チコ屋

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チョコの論文

2008年04月25日 12時19分20秒 | 心に移りゆくよしなし事

コートジボワール(←西アフリカの国)のカカオ農場での児童労働の論文を書いています。
カカオといえばガーナでしょ、と思っていたのですが、
コートジボワールが世界の生産高の30%超で一位。
日本はほとんどガーナ産のカカオを使ってるみたいだけど。
(100円の板チョコはロッテのガーナが一番おいしいよね。)

調べてみたら、
マリとかブルキナファソとかトーゴとかの貧しい国から子供がたくさん売られてきて、
コートジボワールの農場で強制労働させられてるそうな。
要するに奴隷。
奴隷ってアメリカの黒人奴隷のイメージしかなくて(つーか、リンカーン)、
昔のことだと思っていたら、
現代でも奴隷ってたくさんいるらしい。
世の中には知らないことがたくさんあるものだ。

児童労働なら世界中に例は事欠かないのだけれど、
なんでカカオ農場を選んだかというと
・・・チョコが好きだから。
他に児童労働が問題になっている電気機器やじゅうたんや洋服より、
チョコの方が調べてて楽しいでしょ。
「チョコレートのできるまで」とか調べてるし。
そんな不純な動機で論文のテーマを選んでしまう院生。

さてさて前回、教授にアウトライン持って行ったら、
結構ダメ出しされたので、
次回の面談では教授をぎゃふんと言わせるドラフトを持って行きます。
オーストラリア人だからぎゃふんって言わないかもしれないけど。


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