里門ソルノンタン

　韓国で食して私が忘れられない味の一つが、このソルロンタンです。
　モツ鍋と勘違いしている人もいるようですが、白濁した白いスープに胸や頭部やタンなどのお肉、ご飯や麺が入ってます。

　今回訪れたのは創業百年の人気店「里門（イムン）ソルノンタン」
　妻も行ってみたかったお店だそうです。
　門構えは立派で堂々とした感じですが、中は庶民的なので物怖じせずに入ってみましょう。
　ソルロンタンを二つ注文して、待ってる間に２つ並んだ大き目のステンレスの容器をチェック。



　中にはどっさり白菜キムチと大根のキムチ（カクテキ）が入ってます。
　これがとっても美味しい！　私が今まで食べたキムチの中でＮｏ，１です。
　白菜も大根もどちらも大きいのでハサミで切って食べます。
　カクテキも大き過ぎて女性が一口で食べるのはまず不可能！
　しかし、とってもジューシーで美味し過ぎます。

　妻が張くんを連れてトイレに行く途中に、信じられないくらいの量の大根が下拵えされてたのを目撃したそうで、正真正銘の自家製キムチです。
　すっかりキムチで満足してしまい、ソルロンタンじゃなくて良いから白いご飯頂戴～！って気分の頃、主役のソルロンタン登場です。



　出ていたソルロンタンは味付けがされてません。
　テーブルの塩、粉唐辛子で味付けして、たっぷりネギを入れて頂きますが、朝食としては塩とネギだけであっさり頂きたいですね。
　こってりした印象のスープですが、極力脂肪分を取り除いて仕上げてますので、非常にあっさりして優しい味です。
　辛い食事に疲れた胃腸が癒される感じですね。



　もちろん辛くないので張くんも大丈夫。(6,000W)
　ソウルでの朝食に強くお勧めです。