臥龍殿

三国志と自転車・キャンプが好きな”りてん”がお送りします

孔子祭

2008-09-27 22:20:51 | 長崎生活
 9月27日、長崎孔子廟孔子祭が行われたので行って来ました。
 昨年は仕事で忙しくて見る事が出来なかったのです。



 現代でも「萬世師表」(永遠に人々の模範となる)と敬われる孔子だけあって、儀礼もなかなか荘厳なものです。(もちろん儀礼は儒家の十八番ですが)
 生誕2559年の異国においてもこれだけのお祭りがなされるなんて、やはり中華第一等の人物なんですね。



 豪勢なお供え物。
 もちろん動物達は作り物ですが、昨年写真で見たものより綺麗になってるような気がします。

 

 天気に恵まれたのは良かったのですが、日陰に入らないと暑くて儀礼の人が一人倒れちゃったくらいです。
 張くんも水分補給中。



 周囲の石のサクラさん達は中国の偉人達なのですが、儒者、文人をあまり知らないのと漢字が難しいので、知ってる人は公孫僑(子産)しか見つけられませんでした。
 子産は孔子が私淑した人物です。
 孔子は弟子に賢人について問われ「賢を薦めるのを賢」と答えたそうです。
 そして実際の人物においては管仲を薦めた鮑叔牙、そして子産を全面的に後援した子皮を第一等の賢人に挙げたそうです。
 孔子は子産の能力や実績を認め尊敬しても、自分より優れた人物を薦めたり成功させる事が出来なかった事から、子産より子皮をより賢人と評価しました。
 確かに自分より優れた人物を主君に推薦するなんて事は、私心のある人には出来ない事ですよね。


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