にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

七沢へプチ旅行

2005-04-13 | 脳幹出血
きゅうちゃんがリハビリ病院で一所懸命頑張っていた三ヶ月間、週二回のお休みには雨の日もかぜの日もきゅうちゃんに逢いに行きました。
自宅から二時間はかかりましたが、もともと乗り物に乗るのが大好きだったので全く苦になりませんでしたし、景色が素晴らしかったのでむしろプチ旅行そのもの。楽しみでした
最初は自宅→港南台→大船→藤沢駅(小田急線)→「本厚木」か、その次の「愛甲石田」で降り、そこからまた約40分神奈中バスに乗って病院まで行っていました。
でも、そのうちもう一つの行き方を開発したのです
それは、大船→茅ヶ崎→厚木(相模線)→本厚木(小田急)→病院という方法でした。
かかる時間は同じく二時間でしたが、相模線の車窓から眺める景色は、とても言葉では言い表せないくらい素晴らしいものでした。
線路と並行して相模川が流れ、岸辺にはいちめんすすきの原、そして美しい富士山の姿
おまけに、10月、11月、12月と寒くなるに従って空気が澄んでくるので、目に入る景色も鮮明でもうスゴイの一言です。しかも富士山がデカイ
一番最初に見たときは、思わず席から立ち上がって出入り口に駆け寄り、かぶりつきで見てしまいましたそれこそ、遠足中の子供とおんなじだぁ・・・これでおにぎりの一つでもあったら最高です
この電車はいまどき珍しい手動のドアなのです。さらに有り難いことに、いつも空いていたので、のんびり坐って景色を見ることができるので、きゅうちゃんが退院するまではずっとこのコースを楽しんでいました。本当に降りたくなくなるくらい素敵な路線でした
日頃の仕事疲れも一変で吹き飛び、新鮮でクリアーな気持ちできゅうちゃんに会いに行く事ができたので、本当に有難いことですね。

本厚木の駅を降りて五分くらい歩いたところにバス停があります。
でも、バスの本数は確か一時間に二本くらいしかないので、よく駅前の100円ショップで時間調整をしたものでした
そのお店で、病院で使うきゅうちゃんの洗面器を買いました。
全然壊れないので、今でもなんとなく使っています(青いプラスチックのケロちゃんの絵がかいてあるやつ)
考えてみたら、これはいい思い出の品なので、大切にしなきゃいけませんね?

やっと時間が来てバス停へ行くと、すでに何人かのお客さんが並んでいました。
病院は終点で、まわりはがたくさんあるので、たぶんお風呂に入りに行くのでしょう(いいな~)
途中の景色が、これまた最高、街中からだんだん田舎道に入り、しばらくするとまた川と並行してバスが走るのです。
確かこれも相模川の子供だと思うのですが、今度は土手という土手には真っ赤な彼岸花の群落が・・・
彼岸花、大好きなんです、一年の中で、秋の草花が一番好きです。
なので、もうまわりの景色に釘付けでした。そのうちどんどん山の中へ入って行き、いよいよ病院まであと数分、そこで登場するのが小高い山にそびえ立つ「神奈川リハビリテーション病院」でした。とにかく立派
ここは、事故や脳以外の怪我や病気で、リハビリを必要とする患者さんが入院しているようです。
よく、帰りのバスに身体の不自由な患者さんが大勢乗ってきます。
そのたび運転手さんが手伝ってあげたり、とても丁寧に運転してくれていました。
障害のある家族をもつ人間にとって、とても嬉しく思います

いつもだいたいこんな感じで通っておりました。
病院へ行くたびに、「是非一度へ入らなきゃ」っていつも思っていました

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