International Lawの授業

なにげなく取った国際法の授業。
これがもう大当たり!

伝統的な国際法の授業じゃないんです。
先生の専門が国際人権法だから、かなーり人権寄りの授業なんです(笑)
全28回の授業で国際人権法・人道法のコマが6回もあるんです(笑)。
(普通の先生なら1~2回が平均だと思います。)
そのかわり、武力行使や自衛権が2回しかない(笑)。
そして伝統的な国際法であるはずの海洋法にいたってはゼロ!ゼロ!
メジャーなトピックであるはずの大陸棚とか排他的経済水域とかまーったく触れないの!
ああもう、気持ちよーく偏ってるわ♪

そしてあらゆるトピックを人権の観点から斬りまくり。
国際投資法(WTOとかの話)のコマでは授業の最初に
「自由貿易が一番大切な価値だとして振りかざす人々がいるけど僕はそうは思わない。環境とか労働権とかもっと大事な価値があるはずだ。」とばっさり。
(注:投資を受け入れる側の国の環境規制や労働法上の規制が、外国の企業の投資を阻害するとして、時に通商障壁扱いされるので。自由貿易は人権や環境と衝突することがあるのです。)
そのあとに澄ました顔して
「それではみなさん、自由貿易が守るべき大事な価値だと仮定して、WTOのお話をしましょう」
(Let's assume free trade is important value to protect.)とのたまうので、最高です。

今日の授業では、「内政干渉と人権の問題があるけど、そもそも国家主権は、国民の人権を守ってあげるからこそ、尊重されるべきものとされているんだ。だから人権を守らないような国家には、主権を認める根拠はない。だから人権問題は内政不干渉の原則の例外なんだよ。」ってとうとうと語ってたのにちょっと感動してしまいました。

そしてなにより笑顔が素敵かっこいいんです、この教授(笑)。
あんまりに笑顔が素敵なので、先生の略歴を見てみたら・・・・
あらら、とっても有名な国際人権法の権威らしい。
国連の人権の特別調査官とかも引き受けてるらしい。
知らないで取りました、あは(笑)。
Philip Alston先生といいます。

たまにオージー訛りが出るけど。
(「カウメーカー、カウメーカー」って言うから畜産?牧場?と思ったらcar makerだった・・・。)

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英語のささやかな発見

アメリカに来て、初めて分かる、英語の意味。

1.YouTube
YouTubeって、「Tubeってなんだろ?」って思ってました。
こちらでTVを買おうとしたら、ブラウン管のテレビはtubeと言うんだと知り、
「おおー、テレビの意味だったかー」とささやかに発見。
(多分、YouTubeでは「テレビで放送する」っていう動詞として使われてるんだと思う。

気づかなかったの、私だけかもしれないけど・・・。

2.College
Collegeって、University(総合大学)に対して、単科大学って習ったでしょ?
中学生の頃は「単科大学?なんじゃそりゃ」って思ってた。
こちらに来たら、みんながcollege、collegeと言うので、「?」と思っていたら、
大学の学部時代・学士(undergraduate)のことだとささやかに発見。
例:I went to
college in Japan and now I am doing my master here.
(訳:「学部時代は日本の学校に行って
、今はここで修士課程をとってるの。」
日本の学校では習わないけど、知らないと意外と困る意味。
知らなかったの、私だけかもしれないけど・・・。

(Oxford Dictionaryには、CollegeはBachelor's Degree(学士)だけが取れる限定的なカリキュラムの学校、とありました。修士や博士課程がくっつくとUniverisityってことか。ちなみに米語です。

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Conflict of Laws

(法学部出身じゃない方、英米法を勉強したことのない方、ちょっと分かりにくいかもしれないけどごめんね。ちょっとでも国際関係法を勉強したことのある方なら分かると思うんだけど。)

日本語に訳すと、「法の抵触」とか「国際私法」とかになるのでしょうか。
私のつたない知識で説明すると、
国際的な取引や事件などで、AとBの法律のどちらを適用するか」という学問です。
これが一般的な理解だと思います。

