ぼそぼそ系の映画:In her shoes

どうやら自分は映画に飢えてたらしい。
閉店間際に本屋に行って、適当に9ドルの安売りの棚のDVDを買ってきてみました。
ま、キャメロンの映画だから、駄作でも彼女が見れればいいかな~と。
ということでin her shoes

すごく美人だけど難読症でどうしようもない妹(キャメロン・ディアス)と弁護士だけど容姿に自信のない姉(トニ・コレット)の話。妹が姉の彼氏と寝たのでもめて、行き場のなくなった妹は、何十年も音信不通だった祖母の老人ホームに行く。姉には新しい彼氏ができて、妹と仲直りして、祖母とも再会して、姉の結婚式でハッピーエンドという話。
(映画評見たらラブストーリーって書いてある。全然ラブストーリーじゃないと思うんだけど。姉妹愛?)

家族の絆という平凡なテーマで、
盛り上がりもどんでんがえしもなく、
キャメロン以外は有名な俳優も出てなくて、

・・・意外と面白かった。

こういう、ぼそぼそっとした映画、好きだなー。

同じ系統で好きな映画はThe Straight Story
じいさん(弟)が心臓発作で倒れたという生き別れの兄に会うため、時速8キロの芝刈り機に乗って600キロの道を行く、その道々で家出少女とかいろいろな人に会うという話。
どうしようもなくぼそぼそした映画で、知ってる有名人が誰も出てなくて、とてもよかったです。

なんだか派手なスペクタクルの映画って、無理やり感動させようとしていて冷めます。
人の話し方もそうだけど、巧みな話術の人より、淡々としゃべりながら的を得たことを言う人の方が好き。
的を得ているからこそ、巧みな話術なんか必要ないのだろうなと思います。

こういうぼそぼそ系の映画を他にもご存知の方がいらっしゃたら教えてください。

【余談】
In Her Shoesの姉の婚約者役はMark Feuersteinという俳優なんだけど、「なかなか素敵だけど、どっかで見たことある・・・」と思ってたら、Sex and the Cityで、あまり上手じゃなくてミランダにふられる眼科医のちょい役の人だった(多分出演時間2分以内)。よく覚えてるなあ、私も。

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遅ればせながらBABEL

やっと時間ができたので、見ました。

ご存知のとおり、役所広司がモロッコ人ガイドにライフルをプレゼントして、そのライフルで遊んでいたモロッコ人の子供がアメリカ人観光客のケイト・ブランシェットを撃ってしまってその夫はブラピで、その夫妻の子供はメキシコ人の不法移民のおばちゃんにベビーシットされていて、役所広司のろうあの娘が菊池凛子、という話。いくつかのストーリーが同時進行するの。

一番感情移入したのは、メキシコ人のおばちゃん。
ああ、アメリカ人はメキシコ人をこういうふうに非人間扱いするんだなーって思いました。
(さすが監督がメキシコ人)
見ていて「ああ!そんなむちゃしちゃだめ!アメリカでメキシコ人に人権なんてないのよ!」と突っ込みを入れてしまいました。

国際人権法なんぞ勉強してると、
ジャイアン・アメリカは外国人の人権なんて知ったこっちゃないんだな、と思います。
逮捕された外国人は自国の領事と接触する権利が条約上あるのに、アメリカはそれを無視して死刑執行しちゃうとか。(メキシコ人が多い)
国内の裁判所も「条約を守るのは行政府の仕事で裁判所の仕事じゃない」って言って平気で条約無視するし。(噴飯モノとはこのことだ)


ところであの映画、主演は誰なんでしょうね?
存在感で言ったら、菊地凛子かメキシコ人のおばちゃん(アドリアナ・バラッザ)。
ケイト・ブランシェットとブラピは・・・存在感ゼロ。
グウィネス・パルトロウとコリン・ファレルとか他の役者にすげ替えても十分映画が成り立つと思う。


ま、傑作とまでは言わないけど、それなりに楽しめる映画でした。

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【映画】 Charlie Wilson's War




Tom HanksとJulia Robertsの新しい映画です。見に行きました。

1980年ごろからの話で、下院議員のCharlie Wilson(Tom Hanks)が、Joanne Herring(Julia Roberts)とパキスタンの導きで、ソ連侵攻により出来たアフガンの難民キャンプを視察します。そこでの難民の苦境に衝撃を受け、彼らを救うため、CIAと手を組んで、アフガンの反政府組織
に大量に武器を供与し、ソ連をアフガンから追い出し、結果的にはそれがソ連崩壊と冷戦終結につながっていく・・・という話です。

眠かったので途中たまに意識が飛んで英語に集中できなかったのと、あまりアフガンの基礎知識がなかったのとで、きちんと全部理解は出来なかったので、以下、まあ間違ってたら勘弁。

事前に概要だけ見て、「この話どうまとめるんだろう・・・」と思っていたら、
なんとヒーローモノだった(@_@)。いつものAmerica saves the world?
アフガンの人々を助けるため、Wilsonが大活躍して、ソ連を追い出して、アフガン人民に拍手を受ける、という構成。
はあ????????????
まじで~~~~!?
なんでそうなるの~~~~!?
だってだって、結局は代理戦争でしょう???
アメリカのご都合主義でしょう!?
ソ連倒したかっただけでしょう!?
そうやって反政府組織を育てたことが結局は9.11につながるんでしょう!?

