Call your lawyer?

数日前、大学の図書館の階段ですべって足を軽く捻挫しました。
医者に見せたら折れてないって言われたし、もう普通に歩けるし、ほんとに大したことないんだけど。

前出のDeliのメキシカンのあんちゃんのPedroに捻挫のことを話したら、
"After slipping, did you call your lawyer?"
と言われ、思わず聞き返しちゃった。え?Doctorじゃなくて?って。
「だって階段が滑りやすかったって言って、大学を訴えられるだろう?」とのこと。

わかっちゃいたけど、さすがアメリカ。
医者の前に弁護士を呼ぶのか。

・・・でもさすがにロースクール相手に訴訟をする勇気はないぞ。

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チョコの論文

コートジボワール(←西アフリカの国)のカカオ農場での児童労働の論文を書いています。
カカオといえばガーナでしょ、と思っていたのですが、
コートジボワールが世界の生産高の30%超で一位。
日本はほとんどガーナ産のカカオを使ってるみたいだけど。
(100円の板チョコはロッテのガーナが一番おいしいよね。)

調べてみたら、
マリとかブルキナファソとかトーゴとかの貧しい国から子供がたくさん売られてきて、
コートジボワールの農場で強制労働させられてるそうな。
要するに奴隷。
奴隷ってアメリカの黒人奴隷のイメージしかなくて(つーか、リンカーン)、
昔のことだと思っていたら、
現代でも奴隷ってたくさんいるらしい。
世の中には知らないことがたくさんあるものだ。

児童労働なら世界中に例は事欠かないのだけれど、
なんでカカオ農場を選んだかというと
・・・チョコが好きだから。
他に児童労働が問題になっている電気機器やじゅうたんや洋服より、
チョコの方が調べてて楽しいでしょ。
「チョコレートのできるまで」とか調べてるし。
そんな不純な動機で論文のテーマを選んでしまう院生。

さてさて前回、教授にアウトライン持って行ったら、
結構ダメ出しされたので、
次回の面談では教授をぎゃふんと言わせるドラフトを持って行きます。
オーストラリア人だからぎゃふんって言わないかもしれないけど。

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論文・論文・論文

先月、一本、「国連憲章下でいかに安保理などの主要機関は人権侵害に対応できるか」というテーマで論文をあげたことは先日のブログで触れました。
(結構ひどい出来だと思ったのだけれど、まあなんとか、教授のひとの良さに助けられて無事通過。)

さて、今学期末までの論文が三本。
一本はレポートに毛が生えたようなものなので、実質二本。

International Investment Lawのクラスは、試験か論文か選べるのですが、授業が結構難しいので、論文に逃げてみた。
テーマは「多国籍企業の行動指針(Code of Conduct)と労働権」。
まあ、要するに、先進国の企業が途上国に工場を作ってひどい労働環境で現地の人を働かせてるのはどうなのよ?という話です。
他方で先進国の途上国での投資というのは、途上国の経済発展に不可欠なものではあるのですが。
発展と人権はどっちも大切なので、どういうふうにバランスを取っていくか、その中で企業の行動指針って有効な手段なんじゃないの?というあたりが主題です。
ビジネスと人権というテーマを個人的に胸のうちに持っているので、ちょっとそれを書こうと思っています。

Children's Rights in International Lawという人権のクラスでは、「カカオ農場での児童労働」というテーマで論文を書きます。
カカオの一大産地のコートディボワールの農場では子供が過酷な状況で働かされている・・・それをどう防ぐか、そういうカカオを買っているチョコレート会社の社会的責任は、というあたりを掘り下げていくつもり。

勘のいい人ならお分かりでしょう。
二つの論文の基本的テーマは同じ(笑)。
自分に興味があるところを掘り下げていったら、同じになっちゃった。

そうそう、チョコレートは大抵児童労働の産物ですよ。
M&M'sとかNestleとかHershey'sとかはアウト。
明治と森永は調べても分からなかったけど・・・多分アウトだと思います。
でもチョコ食べないと論文書けないんですよね。
チョコを食べるのをやめた方がいいのか、児童労働の論文を書いた方がいいのか、どっちが子供の人権のためになるのか悩む日々。