私の大学にもConflict of Lawsの授業があります。
私は取っていないのですが、友人が何人か取っています。
試験勉強でうめく友人(メキシコ人)曰く
「Conflict of Lawsっていうからさあ、普通国際関係だと思うじゃん?ところが、どっぷりアメリカ国内の話なんだよ!」

普通は、「A国とB国の法律どっち適用します?」というお話のはずなのですが、
アメリカでは、「A法とB法または連邦法のどれを適用します?」というお話らしい。

(注:アメリカでは、分野と場合によって州法が優先したり連邦法が優先したりする。ちなみに日本では、国の法律が地方の条令に優先する。)

そんなアメリカ国内でのconflictなんて知ったこっちゃないよねえ。
勝手にやってよ、って思う。
アメリカって国が大きすぎるので、国内でプチ世界を形成しちゃってるんだよね。
国内の野球の試合をWorld Seriesって言っちゃうのと感覚的に変わらない。

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Labor Lawの授業

労働関係が好きなので、Labor Lawを取っています。
日本語に訳すと、労働組合法です。
(労働契約法は、Employment Law。)
労使紛争やらストライキやら労組形成などの勉強をしています。

先生は、ストがお好きなようで。
「見た見た?今度NYのタクシー業者がストをするってニュースで言ってたわよ!」
ととてもうれしそうに授業で話します。

ところで、この間習った判例(1980年代)。
従業員がマリファナを休憩時間に吸って、社内規則違反で解雇された事例。
仲裁人の判断は「マリファナ吸ったくらいで解雇は重すぎる。解雇を無効にして減給にとどめなさい」。

ええええ??
ヤクでも解雇はなしですか???

まあ、確かにマリファナは中毒性が低いとかいろいろ論議はありますが・・・。
さすがアメリカな事例にちょいとびっくりしてしまいまいした。

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部屋からの景色【写真】

部屋が西向きなので、窓からの景色はこんな感じです。

 

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さらばヘラルド

International Herald Tribuneを日本にいた頃から一年近く購読していたのだけれど、さっき解約しました。
記事の内容は全て国際面、のノリなので、とても好きだったんだけど。

理由は、まともに配達されないから。

週に1~2回はなぜか配達を忘れられてしまうの。
ひどいときは1週間配達が忘れられていた。
届くときでもお昼くらいにようやく届く。

日本で、田舎に住んでたけど、毎朝5時には配達されていたよ???
なぜNYのど真ん中で、配達がお昼になるのかすごく疑問・・・。なんで?なんで?

新聞って、朝起きて⇒ご飯食べて⇒30分くらいで紙面を飛ばし読み⇒さあて学校行くか!っていうフローで読みたいんですよね。
なんかそういうリズムがないと読めないの。
朝起きてポストに新聞がないともう肩透かし食らったみたいでゲンナリしちゃうじゃない?
昼頃、読む気はしないよ・・・。

ということでばっさり解約。

New York Timesに乗り換えます。
アメリカの新聞だからアメリカの国内ニュースが多そうでやなんだけどさ。
まあ、学割きくから安いし。

結論:朝毎日ちゃんと届かない新聞は新聞と呼べない。

余談:ところでCNNもなんだか国際ニュースはあまり放送してません。
朝しか見ないけど、日本の朝のワイドショーと同じ。
誰かの奥さんが殺されたとか、ブリトニーの親権の話とか。
CNNはとてもブリトニーネタが好きみたい。
だって、全然ブリトニーと関係ない番組でも、「ところでブリトニーについてどう思われますか?」ってゲストに聞いちゃうのよ。

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子供に見せたら泣くぜ、これ。

ずっと見なきゃなーと思っていながら見逃していた映画"An Inconvenient Truth"(『不都合な真実』)。
ノーベル賞をとったゴアの地球温暖化に関するドキュメンタリー映画です。




