
↑↑↑↑↑
この記事を書いた時点では、ニュースがあったのですが、アップ後チェックしたらなくなっていました。すいません。(ニュースにも期限があるのか、スポンサーの関係かわかりません。)


口の中にはウィルス・細菌・真菌など、ありとあらゆる微生物が住んでいる。
だから口を付けてペットボトル飲料を飲んだ後、気温30度・湿度60%の環境下において、どの程度ペットボトル内の雑菌が増えるかを実験した内容が載っていた。

そして唯一、雑菌が繁殖しなかった飲料があった。
それは…、アイソトニック飲料と言われるもの。いわゆるポカリスウェットやアクエリアスのことだ。

脱水症予防としてこれらは推奨されているが、実はとても酸性度の高い飲料である。
だから私も普段使いの飲み物としては推奨していない。食欲がなく、どうしても食べられない時の一時的な措置として、2~3倍に薄めて、かつ塩を追加して、短期間限定で飲むように指示している。

汗をかいた後などには、冷たくして飲むとおいしく感じるかもしれないが、常温で飲んでみてほしい。私には、あまくケミカルな味は苦手だ。

しかも酸性の液を体に流し込むとどうなるかというと、それを代謝するために大量のカルシウム・ミネラルを使ってしまうから、運動で大量のカルシウム・鉄・ミネラルを消耗した人が、さらに糖質消化のために大量のミネラルを浪費することとなり、結果的には、体液がより酸性(=心も体も問題ありの状態)に近づいてしまうということになる。

酸性の身体は、筋肉も靭帯も固く、脳機能の低下により瞬発力・反射機能が低下するから、おのずとスポーツ選手の足を引っ張り、怪我をしやすい身体を創ることになる。胃腸も筋肉ですから、消化吸収機能は低下し、内臓機能の低下は、一般的な肩こり・腰痛などにも関連してきます。

気温30度、湿度60%の環境下で雑菌が繁殖しないということは、強酸性であり、身体にいいものとはいえない、ということを知っておきましょう。しかし、あくまでも緊急手段としての使い方は有効だ、ということも知っておいてください。

そしてお茶などのペットボトルは、開けたらコップを使って飲むこと。加えて冷蔵庫で保管して、早めに飲むことが大事です。

私も先日キッチンに出しっぱなしにしておいたウーロン茶をいつものようにコップに入れ、何気なく飲もうと口にした途端に、吐き出しました。変な味をとっさにキャッチして、何度も口を漱ぎました。コップに入れた時には見えませんでしたが、よく見てみると、ペットボトルの底は水カビだらけでした。。。

O型丸出しのずぼらな私も、今回はさすがにびっくりして、それからはきちんと冷蔵庫に入れるようになりました。めでたし、めでたしです。

じぇじぇじぇ・・・

2013年08月04日 | 近況
また政治家の失言報道があった。まずひとつめのじぇじぇじぇ、がこれ。

私もはっきりものをいうため、失言だらけだと思うので、他人のことは言えないのは百も承知だが、少し前の橋本市長といい、今回の麻生副総理といい、世界のタブーの常識を知らないことは、日本の命取りになることを知らない。

過去の経験が生かされないのが残念だが、両者の話の中身(単語)は、海外では絶対的タブー用語ですから、浦島太郎の玉手箱を開けてしまった残念感が強い。

医師になるには医学部を出て、医師国家試験に受からなければなれない。同様に多くの職業には、そこに就くための資格取得が必要だ。
しかし、政治家は国を、大金を動かすのに、資格試験が日本にはない。だからタレントでも、主婦でも、選挙という関門を通過できれば、なれるといえばなれる。

将来のお金の使い道もまともに決められていなのだから、消費税増税も当然必要性が出てこない。マネーゲームが国民からの税金で行われようとしているだけ。しかしそれを政権与党は進めようとしている。国民の多くも、将来の負担を減らすためという大義名分のために、諦めという形で、またわずかな期待を込めて、同意せざるを得なくなっているように思う。

税収が上がっても、おそらく今の政治家、そして彼らを操るエリート官僚が、どこにどうお金を配分するかは全くわからない。福祉に優先的に行くと思ったら大間違いです。日本の誇れる国民保険ですら、アメり力の力を借りて、あわよくば、いずれなくそうとしているのが本音ですから。

どこのチェーン店でも、赤字で採算の取れない支店は、閉店ですよね。
日本の国家予算で最も大きな赤字分野は、国民健康保険。

私は、世界に誇れる日本の国民健康保険システムはなくしてはいけないと思います。
ただし、今のままではダメです。

今のようにいらない検査・いらない薬を無制限に保険でカバーすること、そして高度先進医療分野や安全性の確立していない遺伝子医療を魔法の医療であるかのごとくむやみに使おうとするなど、多くの無駄が存在します。それでは赤字が出るのも当たり前。一般企業同様に、無駄の徹底的なカットはすべきだと思います。しかし現実的な問題は、それを実行できる人材がいない、生かされていない、適性の高い人材が配置されていない!ということ。

