主税日記 - 藤本主税公式ブログ

ロアッソ熊本 藤本主税の素顔がわかる公式ブログ!

山形戦

2012年10月07日 | Weblog
嬉しい!ホンマに気持ちのいい勝ち方だったね。上位争いしているチームから勝利を重ねることができて、ホントにチームが一つにまとまってる気がする。

昨日の移動でのプチアクシデント(飛行機の遅れで3時間待ち)も跳ね除けて、精神的にも逞しくなった。

この試合のポイントは、守備ではクロスの対応とブランキーニョに仕事をさせないこと、そしてセカンドボールを拾うこととセットプレーでやられないこと。攻撃では相手のサイドバックの裏を狙うこと、ボランチの脇のスペースを上手く利用してボールを保持することだった。

守備では、高い位置からプレスを掛けて、相手にはロングボールを蹴らせ、そのセカンドボールをしっかり拾うことができた。ヒロもダイスケもヘディングで勝てていたし、カバーリングもしっかりできていた。クロスの対応も全く問題なく、相手のシュート数が公式記録では「3」という、完全に抑えることができたと、数字が証明してくれた。ボランチのタクとヤブが積極的に高い位置にポジションを取り、相手のボランチからの配給を抑えたことも大きい。やはり怖かったのはセットプレーだったが、みんな集中して対応してくれたし、特に前半のはじめはセットプレーが続いて嫌な時間帯だったが、それを凌いでからのカウンターから先制点、願ったりの展開となった。

カズキのクロスもドンピシャだったし、タケのシュートも完璧だった。

得点後の対応もすごく良くて、ラインを下げることなく、前線からのプレスを緩めなかったので、点を取ったあとのズルズル感は全くなかった。これまでずーっと課題としていた部分でもあったので、この試合でそれが修正できたことは、自分たちにとっても良いお手本になったと思う。

タケの2点目は、彼の個人技が全てではあるが、その前のボール回し、サイドチェンジからの仕掛けと、攻撃の良い部分がたくさん凝縮されていた。今日のタケは誰が見てもベストプレーヤーだったし、彼の良さは仕掛けて勝負できるところだと思うので、今日はその積極性が全て良い方向に向いていたと思う。

後半に入っても高い位置でのプレスは緩めず、ホントにみんなが集中して守備で奮闘してくれた。追加点とまではいかなかったが、試合全体を通して支配できていたと思う。

ここ数試合の良い流れは、とにかく守備の積極性が全てで、前線からのFWの追い込みが、相手のロングボールを誘っているし、そのセカンドボールを拾って攻撃に上手く繋げられていることが一番の要因だと思う。試合中も良い言葉が飛び交っているし、選手同士の信頼感、勝つメンタリティが備わってきている気がする。

勝つことで得られる自信は本物で、それが今のチームを支えてくれている。勝負事なので勝ち負けはどうしてもあると思うが、そこに向かうプロセスを重視して、プレーに集中してやれていることがホントに素晴らしい。

1試合でも多く、この流れを続けたいし、勝利のベクトルを伸ばしていけるように、最善の努力を続けて行きたい。

次は中2日で天皇杯の仙台戦がある。相手はJ1で優勝争い真っ只中の強豪、これ以上ない相手だ。今のロアッソがどこまで通用するのか、失うもののない強みを存分に発揮できれば、結果はどうなるか分からない。自分達を信じて全力でガチ勝負を臨みたい!

遠く熊本から来てくれたサポーター、関東からも来てくれたファンの皆さん、ホントにありがとうございました。カモンロッソ、やっぱり最高に気持ちがイイね(^ ^)

熊本から応援してくれた多くの方達にも、心から感謝してます。

タイトなスケジュールですが、しっかり準備して体を休めたいと思います。

ホントにありがとうございました!