昨日大学で上映会があったので「チャンス!」と思って見に行きました。

いやあ、予想外によかった。
環境問題に全く興味のなかった私にゴアの本を買わせるくらいに。
(直後にアマゾンで購入。3ドルだけど。)

ゴアの講演会のプレゼンテーションと温暖化を示す映像が交互に出てくる構成。
かなーりショッキングな映像。(両極の氷山がとけまくってるのとか、シベリアの永久凍土がとけてしまったので土台がなくなって傾いた家とか。)
おおう、子供の頃読んだ「せかいのくにぐに」という本に「シベリアにはえいきゅうとうどがあります。これはずっとこおっているじめんなので、これをじばんとしてシベリアではいえをたてます。」って書いてあったのに!
自分が子供だったら怖くて寝られなくなってしまう映像だな、と思いました。
まじでやばい、まじでinconvenientな映画でした。
(ただ、ちょっとゴアを持ち上げすぎ?なところはどうかと。)

温室効果ガスの排出は、米国が世界の3分の1を占めていて、その米国が動かないと温暖化は解決しない、というあたりで、「ああ、やっぱりブッシュ(←テキサスの石油関連産業とべっとり)を大統領に選んだのは世界の不幸」と再度確認しました。
アメリカ、未だに京都議定書批准してないしなー。

私は声を荒げたり大げさなアクションをとるプレゼンというものが好きではないのですが。
(だって内容の説得性じゃなくて声の大きさで勝負してんじゃないのって思うから)
淡々と感情を抑えて語りながら、論理性とそれを裏付ける確固たる証拠の説得性で勝負するプレゼン、ひたひたと事実を積み上げていくプレゼンが好きです。
ゴアのプレゼンはまさに後者。
ニコニコ笑いながら怖い事実を次から次へとたたみかける彼の力量はすばらしい。

それと何よりもゴアの信念とそれに従って世界中を説いて回る行動力がよかったです。
やっぱり人間、大切なのは、belief & energyよね。


もしかしたら専門的にはツッコミどころもあるのかもしれないけれど。
(まあ、初級者の私には分からない。)
ヒマな方にはぜひおすすめします。

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日本語が出てこない

「邯鄲(カンタン)の歩み」ということわざがあります。
意味は、「昔、邯鄲の国をあこがれている青年が、邯鄲の国の人々の歩き方を習いに行った。だが、その人々の歩き方を覚えないうちに、自分の今までの歩き方も忘れてしまい、遂には、歩きもならず、はって国へ帰ったという故事から。自分の本分を忘れ、やたらと人まねをしようとすれば、結局どちらもものにならず、それまでの自分の物まで失ってしまうことの戒め。」というものです。

私、まさに今その状態。
日本人とほとんど話さないので、日本語がうまく出て来ません。
ちょっと複雑な事象を説明しようとすると、言葉につまってしまいます。

だからと言って、英語も別にNative並なわけではありません。
生活に支障はないけど、
「これってなんて説明したらいいのかなー」と迷ったりします。

日本語も英語も中途半端。
まさに邯鄲の歩み。
子供の頃読んでいた「まんがで学ぶことわざ辞典」の挿し絵の「地を這う中国人の図」に自分を重ねるのでした。

追記:TOEICのスコアの一番上の「860点以上」のランクって、「Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。」って書いてあるけど、100歩くらい隔たりがあるよ、って思います。970点以上くらいだと「英語ができる人」っていっしょくたにカテゴライズされるような気がするけど、そのカテゴリーの中でもすごく出来不出来の差が大きいと思います。970点以上でも、「ビジネス上全然使えない」というレベルから「Nativeとがつがつネゴが出来る」というレベルまでありますよね。970点とっても「本当に仕事で通用するレベル」ってまだまだ遠いんじゃないかと。多分、とりあえず入り口に立てた、くらいのレベルですよね。こんなこと書くと嫌われるかもしれませんが、自戒も含めてです。

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