1年内に放射線検査2回目以降は自費とか、薬も3種類までは保険か効くけど、4種類目以降は自費とか、どこかで線引きしないと今のように医師が「無意味」にやりたいだけやる、出したいだけ出すといったあらゆる業者との癒着・馴れ合いの医療から脱却できないでしょう。今のように検査漬け・薬漬け医療が更なる病気を作り出し、かつ経済活動を担っているという矛盾は、正義に、企業倫理に反してはいないのでしょうか?

しかし大スポンサー企業をどこの新聞社もテレビも叩くことはできません。ほこりはいつまでも出てこないのです。それを国民の力・民意で改善できなければ、やはり将来の破たんは現実味を帯びるでしょう。
将来の子供たちの安心を、今の大人が好きなように食いつぶしている、という訳です。

私のところは、はじめから自費診療ですからいいですけど、今の病院でしていることすべてが自費になったら、どうなるか。どれだけの病院が生き残れるか?

じひといっても慈悲ではないので、国民皆保険制度が崩れたら、日本では当たり前の、「いつでも、どこでも、すぐに一定レベルの医療を平等に受ける権利」はなくなるのです。国民の心身の健康を維持することは難しく、国が破たんする日が近づきます。

赤字の採算の取れない店舗をカットするのではなく、ほかで利益を上げて、赤字部分をカバーするというのが、日本の風土に合ったやり方です。欧米に学ぶことは、もうあまりないのです。自分の国にあった、自分たちのやり方で、国民みんなを幸せにしていく方法を探し、実行していける政治家が育ち、日本を元気にしてくれることを、今後期待しています。


そしてふたつめのじぇじぇじぇは、院長。
院長はあまちゃんを毎朝楽しみに見ています。
レストランでも、食事中にあの軽快な曲が流れると、「あ~(訳:これ知っている!)」と言ってキラキラ目で反応します。

そして事件は少し前に起こりました。
院長の左手はとても強く、ぎゅーっとつかまれて内出血とか、気に食わないと突き飛ばされるなんていうことは日常茶飯事。先日もクリニック2階で昼食の準備をしている私をどけようと、院長が私を突き飛ばしました。すぐさま私は女優になって床に倒れこみ、「いた~い、肩はずれた~、救急車呼んで~」と院長に迫真の演技で迫ると、なんと院長は後ずさりしながら「じぇじぇじぇ~」と言ったのです。

火事場の馬鹿力ででた言葉なのか、偶然そういう音になったのかわかりませんが、録音できなかったのが残念。
もう一度言ってと言っても、それ以来出てきませんが、いつかまたチャンスがないかとパパラッチのように狙っているところです。しかし、同じ手に引っかかるほど院長も抜けてはいませんから、それもいつのことやら。。。

先日もDrデビとのメールのやり取りで、次のシンポジウムで発表しなさいと促されましたが、英語という大きな壁を理由に、まだ待って下さいと丁重に辞退しました。そして私の想いを話しました。

私がいつかシンポジウムで発表することがあるとしたら、まず最初のテーマは、「増田院長の失語症からの復帰」と決めているんです。だからその時が来るまでは、それ以外のテーマは私には考えられないんです、と。

Drデビもその時まで待ちますよと理解してくれたものの、じゃああと半年ねって。。。
それじゃあ、来年のシンポジウムに間に合っちゃうわけで、脳の機能回復は神のみぞ知るの世界だし…、私としてはいろいろな意味で「じぇじぇじぇ」というわけです、

2013NAETシンポジウムを終えて

2013年08月01日 | アレルギー・NAET
7月25~30日の4日間セミナーに参加してきました。
インストラクターセミナー1日、年1回のシンポジウム2日、各論講義(今回のテーマは炎症)1日、どれも国内インストラクターである私は参加必須です。

しかし今の私には英語漬け環境は2日が限度。キャパオーバーで入りきらないものも多いのですが、いつものようにアメリカ在住の日本人施術者の方々の助けを借りて何とか4日間切り抜けました。

今回のシンポジウムは、黙とうから始まりました。
今年の5月にNAETヨーロッパの代表であったアンドレアが肺がんで亡くなったからです。
見つかった時にはかなり進行しており、あっという間だったようです。

彼女はまだ48歳で、ヨーロッパをまとめるのに、またNAETにおける研究部門を充実させるのに、本当に多忙な毎日を送っていたのを知っています。本当にテキパキ物事を処理・解決し、前進あるのみという感じの方でした。