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冬から夏へ

先週は冬のコートに長袖のシャツにセーターにブーツだったのですが、
今週はキャミソールにビーサンです。
とても季節の移り変わりがドラスティック。今日は、27度・・・。

NYには春というものがないようです。
冬の次は夏です。
いきなり、がすっと気温が上がりました。
日本は三寒四温なんて悠長なことを言って、ゆるゆると時間をかけて気温が上がっていくのに・・・。

日本の文化は、絶え間なく移り変わっていくことに美を見出すんだと思うけど、
(桜は散り際が美しい、とか、秋が段々深まっていく、とか。)
それって季節の移り変わりがゆっくりだからなのかなと思います。
時間を掛けて、自然があらゆる姿を見せてくれるから、それを愛でるようになったのかなと。

あるいは、日本人の曖昧な国民性は、ゆったりとした季節変化に根があるのかも。
アメリカ人の白黒つけたがる感じって、「ばーん、冬!ばーん、夏!」という季節に起因するのかも。

場所の気候ってものすごく人間の考え方に影響すると思うんですよね。
数々の宗教が、発生地の気候を反映したものであるように。(例えば、腐りやすい豚肉は砂漠では危険だから、イスラムは豚肉を禁じた、とか。)

そこらへん、詳しい人がいたら教えてください。

余談1:NYはマグノリア(木蓮)がたくさんあってきれいです。(文末の写真参照。)咲いてるときはゴージャスできれいだけど、花びらが落ちるときはボトっと落ちるので風情はないです。桜が散るときの儚い感じはやはり日本人の美的感覚なのか。はらはらとどんどん散ってしまう桜に切なさを感じてそれが美しいなんて、アメリカ人にはわからんだろうなあ。

余談2:結局今年のNYの冬は思ったほど寒くなかったです、長かったけど。マイナス10度とか年末年始にあったけど、それ以外はおおむね東京の冬と変わらない。雪もほんの数回降っただけだし。もっとも、学校の目の前に住んでいるので、外気に当たる時間が一日10分以内だから、正確なことは言えませんが・・・。

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今年の釣果

今年のエイプリルフールのネタは
「NYに来て、女性に目覚めました。今年の夏にアメリカ人女性と結婚します。」
でした。
メールで友人に送ってみました。

一人、ひっかかった♪

毎年新ネタを考えるのが楽しみです。

ところで私がひっかかったエイプリルフールのネタは
「クリントン候補が大統領を断念し、オバマの副大統領候補になることを承諾」
というものでした。(判例検索サイトからのメールだった。)
こういうのって、多分に政治的意図を感じてしまいます。
だって、クリントンを支持していたら、こんなネタは言わないもの。
ネタの隠れ蓑で、「これはウソかもしれないけど、考えてみたらそれもアリだよな・・・」と人々に想像させてしまう。
2006年12月に、ベルギーの公共放送RTBFが「北部のフラマン地域が独立を宣言して国王アルベール2世がコンゴに亡命した」という架空ニュースを流したのも同じだなーと思います。あの時は、RTBFが後から「議論を喚起する目的があった」と説明したんですよね。地域間の溝を露呈する、すごく政治的な行動だったな。(ベルギーは南部と北部が仲が悪い。)
デマで世界は動いたりする。

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論文の行方

ミャンマーの昨秋の人権侵害について論文を書いていたら、いつの間にか、安保理改革の話になってしまった・・・。
(ミャンマーの人権侵害に対して、ミャンマー軍政の後ろ盾である中国の反対にあって、安保理はなんにもできなくて、結局問題放置になってしまったから。)

