生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

「ビタミンD」+「フェリチン」 参考サイトの追加、そしてついでにひとり言

2023-03-28 | 体調管理

先日、冬季∼春にかけて、不足・欠乏症が多くなるビタミンDに関する記事を載せました。

「最高の栄養」の著者である満尾正医師の「満尾クリニック」のウェブサイト「ビタミンD情報」が載っています。
様々な症状にビタミンDが関与していること示唆する海外論文・データなどを、簡潔に挙げていますので、どなたにもわかりやすいと思います。もう本を読まれた方も、まだ本を読まれてないという方も、ぜひすべての記事に目を通しておいてください。

そして、ぜひお近くでビタミンDの血中濃度である「カルシジオール=(25(OH)D」そして「フェリチン」を測れる病院を探しておきましょう。

アレルギー除去をしても、栄養素を必要量摂れていなければ意味がありませんので、当然結果に繋がりません。
アレルギー除去していれば内臓に負担をかけるほど「メガ量」の継続は必要ありません
が、ガソリンが入っていなければ車が動かないのは当然ですよね。もちろんガソリンは満タンでも、パンクしていたらちっとも進みませんから、パンク箇所を見つけて修理(アレルギー除去)する必要があります。

貧血・酸欠・代謝に関わる「フェリチン」は、鉄関連項目に対するアレルギー除去をしたのち、赤身肉を食べたり、アレルギーのない鉄サプリを使うことで採血のフェリチン値はすぐに改善する方がほとんどです。しかし鉄サプリは、それ自体にアレルギーがあったり、長期間摂りすぎれば、慢性炎症を起こしますから、フェリチンの数値が150を超えるなら、鉄サプリを減量・一旦中止とします。お通じの色で鉄の過剰を観ることもできますが、鉄サプリを摂っている人は、「最低年1回はフェリチン値を確認」しておきましょう。

その一方で、骨粗鬆・酸性体質対策として、関連項目のアレルギー除去をしてから、タンパク+カルシウム+ビタミンD3+ビタミン2(MK7)+トレースミネラルを摂っていて、骨密度検査(レントゲン)は正常でも、血中カルシジオールは不足という状況がほとんどです。

それは鉄やフェリチンよりも、ビタミンD3やカルシジオールに対するアレルギー性のほうが「しつこい」からと考えられます。
アレルギー除去をして大丈夫と思っていても、しばらくすると戻っていることがあります。

震度1なら問題ないけど、震度5なら不具合が生じる、といった「家の耐震性」と同じです。
少量のビタミンDの補給なら、身体には問題ないけど、何万単位といった大量のビタミンDを使い続けることで、身体機能がぶれ、隠れていたアレルギー性が出てくることもあるため、繰り返しアレルギー性の再燃に対する確認が必要だということです。

その場合は、使いながらアレルギー除去を繰り返し、より完璧に除去できるよう進めていくしかありません。
そして40~80ng/ ml以上と言われるカルシジオール《25(OH)D》の安全域に安定維持することができるよう、「ビタミンD関連のアレルギー除去⇔サプリ補給・食生活⇔血中カルシジオール採血」生まれる前(母親・父親の健康管理)からできていれば、ほとんどの健康問題を回避できる可能性があると思っていますので、どなたにもすぐに動いてほしいのです。

私も静岡市内で、「フェリチン」「カルシジオール」を測ってくれるクリニックを探すために、何か所か連絡し、実際に行かせてもらっています。私が筋力検査だけで「足りない」と言ってもインパクトないから、行動に繋がらないんです。数字をもってどんなに足りないか、悪い点数かを見なければ、今の現実を見てドキッとしなければ、人間という生き物は行動に移しませんからね。

行動経済学の例えでよく使われるのと似てますね。
①今1万円もらえるのと、➁2年後10万円もらえるのとでは、ほとんどの人が①を選ぶのです。

行動経済学から考えると、人間にとって大事なのは、「将来」ではなく「今」なんです。
今ある腰痛に対して整体・マッサージはしても、NAETで原因を取り除くための体質改善をしない人の行動と同じなのですが、生涯のお得度は断然②(後者)なんですよ。そして「お得」で考えるのは、もちろん女性脳ですね。

話がそれたので戻しますと、地域によっては、まったく栄養系の採血に理解のない所ばかりで採血先が見つからない、という方もいます。

一応参考までに、栄養学的な採血・評価をしてくれるグループのクリニックリスト4つを以下に挙げておきます。
同じものもあるのかもしれませんが、私が検索に使っているサイトです。

オーソモレキュラー医学会
オーソモレキュラー栄養医学研究所
臨床分子栄養医学研究会
藤川徳美医師のブログ(フェリチン採血をしてくれる医療機関)

上記リストで探せなかった人は、地元のクリニックに電話して直接確認してみてください。
熊本大学病院にある検査カフェは、以前にも紹介しましたが、いいアイデア・コンセプトですよね。


フェリチン・カルシジオールといった「有益な採血項目」が保険適用であれば、誰もが気軽に手軽に値を知ることができ、それに基づいて行動できるのですから。こういうところが民間施設で各県に何か所かずつでもあったら、それだけでも疾病罹患患者を減らし、医療費削減・少子化対策に十分なり得ますよね。

年々医療費は減ることなく、増え続けています。
2021年度の医療費は44.2兆円。新型コロナのこともありますが、これが少ないとは決して言えませんし、それはやはり国民一人一人の行動によってこれだけの税金が「医療」に使われているのです。

無駄なく、確実な結果に繋がる医療だけを残していけば、余ったお金で最も大事な「教育」(=将来への国としての投資)、そして衣食住にもっと余裕が出てくるでしょう。それは国民一人一人のQOL(人生の質)を高めるために重要なことじゃないかしら、と思っています。

みんな平等にこの地球に、この国に生まれてきたのですから。

斉藤 記

 

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