パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

30冊目

2006-07-04 23:00:25 | Weblog
◎30「ドットコム仕事術」大前研一、2003、小学館



感想:
大前研一、マッキンゼー、ドットコム 以上の単語から胡散臭さを感じていましたが、
ついつい手にとってしましました。結論から言うと大当たり。正直☆をつけるか
迷いましたが、大前氏の自慢話がかなり鼻についたので、残念ながら◎です。

大学院は東大でも京大ではなく、東工大を選んだだとか(単なる言い訳)
東工大の教授の跡取りだとか(これは後にMITでPhD取っているので信憑性あり)、
MITに授業料等免除できてほしいと言われただとか(多分奨学生だったんだろ)、
マッキンゼー辞めたあとに、大企業の社長になることができただとか
(日本のマッキンゼーから大企業は無理だろ)とか鼻に付きました。

それともうひとつ、大前氏がいろいろとネットを使った会議だとか提案していますが、
参考にならないので読み飛ばしても良いです。

しかし、それらを差し引いても、非常に参考になります。特に最後のところで、

「さして出世もできなかったが、私の人生は充実していた」こういい残してこの世に
別れを告げられることこそ、本当に幸福な人生を送ったといえよう。

と書いていますが、まさにこれこそがぼくの人生観そのもので、賛同しました。
そのほかにも、転職、人生設計、交渉力等について大前氏の経験を踏まえて
書かれており、大変参考になり、お勧めです。

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