うお、もろドツボ。

どういう風にドツボかというと、

結局、常任理事国の拒否権をなくすか弱くしない限り国連は正常に機能しなくて
       ↓
拒否権をなくすには国連憲章の改正が必要で
       ↓
国連憲章の改正には安保理の常任理事国全ての賛成が必要で
       ↓
自国の拒否権を弱くするような国連憲章改正に常任理事国が賛成するワケない。

というドツボなのですよ。

このトピックに近づかないように十分注意してたのにな~・・・。

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メキシカンのあんちゃんとの親交

寮と同じブロックにDeliがあるのですが、
私はほぼ毎日通っています。
こちらにはコンビニがないため、Deliがコンビニ代わり。
ベーグルや簡単な料理やパッケージの食品や生活雑貨が売っています。

いつも私のベーグルをトーストしてクリームチーズを塗ってくれるのは
メキシカンのペドロというあんちゃん。
通いつめたら友達になってしまった。
"Same one"で通じるし。

そして友達になったとたん、
塗ってくれるクリームチーズの量が1.5倍に増えた。

気持ちはうれしいんだけどね、ペドロ、
クリームチーズが垂れてきていささか食べにくいよ・・・。

ペドロの厚意を無駄にできず「多過ぎ」と言えず、
今日もクリームチーズを垂らしながらベーグルを食べる。
黒人のあんちゃんに文句は言えるのに・・・。

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黒人のあんちゃんとのバトル

さっきサンドイッチのSubwayで並んでいたら、黒人のhip hopなナリのあんちゃんに割り込まれそうになりました。(明らかに故意なんだけど)
店員に「俺の方が先だよ」と主張するあんちゃんに
「はあ!?何言ってんの??私が先に並んでたでしょう!?」とキレ気味に抗議してみた。

・・・・勝った♪

あんちゃん、黙り込んじゃった。

あは、気弱そうなAsian girlだと思って見くびったでしょ?

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のめりこむ

大人になると、いろいろさばかなきゃいけないことが多いので、
いろんなことをバランスをとって進めようとしますよね。
仕事でも勉強でも趣味でも人間関係でも、ひとつのことにのめりこまないで、適度に距離を保って、時間と労力をうまく配分して、生活のペースを保とうとしますよね。

でも最近思うこと。

のめりこまないと本当の楽しさはなかなか得られないのよねえ。

寝食忘れて没頭することほど楽しいものはないわ。

ほら、子供や10代半ばくらいまでって、ばかみたいにひとつのことにのめりこんだじゃない。
そういうときの集中の楽しさ
って、ちょっと得難いですね。

まあ、同時にいろいろなことを進行できるって、「大人」になるってことなんでしょうけど。

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就活

ぽつりぽつりと就活しています。
いろいろ受けてるんですけど、先日二次面接の案内が来ました。
「火曜日に来てね」とメールにあったんですが、あいにくその日は他のところの二次面接。
なんて言おうかなあ、面接官は多忙だろうしなあ、と思いつつ、
「あいにくその日は予定があるので別の日にしてください」と、メールしました。
だってさ、「他のところとの二次面接で」なんていったら、感じ悪いと思って。

それをルームメイトに言ったら
「なんで、他のところの二次面接だって言わなかったの???」と。
えええ?言っていいの?
「他のところからも引きが来てるって事を示すために、積極的に言わなきゃ。」
そうなの?だって第一志望じゃありませんって言ってるようなもんじゃない?
「いやいや、そんなことはアメリカ人は気にしないよ。むしろ優秀さの証明だから、好感度はアップだよ。」

私が学生時代、就活してた頃は、面接の日程変更は不可だし、「他の企業の面接です」っていったら「うちが第一志望じゃないんですね」って言われて落とされたけど・・・。(まあ、超氷河期だったけどさ)

従業員の競争力を重んじるアメリカ。
従業員の忠誠心を重んじる日本。

こんなところで違いが出るんですねー。
私はアメリカ方式のほうが好きだけど。

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