「モラル的には問題があっても外交ではキレイごと言ってられないよね」って言うのならまだ分かります。
でも、「本気で反政府組織への支援が『善』だと信じて疑わないんだ、この映画作った人たち+この映画を支持する人たち」ってびっくりしました。
しかもアメリカ人の観客、拍手してる人もいた。
アフガンの反政府組織支援をいいことだと思ってやってたのか、こいつら・・・と背筋が凍りました。
人は、悪意で動くときより、善意で動くときの方が、こわい。

しかもこれがゴールデングローブ賞にノミネートされていて、アカデミー賞も有力なんだって。
これがアカデミー賞をとったらヘソで茶を沸かします。

はっきり言って、くだらない作品です。
Tom Hanksは堂々としててダンディーで素敵だけど。)
まあ、ツッコミを入れるために見に行くのには最適です。

【注】背景・・・1979年にアフガンの共産政権を擁護するため、ソ連がアフガンに侵攻します。そこでソ連は反政府組織や義勇兵と戦いました。なお、隣国のパキスタンはイスラム系であるアフガン反政府組織を支援してました。

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Marie Antoinette

見て来ました。

結論:好き嫌い分かれると思いますが、私は結構好きでした♪
ちょいとツッコミどころ満載ですが。

以下長所・短所に分けて感想述べます。

好きな理由:とにかく映像がきれい。
ヴェルサイユの宮殿も自然も「おお、映画館に来てよかったー」と思うはず。
プティ・トリアノン宮(簡素で農村風)は最高にきれいです。

あと、このドレス着た
い!この靴履きたい!このケーキ食べたい!
のめくるめくファッションとお菓子の数々は圧巻です、さすが女性監督!
でも男の子には分からないだろうな~。

ツッコミどころ1なぜ英語なの?
なぜ、マリー・アントワネットが英語を話す・・・。
格調高いヴェルサイユ宮で、おもいっきりアメリカ英語で
”Hello!” ”Thank you!”とかものすごい違和感です。
ここはNYGAPじゃないのよ~。


しかも役者がイギリス人やイタリア人やフランス人やオーストラリア人が混ざりまくっているので、なんか発音に統一感がありません。
明らかにネイティヴ発音じゃない人もいるのは、どうなんだろ・・・。


そして、さらに???なのが、
劇中に気まぐれにバラまかれるフランス語。

なぜ子供はフランス語で話して母親のマリーが英語で話す?

なぜ食事の場面で「一皿目をお持ちします」だけフラ語?
なぜ群集が「À Paris!」(パリへ!)ってそこだけフラ語?

いくらアメリカ様ハリウッド様だからってやりすぎです。
この人たち
さ「水戸黄門」とか映画化しても英語でやるんだろうな~。

即刻、全編フランス語で吹き替えて!おねが~い!(字幕は日本語で)


ツッコミどころ2「ベルサイユのばら」とちがうー。
(以下、100%偏見。)

①結婚契約書の署名のインクがにじんだ場面で、フロア中が「不吉な…!」ってざわめかないと。マリーが「あ、」ってつぶやくだけじゃだめよ。
②ルイ15世(マリーの義理の父)の愛人に屈する場面で、さらっと終わっちゃったけど、「フランス王太子妃が娼婦に負けたのです!」とプライド高く泣きじゃくってほしかった。
③宮殿に押し寄せる群衆をマリーが王妃然と堂々としたお辞儀ひとつで鎮める場面で、「王妃万歳!フランス万歳!」って大歓声でしょ~、さくっと群衆帰んないでよ~。

上記、ベルばらの脚色かも知れませんが、
ぜひコッポラ監督にはベルばらを読んで映画を作り直してほしい(笑)。
まあ、私の脳内では勝手に映画にベルばらが付け足されて展開されていましたが。

ちなみに、この映画を見たという他の女の子たちもまったく同意見でした。
(以上、100%偏見)

とまあツッコミ放題ですが、映画としてはよかった、ほんとに。

余談
マリーは孤独でかわいそうだった、というところが映画でよく描かれていて、「ああ、池田理代子は、心慰める友人としてマリーにオスカル与えてあげたかったんだな。だから史実に架空のオスカルを加えたんだな」と思いました。
ベルばら、映画化してほしい。
オスカルは、う~ん、アンジェリーナ・ジョリー(でもフラ語で)。

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パニック映画でアメリカが見えてくる

テレビで「The Day After Tomorrow」(2004)を放送していたので見ました。
アメリカに雪と氷の巨大ハリケーンが来て全土が凍って雪で埋まっちゃう、というパニック映画です。