ですから本当にそのニュースを聞いた時には信じられませんでしたし、Drデビの片腕のひとりでもありましたから、Drデビも到底受け入れがたい、辛く悲しい思いをしていることは容易に想像できました。

幸か不幸か、私は英語が苦手ですから、テキパキしたDrデビの片腕にはなれないのです。だからマイペースでいられます。
しかしNAETを日本で守り抜くための、「鉄壁」としての役割・覚悟は自負しています。


私は5年前の夏、増田院長の声を失いました。
しかし命は失わずに済みました。

だから本当にNAETに、Drデビに、執刀医に、そしてサムシンググレートに、心から感謝しています。そのいずれかが欠けても、私は院長を失ったでしょうから。失ってもおかしくなかったのですから。そしてその院長がお守りとして、お地蔵さんのようにそばにいてくれますから、私はここまで頑張れているのです。

アメリカから帰国して、飛行機・電車と座り疲れでお尻が痛い私は、お土産の駅弁を持参して、すぐ院長のいるクリニックの2階にご挨拶。院長は私を見て「あ~、あ~」と言って、笑ってくれます。無事に生存確認でき、私がホッとする瞬間です。


今回のセミナーで改めて感じたのは、施術者の自己管理についてでした。
NAETの素晴らしい症例はいろいろ見ますが、それ以前に、まずは自分を愛し、自分を守りぬくことが、NAET施術者として、医療者としての使命ではないか、と強く感じました。

自分を守れないのに、他人を守れるというのは、自分を愛せないのに、他人を愛せるというのは、偽善だと。


Drデビも妹のDrマーラもともに60歳を過ぎ、引退の言葉もちらほら出てきている今日この頃。
Drデビがセミナーをしている間にできるだけ、彼女から学びたいと思っているのですが、今回の飛行機疲れ(お尻の筋肉痛)を考えると、エコノミーで行くのはもう無理な気がしてきました。マイルも結構溜まっていると思うのですが、使い方がわからないから、今度調べておこうと思います。

日本の施術者にも、本場でDrデビのセミナーを受けてほしいと思うのですが、日本は井の中の蛙。みなさんなかなかお尻が重いですね。とはいえ、自分が何をしたいか、どうなりたいかですから、無理強いはしません。
9月には千葉の安達先生がロスに行くということですから、どんな感想を持って帰ってくるか楽しみです。私もまた行きたいのですが、今は飛行機が楽しくないので考え中です。


さまざまな健康問題の根本原因にかかわる炎症に関する講義を受け、また新たに勉強することが増えて今回帰ってきました。
NAETを日本で正しく守り、継承していくために、焦らずに自分の道を一歩一歩進んでいくことができるよう、またさらに頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

そして日本の夏は暑いですから、みなさんどうぞご自愛ください。
飛行機を一歩出ただけで感じたモワ~っとした熱気に、この中でよく日本人は頑張っているんだなあと改めて感心させられました。

宇宙最大の電磁波

2013年07月22日 | アレルギー・NAET
梅雨が明けると、今度は太陽の出番。
日本は四季があって素晴らしい国ですが、このところの気温上昇や豪雨といった異常気象には自然の脅威を感じます。

宇宙環境の変化が地球にも影響し、そのうえさらに人間の傲慢さが自然を破壊しつづけたために、地球の生態系がどんどん崩れてしまいました。人間は地球を支配しているのではなく、地球に寄生しているのです。

寄生虫は人・動物にいいことも、悪いこともします。
だから人は地球にいいことも、悪いこともします。みな同じ。

ねずみの嫁入りというお話で、世界で一番強かったのは、確かねずみさんでした。
雲は太陽に勝つけれど、雲は風に負ける。風は雲に勝つけれど、風は壁に負ける。壁は風に勝つけれど、壁はねずみに負ける。でしたね。

人間がもっともっとと勝ちを追い続けた結果、こんな窮屈な地球になってしまいました。
自分も失敗するのに、他人の少しの失敗も、ミスも許さない。
それはすべて自分に対する愛情の欠如から来ること。

自分を愛さないから、自分を粗末にする。もしくは他人を粗末にする。借りている地球も粗末にする。これは幼児期の生育環境によることも大きいのですが、それは遺伝、もしくは体質ということになる。なぜなら自分に対する愛情の欠如は、愛情アレルギー(愛情を感じない・受け付けない・もらえない・あげられない・愛情に対する嫌悪感など)によるものだから。

