にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

16ビートの貧乏ゆすり(@_@;)

2005-02-25 | 脳幹出血
7月22日(木)

20日、21日は殆どきゅうちゃんとコンタクトがとれず、残念な二日間でした。目は開けているのですが、身体の向きが逆だったり、天井をみつめて何か一心に考え事をしている状態だったのです動かなくなってしまった手足・・・どんな気持ちで天井を見つめているのでしょう・・・(この頃はまだ自分自身や周りのことが把握できていなかったそうです)
友人のMさんと「今日は起きているといいね」と願いながらリカバリーへ。
またまた残念ながら、目はしっかりと閉じているのですがなんとベッド柵に左足をかけ、16ビートのリズムをとっていたのです。なんと大胆な・・・
リズムというより、単なる「貧乏ゆすり」だったのでしょうが、とにかくおかしくて二人で大笑いしてしまいました
ちょっと年配で背が高く、エキゾチックな顔をした素敵なヘルパーさんがやってきたので、今日の絵日記を渡しました。
二つに折りたたんだ絵日記を丁寧に開いて見たヘルパーさんは、大きな目をさらに大きくして
「へえ~、いいわねぇ。これ・・・きっと、早く元気になるよ。よしっ!今渡してきてあげるわ」
あっという間にリカバリーへ入ってくれたのですが、ちょっと目を離した隙に大変なことが・・・驚いたことにきゅうちゃんの身体がベッドの下のほうにズレ落ちていたのです。驚いたヘルパーさんは、きゅうちゃんの上にまわってわきの下に両手を差込み、ひっぱりあげようと必死・・・
超!重いらしく、彼女の「お、お、重~いっ!!」の叫び声がガラス越しに聞こえてきました。
数分後、やっとのことで定位置に収めてくださったヘルパーさんは、大きく息を弾ませながら一所懸命きゅうちゃんに読んで聞かせてくれました。ありがとうございます。
とても嬉しそうなきゅうちゃんの顔私たちは嬉しくて嬉しくて、二人して泣きました。よかったね。やったね

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2 コメント

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あのころは・・・ (Qちゃん)
2005-02-25 19:03:14
たぶん意識がハッキリし始めたころだと思いますがそのころはベットの上で身体を上下にと言うか左右にも動かせなかったです。

ヘルパーさんか看護婦さんにお願いしなければ動けない状態でした。

リハビリの先生が部屋に来てくれて最初はベットの背もたれを起こしてベットに座ることから始めましたが長く座っていられず少しずつ座っている時間を伸ばしていきました。

ほぼ寝たきり状態です。

多分あれは平衡感覚が悪いのとほとんどの筋肉が動かないためだと思います。



千恵ちゃんは先生に寝たきりになるでしょうと言われたらしいがその時点ではそうでした。

脳は一度死んだ部分が生き返ることは無いと言われましたが今こうやってパソコンが打てるのは機能が少しずつもどっているのだと思う。

お医者さんは長い期間患者を診ているわけでないので私は自己流リハビリで4年半変化なかった機能をあきらめず動かしていたことが今いろんな変化が出てきているんだと思います。

千恵ちゃんの介護を少しでも楽にしてやるためにこれからも自己流リハビリを頑張ります。
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ピンチヒッター (カメ(かめこ代理))
2005-02-25 21:00:13
【その1】

かめこちゃんはカゼ気味で調子悪そうなので、ピンチヒッターです。



人間の意識レベルには何段階かあるらしいですが、Qちゃんの意識が戻る前の振舞い・4肢動作等が不思議で仕方ありません。私の場合は、倒れて1週間くらいのICU(記憶なし)で女房&実母と会話できたらしいが、4肢マヒでぴくりとも動かないマグロ状態だったとの事。



【その2】

脳梗塞でも脳出血でも長期リハビリに希望を持って頑張っている理由は、AがダメならBに迂回しようとする脳の不思議さがあるからです。



脳細胞は一度壊れたり死んだりすると、他の臓器のように再生することはないから、その点ではQちゃんコメントにあるように、お医者さんの言ってることは正しいです。しかし脳卒中でリハビリしている人は、脳の再生を願ってやっているのではなく、AがダメならBに迂回することを願っているのです。



未使用脳細胞の活性化と代替ネットワークの形成は、脳の迂回の不思議さを少し噛み砕いて表現しています。
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