にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

首が動くお人形研究その2

2008-05-08 | サーニット粘土

最初の動く首研究はかなり難しいものがありました。

しかも、首がぐらぐらして不安定でした。

 

昨日、社長の発案でさっそくつくってみました。

これは球体関節人形の原理に少し似ています。

頭と胴体をゴムで引っ張る状態で連結させる方法です。

これだと、ゴムの力で首がぐらぐらしません。

例によって、とても説明が下手なので、どんどん質問してくださいね。

 

顔を焼く前に、首の下から「ゴムが通るサイズの穴」をあけます。

下から1センチくらいでしょうかね~。

後ろ側からも穴をあけます。胴体を付けたとき、穴が見えない高さにします。

首の下からゴムを入れ、後ろ側に出すようにしますが、結び目が外へ出てしまうと回らなくなるので、写真のとおり、穴の表面を広くし、結び目が中に納まるようにして焼きます。(この写真は説明のため、すでに焼いたものを使用しています)

 

これで、頭部にゴムがしっかり付きました。

この首はちょっと長かったので手の穴とぶつかってしまいました。失敗失敗・・・

なので、首を胴体に埋めたとき、手の穴の上に来るようにするとよいでしょう。

このゴムは、胴体の底まで通します。

 

 

仕方ないので今回はこんな感じになってしまいました。

この横に張った腕のゴムは本当はこの穴の下にいなくてはいけないわけです。

つまりこうなっていてはいけないのです。

 

胴体の底の部分です。

上からゴムを通してぎゅっと引っ張りながら結びます。

これも、中に結び目が入るよう、足の穴の上あたりまで広くしておいてくださいね。

でないと、また縦のゴムと横に通すゴムがぶつかってしまいます。

ここで私は失敗しました。とほほ・・・・

 

 

ゴムジョイントのお人形の場合、結び目が見えないようにするにはやはり中に入れちゃうのが一番です。

セルロイドのお人形みたいに、中が空洞なら結び目ごとポコッと中に入れられるのですが・・・・

で、あともう一工夫してみました。

せっかく結び目を中に埋め込んだのだから、もうひと手間かけて、

 

こんな風に円形を平べったくして焼いたサーニットを穴にくっつけて、接着剤でくっつけ、乾いたらヤスリでもう少しなじませたらどうでしょうか?

これはまだまだ開発の余地がありますが、とっても楽しくなりました。

ご意見、ご感想、是非宜しくお願いいたします。

何とか完成させた「始めてのちょっと大きな子」です~~