愛情にアレルギーがあると、アレルギーの程度にもよるが、自分にも、他人にも、物にも、何に対しても愛情が持てない。そういう親から生まれるのだから、親は子供に愛情を持って接することができない。だから子供は幼児期に十分な愛情という心の栄養をもらえない。そこでまた自己批判・自己否定・自己卑下・自己中心・わがままといった自己に対する愛情アレルギーの症状が負の連鎖として現れる。

アレルギー(エネルギーの反発と引き寄せ)という呪縛から解くのが、NAET施術者としての私の使命だ。

少しそれたので戻しますが、今回のテーマは宇宙最大の電磁波、太陽です。電磁波過敏の人は電気製品からの電磁波をことさら気にされますが、もっとも今気を付けなければいけないのは太陽の磁場。

それは赤外線・紫外線・可視光線といった光由来のものだけではなく、その存在の持つエネルギーをも含みます。だからな北半球の夏は太陽と最も向き合っている状況なわけで、正面からそのエネルギーを受けていることになる。磁場だから建物内でも影響は受けます、もちろん外にいるよりは影響は少ないのですが。

よってこの時期の施術優先項目として、気象関連項目がいろいろと出てきます。
温熱、冷気、湿気、太陽、低気圧、雲、雷…
そのなかでも温熱・冷気・湿気・太陽の影響は、意外と大きい。

特に宇宙最大の電磁波である太陽の磁場に対するアレルギーは、ほとんどの人が大なり小なり持っている。そしてそのアレルギーの程度に比例して、症状も千差万別。

ということで、この時期の外出は極力控えるべきで、日没近くになって外出されたほうがいいでしょう。なぜなら、これらのエネルギー下にいること自体で、各種ミネラル・塩分などを浪費してしまうからです。

現代人の骨貯金は普段からそう多くないですから、きちんと日々補給しておくか、無駄遣いを減らしておかないと、カルシウム・鉄・その他ミネラル・塩分不足による体質の酸性化は避けられなくなるでしょう。それはさまざまな疾患・症状に結びつきます。

そしてこれらの宇宙系電磁波の影響により、日中外に出ることは、大きなオーブンレンジの中にいるようなもの。それだけで、脳の中には熱がこもります。頭蓋骨があたかも魔法瓶のように働き、脳に熱をこもらせてしまうからです。

昔から頭寒足熱というように、頭(脳)は冷えていないと機能しません。(もう一つ睾丸も温めてはいけないところです)よって首に巻くタイプの保冷剤や水にぬらすと気化熱で冷えるタイプのスカーフをして外出するのもいいでしょう。そして夜寝るときには保冷枕や氷枕で頭を冷やしておくと気持ちよく眠れるでしょう。

子供は真夏に外で遊ぶときには、頭を濡らしておくぐらいが気化熱が出てちょうどいいのです。よく頭だけ汗をかく人がいますが、まさにこれ。自分で頭に水分を出して気化熱で脳の熱を取り除こうとしているのです。脳内の熱を逃がすために自律神経が調節しているが故の汗なのです。脳細胞は熱に弱いですので、こういう人は普段から脳を冷やしておく工夫が必要です。

ただしもちろん冷気のアレルギーのある方は冷やしすぎは逆効果になりますから、何事も快・不快で選ばれるといいでしょう。
ちなみに増田院長は首に巻く保冷剤がお気に入りで、家・クリニックとあちこちの冷凍庫に予備をいれてあるので、自分で頑張って替えています。

私は一日中、冷房の効いた日差しの入らないところが仕事場ですので、これからはますますもやしっ子ですね。運動もしないで、栄養だけは人一倍しっかり摂っていますから、この夏も緩みっぱなしにならないよう少しは気を付けていきたいと思っています。(といっても、院長の外食三昧に付き合っているので、いつまで身が持つか…という気もしますが)

私のことはさておき、これから9月終わりまでは油断なりませんから、皆様宇宙系最大の電磁波源である太陽にやられないよう、太陽に負けないよう、どうぞくれぐれもご自愛ください。

3日間セミナー、無事終了

2013年07月21日 | アレルギー・NAET
NAETアドバンス1セミナーが、ここ静岡で3日間行われました。

参加された先生方、休日返上のご参加ありがとうございました。
そして、今回の参加は、先生方にとって、収穫のある、満足度の高いものであったでしょうか?

