最後は勘。

Hillary Rodham Clinton "Living History"




Hillary Rodham Clintonの自伝『Living History』をAudiobookで今聞いています。

ヒラリーが自分で朗読しているので、字面追うより彼女の感情が直に感じとれておすすめです。
まだ途中までしか聞いていませんが、なかなか面白い。

ヒラリーとビルはYaleのLaw Schoolで出会い、付き合い始め、
ビルは結婚を何度も申し込むのですが、ヒラリーは決めかねて断ります。
自分の将来も決まってないのに南部の田舎のアーカンソーに引っ込む決心がつきません。
そしてビルは故郷のアーカンソーに帰って就職してしまいます。

ヒラリーはLaw School卒業後DCでニクソン大統領の弾劾委員会の仕事を
終えた後、
思いがけず知人からアーカンソーでの仕事を持ちかけられます。

ヒラリーは「やっぱりビルといたい」と思い直し、すべてを捨ててアーカンソーに引っ越します。
友達も家族もいない未知の地のアーカンソーに。

アーカンソーへ向かう道の途中で、ヒラリーは、ドライバーを買って出てくれた友人に何度も何度も
"Do you know what you are doing?"
(あなた自分のやってることわかってんの?)


と投げ掛けられます。
そりゃそうです。
全米トップのLaw Schoolを出て、ニクソン弾劾なんて大きい仕事をして、
DCやNYにいればバリバリのキャリア人生が築けるのです。
無限の可能性が手の中にあるのです。
それをアーカンソーなんて南部の田舎の貧しい州に引っ込むのです。

でもヒラリーは聞かれる度に

"No, but I'm going, anyway."
(分かんないけどとにかく行くんだってば。)


と答えます。

迷ったときは彼女は心の声を聞いて行動します。
心は絶対アーカンソーに行くべきだと言っていると。

"My heart told me that I was going in the right direction."
(私の心はこの道は間違ってないと言っていた。)
とヒラリーは確信を持っていました。


やっぱり迷ったときは自分の直感に従うべきですよね。
直感は、今までの知識と経験がすべてインプットされた自分の体から出てくるものです。
だからそうそう外れません。
私もぐちゃぐちゃ悩んだけど、最後は勘です。
国を出た方が絶対幸せになれるって。

I'm going, anyway.

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ヒラリーとライス

『ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔』 岸本裕紀子著

止まらなくて一晩で読み終わりました。

ライス国務長官とヒラリー上院議員の人となりの紹介、みたいな本です。
テレビで見る二人は実はこんな人たちだったんだ!と分かって面白いです。

ライスは、努力家のスーパーエリートで、15歳で大学入学して、26歳で名門スタンフォード大学助教授、38歳で同大学教授+事務局長、46歳で大統領補佐官、50歳で国務長官。(今は53歳)

ヒラリーは、普通に26歳でロースクールを出て、ビルと一緒にアーカンソーに行って、弁護士と母親をしながら知事夫人を務め、45歳で大統領夫人になって、53歳で上院議員。(今は59歳)

ライスは障害をうまく避けて敵を作らない。
ヒラリーは敵と向かい合いながら力をつける。
ライスは物事の潮目を読むのがうまい。
ヒラリーは時には負けるけど落ち込みからの再生力が強い。
ライスは無駄なく最短距離でキャリアを駆け上がる。
ヒラリーは回り道が多いけどその場その場で経験を積んで大きくなる。

ライスが、昔フィギュアスケーターで、国際政治学の前はプロのピアニストを目指していて、恋人はアメフト選手と決めている、あたりが結構意外で面白かったですよ。そして実際に会うと「絶世の美女」。171cmのスタイル抜群でオーラがあるらしい。ブッシュ大統領は相当ライスに頼っていて、国連安保理の会議中に「トイレに行きたい。行ってもいいかなあ?」とライスにメモを渡し、ライスは「早く戻ってきてください」と言ったそうです。お母さんか?

ヒラリーは、夫の落選や女性問題や、ファーストレディ時代の自分の医療保険制度改革での失策なんかで、ぐちゃぐちゃ落ち込むけど、きちんと再生して立ち上がってくるのがいい。子供や女性の人権問題とか熱いしね。ビルは奥さんがあまりに優秀な参謀なので、自分の選挙の演説で
「Buy one, get one free! 」(1個買うとおまけでもう1個ついてくるよ!)と言ったそうな。

女性が読んだら、「自分はどっちのタイプだろう」と思いながら読むと思います。
私はどちらかというとヒラリーの方が共感します。
(ま、ライスのようなスーパーエリートにはとてもなれないだけだけど。)
パワフルな女性ってすてきよね。