極限状態での愛やら友情やら家族の絆やらで泣かせようってあたりはまあ、
他のパニック映画と同じなのですが。

「おお、違うな。」と思ったのは、
アメリカの人々が、大挙して暖かいメキシコに逃げ込むところです。
アメリカ人が、堰き止めようとするメキシコの国境警備を押し切って、
リオグランデ川を徒歩で渡って不法入国します。
(メキシコ人が川を渡ってアメリカに不法入国する通常の流れと、まったく逆。)
結局、メキシコは難民キャンプを作りそこに米国民を受け入れます。
異常気象が去った後、米大統領が「いつもは私たちが助ける側なのに、今回は途上国が庇護を与えてくれて米国を助けてくれた。」と演説します。

うっひゃー、
世界一のえらーいアメリカ様が
隣の”ビンボー”なメキシコなんぞに助けてもらうの図、
をハリウッド映画が描くなんて、
びっくり。


多分、普通のアメリカ人が見たら相当ショックだと思います。
アメリカ人って、「アメリカは世界一の国!」って思ってますから。
(もちろん全員がそうじゃないにしても、傾向として。)

「アルマゲドン」(1998)や「ディープインパクト」(1998)などの他のパニック映画は、
「なんやかんや人類が滅亡の危機に陥るけど、
最後にはやっーぱりアメリカ様が地球を救ってバンバンザイ
というストーリーで、アメリカの威信を誇示したようなものが多いですよね。
(もちろん一般的なアメリカ人にはその方が受けがいいのでしょう。)

それと比較して、The Day After Tomorrowは
威張ってばっかり来たけど、
ほんとにアメリカはそれでいいの?
他の国に助けてもらうこともあるんじゃないの?
という今までタブーとされていた疑問を投げかけている映画です。(9.11の影響か?)

しっかしもう、ジャイアンに謝られちゃったのび太の気分だよ・・・・・。


※注※
上記で、メキシコを「ビンボー」と言っているのは、あくまで一般的にアメリカ人はそう思っているだろうなという推測です。
私は、メキシコ人大好きです。
それとアメリカも批判はするけどやっぱり好きです。

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ボストンでのまわりみち

仕事で会議があったのでボストンに行きました。
会議の後、NYに移動するための列車の時間まで大分あったので、郊外へ。

さて列車の駅に向かうか、と思って電話でタクシーを呼ぼうとしましたが、
なぜか電話が繋がりません。
パニック。
列車の時間も迫っています。
思い余って道もよく分からないのに、かつ、重い荷物を2個持ってるのに
最寄の地下鉄の駅まで歩くことを決意。
迷いながら歩くこと30分。
なんとか汗だくで地下鉄(郊外では地上に出ている)に乗ると、
車窓からの夕日に照らされるプラスティックの椅子がきれい・・・。

これは大好きな映画「Good Will Hunting」
マット・デイモンがボストンの地下鉄に乗るシーンと同じ光景だ!
感激!

タクシーがうまく捕まってたら、この光景は見られなかったなー。

物事がうまくいかなくてまわりみちしたときにこそ、素敵なものを見つけることがありますね。



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Bevery Hills 90210

先日、ビバリーヒルズ青春白書に今更ハマっている、と書いたら
友人が「自分の留学先だったOXY(大学の名前)は、ドラマに出てくるCULAとして撮影に使われていた」とメールをくれました。

うらやましー・・・。
まさにビバリーヒルズ的大学生活だったんだ。

ちなみに私が行っていたCalifornia State University, Chicoは、同じCaliforniaなのに

①海がない。
内陸のシャスタ山のふもと(クリスタルガイザーが採れちゃう)。
水平線の代わりに地平線が見える・・・。

②だれもBMWやポルシェに乗ってない。
むしろチャリ
朝の通学時間は
ほぼ中国状態。

③おしゃれな店がない。
モールにGAPが出来たときは大騒ぎ。
学生はみんなひどい格好してたなあ。
Tシャツにジーンズでもいいけど、
VISA作ったときにもらったタダTシャツとか、穴が3つもあいたTシャツとか、そんなんばっか。
学校にスカートはいて行ったら、「あれ今日なんかあるの?」って聞かれたよ・・・。

ちなみに、このブログの名前とURL
は大学のあった街Chicoとその郵便番号(ビバヒルのまね)から名前を取っています。
写真は、私の行っていた大学でーす。


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流行おくれ

今更ながら、ビバリーヒルズ青春白書にはまっております。
ケーブルTVで毎週放送しているので、土曜日が待ち遠しい。
「ケリーがブランドンからもディランからも迫られてうらやましー」などと騒いでおります。
でも今頃見ている人はもちろんいなくて一人で、黙々と、盛り上がっています・・・
人に話すと「ああ、ドナちゃんは結局デイビッドと結婚するんだよね~」とか
「ケリーはドラッグ中毒になっちゃうんだよー」とかネタバラシされます・・・

職場では24が流行っていて「見たほうがいいよ!」と言われますが、
今のところ興味なし~。
「時代についていかないとだめですよ!」と言われますが、
まあ、いいやーついていかなくて

しかしながらビバヒルが最初の放送から10年以上経っていることを考えると、

2015年頃には24にはまっている?
かもしれませんね・・・。

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