NAETに限らず、セミナー受講というものを「義務教育の授業」と勘違いしている方もいらっしゃるようなので、ここであえて言わせていただくと、「セミナーの満足度とは、受動的なものではなく、99%自動的なもの」であるということです。

ただしそれは個人に対する特定のセミナーの有効度・必要度が高い、ということが条件です。
自分に対する有効度・必要度の低いセミナーなら、将来の役に立つことは多くないでしょうし、まず私ならお金と時間の無駄を省くために、事前のチェックでGOサインが出たもの以外は参加しません。

そしてセミナーの有効度・必要度が自分にとって高いものであったとしても、を前提にして話を進めますが、何をしてもらった、何を教えてもらった、感動した、楽しかった、良い資料をもらった…では、セミナーの元は明らかに取れません。

セミナーインストラクターという人は、明らかに自分よりも多くの知識・技術、そして経験を積んでいるわけですから、その人だけが持つ24時間365日の経験から創り出された体・技・心を、どれだけ自らの血や肉として吸い上げたかで、その後の人生に大きな差が生じます。

ですから、将来につながるセミナーの本当の満足度というものは、「何をしてもらったか」ではなく、「自分が何をしたか」なのです。

現在、NAET本部公認インストラクターは、実質私だけなので、東洋医学部分を除いて、一人ですべてをしなければいけません。よって、レベル分けはせずに、みな一緒に行うことになります。

全くの新人と5年以上のベテラン組を一緒にするのは、無茶な部分もありますが、同時に双方が得るものも大きいと感じています。
ベテラン組からは臨床の実際をいろいろと聞けるでしょうし、新人に教えることはベテラン組にとって自らを見直す機会となります。

そんな中で、「自分は何をしたか」という自分主体の視点で学ぶ姿勢を持つ施術者は、5年後、10年後に、今私の歩いている獣道を、着実な舗装道路へと繋いでくれる人材だと確信しています。私はそういう人材が自然と引き寄せられてくるようなNAETJAPANという組織を増田院長とともに目指しています。

NAETはこの30年で世界中に拡がりつつありますが、それでもまだまだ大海の一滴でしかありません。しかし、NAET本部では世界中に散らばるたくさんのNAET施術者すべてを管理・監視できませんから、今年からアメリカ本部のほかに、カナダ・ヨーロッパ・メキシコ・インド・日本を支店のようにして、各地域にその管理を任せるようにしました。

その背景には、NAETをDrデビ、もしくは各国のインストラクターから学び、それを自己流にアレンジして「新しいセミナー」を始める人が複数出てきていることです。理論は共有しても、テクニックの類似は知的財産侵害となっているからです。

しかし所詮二番煎じは、やはり二番煎じでしかないことは、これまでに世界中で出現したNAET受講者による別のテクニックセミナーの状況・現状を見ていればわかります。結果を評価するには最低でも5~10年以上は必要ですが、そのテクニックの持つエネルギーや存在価値はチェックすればすぐわかりますから。10年、20年待つまでもありません。

もちろん私がこんなことをいうのは手前味噌以外の何ものでもない、と笑われるかもしれませんが、私の言っている意味はそんな上っ面のはったりだけで言っているのではありません。NAETを心から愛し、NAETをDrデビから預かった大切な宝物として、そしてその宝物を自国で発展させようと努力し続ける各国からの本部公認インストラクターたちを私は知っているからです。みな命を懸ける程の覚悟を持った人たちです。

みな私に劣らずのNAET信奉者であり、彼らの真剣で患者さんを、そして各国の医療の現状をおもう(憂う)気持ちは本物です。彼らの眼も心も、みな澄んでいます。そんな中で、私もその一員としての役割を日本で果たすことのやりがいを十分感じていますし、何も持っていない私が、増田院長の代行というその責任の大きさを乗り越えるためのNAETによる自己治療が、私をここまで強くしてくれたことを心から感謝しています。

自分のため、家族のため、クリニックスタッフとその家族のため、患者さんとその家族のため、施術者とその家族、そして施術者の患者さんやその家族のため、日本のため、世界のため、地球のため、宇宙のため…、ずいぶん大げさですが、エネルギーの流れは森羅万象すべてに繋がっていると思います。そのエネルギーの流れを良くするのも悪くするのも、すべてひとりひとりの日々の行いの積み重ねの結果だと思うからです。

自分のための自己治療も、毎日患者さんに行っているNAET施術も、ひとりひとりのエネルギーレベルを、そして地球・宇宙全体のエネルギーレベルを上げることに繋がっているという強い信念と確信が、私をここまでパワフルに動かしてくれているのです。

またNAETと称しながら、全くDrデビや各国インストラクターの指導と異なる内容で自己流施術を行っている施術者が多いことも問題視されています。こちらはNAETと称しているので、その責任はDrデビ、および各国インストラクターにあるわけです。

日本でセミナーをしていても、NAETという魔法の杖を使いこなすのに、先生方が苦労されているのを肌で感じます。自分がその道を歩いてきたのですから、もちろんわかりますし、私もまだその道半ばです。その一方で、自分の信念にもとづき、茨の道をともに歩いて下さる先生方の心意気に私は感謝し、そしてこれに応える責任があると感じています。