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人生のトップ3の本かも:アルケミスト

今までの人生でトップ3に入るんじゃないか、という本に出会ってしまいました。

「アルケミスト」パウロ・コエーリョ著




世界的なベストセラーだったらしいので、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
スペインの羊飼いの少年が一念発起してエジプトまで宝物を探しに行く話です。
(ちょっと宗教くさいところがあるけど、許容範囲内。)


この本を読むと、迷いがなくなる、他人の言うことなんか気にならなくなる、人生が怖くなくなる。
後悔だけはしないように、やりたいことをやりたいようにやっちまおう、って思う。
この本を読んだ人と読まない人ではたぶん結構人生違っちゃうかも。
こんなちっちゃい薄い本にこんなにも力があるのか、と思い知りました。
きっと私はこの本を繰り返し繰り返し読んでいくと思います。
自分の野望
がある人は読んでみてください。

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旅支度

明日からちょっと海外に行くので、旅支度。
私の旅支度の半分は、本と音楽のセレクションです。
電車や飛行機やバスに乗って、またはカフェやビーチで、
景色を見ながら音楽を聴きながら本をむさぼるのが旅の楽しみ。
(今回は一人旅でないので、そんなにたくさんは読めないですが。)
今日も日本最大の本屋、池袋ジュンク堂で半日かけてうきうきと本を選びました。
旅の定番は、よしもとばなな・村上春樹・山田詠美のエッセイもの。(外れがない)
加えて、この機会に読みたかったダ・ヴィンチ・コード。(フライングして、もう、ちょっと読んじゃった)

行き先に合う本を持っていくというのは大事なことだと思います。
以前パリに行ったとき、子供の頃から大好きな「三銃士」を持って行ったときのこと。
文庫本には表紙にちっちゃく「Les Trois Mousquetaires」と原題が書かれていました。
電車の中でフランス人のお母さんがそれを見つけて
「あら、それ『三銃士』じゃない!うちの子も三銃士が好きなのよ。」と言い、
子供たちが三銃士の人形を見せてくれました。
私もお母さんも子供たちもにっこり。
ほのぼの。
これぞ旅。

ちなみに、タイに『冷静と情熱のあいだ』を持っていったときは大失敗でした。
舞台は格調高き北イタリアだもんなあ・・・。
10年も思い続けてるしつこーい恋愛の話だもんなあ・・・。
汗をだらだらかきながらではとても入り込めない。
年中脳みそとろける暑さの場所で読む本ではありませんでした。

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本屋さん

私は、本屋が好きで好きで仕方がないです。
週に4回は行っています。
本屋に行くとやる気が出て気分が高揚するのが理由なようです。
ビジネス書を見て「ああ、この本を読めば私も新会社法のエキスパート・・・」
語学の本を見て「このフランス語会話集を丸覚えすれば、旅行ではパリジェンヌの気分・・」
ファッション誌を見て「このスーツを着たらかっこいいキャリアウーマン・・・」
料理の本を見て「この野菜料理で美肌になれるわ・・・」
などと、皮算用的夢想にふけってしまいます。
自分を一瞬文化人と勘違いできるのも◎。

都内でお気に入りの本屋はいくつかありますが、特にお気に入りは以下のとおり。

■1位 池袋のジュンク堂
      日本一広い本屋。地下1階~地上9階のビルが丸ごと本屋。
        とにかく本がいっぱいあって幸せ~
        
  旅行の前にはここに行って本を買いだめします。
        
  向かいの西武のリブロをはしごできるのが
        
  座って本を読めるスペースがあるのもいい。
        
  多分一日いても飽きない。
        
     ちょっとジュンク堂に嫁に行きたい、と思った。

■2位 丸の内のOAZOの中の丸善
       1階にビジネスの専門書があるのが素敵。
       自分の専門(法律)の本を買いに行くときはここ。
       「法律の本がすごく揃っててよだれが出そう
             と友人(やはり法律関係)に言ったら、
       「・・・それはどうかと思う」と言われました。
      (でもその友人も連れてったら 「やべえ、よだれが出る」とはまってた。)

■3位 汐留の八重洲ブックセンター
       そんなに広くないけど、吹き抜けがおしゃれ~。
       でも「シロネコヤエスの配本便」ってコピーはどうかと思う・・・。 

その他:遅くまで開いている本屋はありがたいです。
      田町のあゆみブックス(夜の11時まで!)はよく入り浸っていました。
      どっか他に宵っ張りな本屋さん知らない?
      皆さんのお気に入りの本屋はどこですか?

おまけ:カナダのトロントで「World’s Biggest Bookstore」というのがあったので、
      うきうきしていったら、2階建ての全然大きくない本屋だった・・・。
      だまされた

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