実際、私が指導している内容とは異なる「自己流」でトラブルを起こしてこちらにクレームが来ることもあり、がっくりすることもありますが、すべて私のリーダーとしての力のなさを示しているんだと感じます。

まだまだNAET施術者として、インストラクターとして、そして医療者として、私も、NAET JAPANという組織も未熟者ではありますが、日々の臨床を通して自分の道をもっともっと追求し、日本の医療の真の革命に繋げるための覚悟を持って正面だけを向いて一歩一歩進んでいきたいと感じています。

院長そして佐藤先生・桐井さん、患者さん方、施術者の先生方、これからもNAETの同志として、よろしくお願いいたします。

ちょ~っと、増えていませんか?

2013年07月08日 | アレルギー・NAET
こちらではその時期に特に必要な項目をチェックして、毎回伝えるようにしています。一人にたくさんのチェックは時間的に無理がありますので、今のメインメニューは「酸欠度・肉+塩・糖」です。

酸欠に関しては前回書いた通り、7月梅雨明けまでは誰にも、もれなく付いてきます。

そして肉(動物タンパクの代表で、栄養素のバランスが最も良い)+塩の摂り方は、脱水・熱中症予防には欠かせません。タンパクは、身体を作る材料ですし、タンパクがないと、新しい細胞・組織を作り出すことができませんし、酸素も栄養素も身体の隅々まで運べません。もちろん外敵と戦うすべもありません。だから一年を通して、タンパクは最も重要な栄養素なのです。

しかもこの時期、脱水予防として水+塩+糖を一緒に補給しても、低タンパクでは、それらが生かされないのです。

タンパクには動物性(肉・魚・卵・ミルク)・植物性(豆)とありますが、身体・脳が求めているのは、臨床的に断然動物性タンパクです。もちろんアレルギーがあって食べられない場合は仕方ありませんが、陸上生物でこれだけの仕事・ストレスを抱えた社会の中で健康を保つには、植物性タンパクのみでは無理があります。

肉を食べるなとか、肉を食べろとか、いろいろな意見がありますが、まずはアレルギーがあるかないかのほうが大事。一般常識や過去のデータではなく、その人にとって有効かつ必要かどうか、ですべて判断すべきです。

肉にアレルギーがなく、消化機能がそこそこあり、宗教的・思想的問題をクリアし、化学物質・電磁波・ストレスにまみれた現代社会で普通に生き抜くためには、必要な肉を十分な塩とともに摂ることは、○○神宮のお守りよりもよく効く、と私は臨床的に確信しています。

ましてや身体の成長期にある20歳前の身体を創り上げるためには、植物性食品だけでは完成しません。完成しないというのは、形の問題ではなく、機能の問題を指します。

宗教ではなく、肉を食べて調子が悪い、食べられないという人は、アレルギーの概念から考えると、動物タンパク・アミノ酸・ヘム鉄・脂質・炎症物質(ヒスタミン・ロイコトリエン・アラキドン酸・プロスタグランディン・トリプターゼなど)・内臓・消化酵素・耐性菌・抗生物質・農薬などに対するアレルギー(自分に合わない)によって、食べること、そして消化吸収することができなくなっていると言えます。

だから宗教・信念以外で肉を食べない方が楽だと言っている人は、逆にかなり身体が病んでいる証拠といえるのです。
人間は雑食動物。何でもバリバリ食べて、何でもバリバリ消化できるのが、本当の意味で健康な身体なのです。

ですから、命にとって問題なのは、肉・卵など動物タンパクのアレルギーが最も問題ということになります。
毎回患者さんは肉・塩、肉・塩と呪文のように言われ続けますから、皆さんそこそこ頭に残っているようで、摂り方の少ない人は、こちらの患者さんではほとんどいません。

肉よりもっと問題なのは、暑くなると摂取が増える「甘いもの・果物・ジュースなどの糖質過剰」です。
こちらの患者さんでも、ちょっと油断していると、すぐ摂りすぎますからご注意ください。冷蔵庫に常にないと不安だ、という人は、もうアウトです。

また日本の米は味を追求するために糖質過剰となっているため、糖尿病の人でなくても、米を毎日1日2食以上食べることは、体質の酸性化を促し、潜在的な炎症を促します。主食の砂糖化が、今日の日本の病を作り、医療費増大の原因となっていることは周知の事実です。

もちろん麦アレルギーやグルテンフリーダイエット中の人は、低糖質のゆきひかりやササニシキを選んでおくべきでしょう。もちろん米アレルギーの人は、米のタンパク質に対する問題ですから、低糖質米にしても問題はたいして変わりませんが。

過剰な脂質(動物性脂肪・揚げ物など)が体内に炎症物質を増加させることは常識的なことですが、私はそれ以上に糖質(砂糖・果物・乳製品・穀物・いもなど)や添加物・化学調味料・残留農薬が体内の炎症物質(特にプロスタグランディンやアラキドン酸)が増やしていると臨床的に感じています。

ですから、米や砂糖のアレルギー除去後に、慢性疼痛が軽減することはよくあることです。また糖質を摂った後の急性症状や、慢性的な糖質過剰による症状に、セデス・イブ・タイレノールといった消炎鎮痛薬が著効するのも、アレルゲンによる炎症を消すことにより症状をコントロールできる証明になります。しかし消炎剤は、症状のもとである炎症を抑える万能薬であるのに、「痛み止め」だと思っている方が大半なので、何とももったいない話です。

米を常食にしている人の代表がマツコ・デラックスで、肉を常食にしている人の代表がモデルの道端姉妹だというのは、以前触れたと思います。糖質過剰は脳をむくませ、全身コントロール不良を招くからです。

米ばっかり食べていると、増えすぎた炎症物質により脂質代謝が停滞しますから、どんどんぷにょぷにょした脂肪がつくことになり、体重は増えていきます。動物脂肪や揚げ物などの植物性脂肪の摂りすぎも、加えて炎症物質を増やします。

全身に増えた炎症物質は慢性的な潜在性炎症を引き起こし、時間経過とともに慢性疾患・アレルギー・アナフィラキシー・発達障害・精神疾患・血管疾患・ガン…というように、すべての心身問題の原因となるのです。

私が妊娠中の患者さんに、その人に必要な糖質制限(主食は1日○回、砂糖・果物制限など)を特に命じるのはこのためです。
脳神経が作られるときに、母親がとった糖質の量は、その子供の将来を左右する最大のポイントだからです。もちろん炎症物質の発生を誘発するほかの食品、残留農薬や添加物、電気製品の使用や過剰なストレスを回避することもそこに加わります。


あれこれ話が長くなりましたが、この夏も暑くなりそうですから、皆様どうぞご自愛ください。

トラックが先か、荷物が先か。

2013年07月04日 | アレルギー・NAET
少し前に、6~7月の梅雨時期は、低気圧優位が最も強まるために、平地でも「酸欠」になっていますよ、と書きました。酸欠の治療には、空気の構成要素が欠かせません。

酸素にアレルギーがあれば、吸っても入っていない(取り込めない)ということで、逆に、二酸化炭素・一酸化炭素にアレルギーがあれば、吐いても吐けていない(呼出できていない)ということです。

これは良いエネルギーの取り込みと、悪いエネルギーの吐きだしにも「エネルギー的に」関わってきますので、単に酸欠の問題だけに関連する項目ではありません。

また酸欠にはほかの要素も絡んできます。
農業によく例えるのですが、キャベツが畑から、私たちのところに届くまでには、以下のようないくつかのポイントがあります。

1)畑でキャベツができる→酸素・二酸化炭素・一酸化炭素のアレルギーがない
2)できたキャベツを収穫する→呼吸筋(肋間筋・横隔膜)が正しく機能する
3)トラックがある→赤血球の質・量ともにそろっている=貧血でない(鉄・タンパク・ミネラル)
4)道が整備されて、スムーズに運べる→潜在感染源による邪魔が入らない
5)適正価格で取引される→脳の延髄にある呼吸中枢(吸うと吐くを調整)が正しく機能する

ですから酸欠をバッチリ改善するには、空気のアレルギーだけ除去すればいいというものではない、ということを知っておく必要があります。

そして除去に関しては、私はロボットみたいですが、すべて身体・潜在意識の言うとおりにしか動きませんから、何から先にするかは、個人個人異なります。

キャベツを先に作るか、農家さんを先に確保するか、道路を先に作るか…、これはみなさんの脳が知っていますから。

自分で探して、自分で決めて、自分で受ける施術

2013年07月02日 | アレルギー・NAET
3月頃、Drデビとやり取りする中で、NAETのことが記事になったのがあるから、日本のウェブサイトでも紹介したら?と送られてきた。
それが先日NAET JAPANウェブサイトにアップした記事だ。まだ見ていない方は、「掲載雑誌」のところをのぞいてみてください。

以前発表された自閉症治験に関するレポートも一緒にアップしておきましたが、すいません、未翻訳です。自閉症治験DVDの内容をまとめたものだと思っていただければいいでしょう。
また、7月のセミナーでその続編、新しいDVDを字幕付きでお見せできると思います。

アメリカ在住の日本人施術者3名(中野佐智子先生:シアトル、藤井夕美先生:ハワイ、木川知恵先生:ロス)に忙しい中、翻訳をお願いし、増田カイロの会計・ウェブ・ショップ・代理担当のスーパースタッフ桐井さんが、休日返上で編集ソフトを駆使し、字幕をつけてくれました。
私にはできないことばかりで、本当に皆様ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

新しい治験DVDは、セミナー後見直ししたのちに完成させ、年内には販売予定(売上はNARFというNAETの研究機関へ寄付)です。

話を元に戻すと、Drデビのお膝元、アメリカでさえ、NAETのようなエネルギーメディスンは、現時点においてまだ大海の一滴です。だからこそ怪しい宗教のように思われたり、西洋医学やカイロなどほかの医療分野からは排除や非難・批判の対象となったりする現実も、もちろんまだあります。

しかし大事なのは、「その人が何をしているか」ということ。
そして、それをしっかり見抜く眼を、ひとりひとりが持たなければいけない、ということ。
あらゆる情報を多角的に集めた上で、それを改めて総合的に、主観ではなく、客観的に評価・判断すること。これがサイエンス(科学)です。

「真夏の方程式」を早速見てきましたが、人間と自然の共生について、湯川先生はそれを「選択の問題だ」と表現しました。

どちらが良い、悪いという論理では、いつまでたっても平行線。
人間が社会生活を送るうえで便利さという恩恵を受けながらも、環境破壊を最低限に抑えるべく建設的な意見交換をしながら、より良い到達点を見つけ出していくのが、今の子供やこれから生まれてくるであろう人たちに対する、今を生きる我々の役割ではないか、というところに映画のテーマを観た気がします。(映画の点数は、2人とも9点)

またまた本題からそれたので戻しますが…、Drデビは、これまで自分のセミナーを受けた後、類似テクニックを「独自のもの」と打ち出している他のセミナーに対して、患者の役に立つならそれでいいと、ずっと目をつぶっていました。また他の医療関係者との共存を望んでいますから、他の既存の治療・施術も患者にとって必要なものであれば、NAETと併用することは何ら問題ではない、というスタンスをとっています。

しかし、ここ数年は、Drデビの講義を過去に受けて、もしくは受けていなくても誰かからの聞きかじりで自己流にテクニックをアレンジし、テクニック名を変えてアメリカや他国でセミナーを開くようなモラル違反の医療者が増えてきました。(どれも似ているから、患者さんには区別がつかないです)

またDrデビのセミナーを1~2回受けただけで、ほぼ自己流に進めているにもかかわらず、「NAETをしている」と患者に宣伝・集客し、かつトラブルを起こしている施術者も海外において一人二人ではないようです。無知ほど、無智ほど、怖いものはありません。

こういうモラル違反の施術者によって被害をこうむった患者からのクレームは、結局Drデビのところに行くわけで、本当のNAETを受けていないのに、「NAETはダメだ、効かない」と言われることに対してDrデビも息子のDrロイも、みな心を痛めています。

だからDrデビは、本当のNAETはこういうものですよ、というものをウェブサイトに新たに載せたり(翻訳中)、本やガイドブックを自分できちんと読んで、施術の知識をあらかじめ持っておくことを強く推奨しています。私にとってもそうですが、DrデビにとってのNAETは自分の命と同じですからね。

そんな中、内科医の妻がなぜ西洋医学を捨てて、不思議なおまじないみたいな施術をあえて選んだのかを不思議に思った夫の、ジャーナリストとしての視点で書いた記事が載ったというわけです。最後に奥さんは、NAETという名前をウェブサイトから消した、と締めくくっています。

それはNAETとあえて表に出さなくても、口コミで自分を見つけてきてくれるような、自分からNAETを望む患者さんにこそ、施術がより生きる・効果を発揮できると感じられたからにほかなりません。それは、患者さんにとって、「特定の医療・施術に対する有効度・必要度が高いこと」が、まず第一の成功条件だ、ということを意味します。

私もNAET JAPANや増田カイロのウェブサイトは出していますが、それ以上の宣伝は不要と考え、すべて断っています。時代がエネルギーメディスンに追いついていないこともありますが、自分から拡げるのではなく、勝手に拡がっていくまで待つことのほうが、私には大切だと感じるからです。

NAETは、私にとっても、それだけ大事な、大事な宝物です。
院長も私も、自分の命と引き換えにしてでも、この大事な宝物を守る覚悟はもうできています。

それだけ思いいれのある施術ですから、患者さんと笑いも涙も共有しながら、二人三脚で、これからも一歩一歩カメさんのように歩んでいきたいと思っています。

そして最後に蛇足ですが、この記事には、別の意味で一番(?)大事なポイントがあったんですけど、わかりました?
(ヒント:数字)