光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津界隈‐石仏・石板が二十数体も並んでいる不思議な場所

2023年07月07日 | 日記

木更津市郊外十日市場にある石仏群をツレと見に行きました。ここは近くにお寺や神社が無く、鉄工所と農地の間の土地に石仏や石板が置かれている不思議な場所です。

  袖ヶ浦公園に行くときよくここを通ります。お彼岸やお盆の時にはお花や線香が供えられているので、お参りに来る人や清掃する方がいるようです。

 何時頃の石仏なのでしょう。ここから約1.5㎞離れた木更津市椿の馬頭観音像は江戸時代の物ですから同時代の物かもしれません。参考までに椿の馬頭観音像の写真を下に2枚UPしました。

 

 ここの石仏群は2列に配置されています。1列に十数体が並び約2m位間を開けてもう1列が並行して置かれています。

 近くに人がいればこの石仏群の由来とか聞いて見ようと思うのですが、いまだに人と会った事がありません。お盆の頃にでも来てみようかと思います。かなり劣化している石仏ですが、輪郭のハッキリした石仏の写真を3点UPしました。

 この石仏群の端に、3m位の高さのヤシの木があります。石仏とヤシあまりマッチしない組み合わせですが、この木も入れて周りの光景を紹介しました。

                


袖ヶ浦公園のスイレン②クロード・モネの『睡蓮』を思わす景観

2023年07月05日 | 日記

 6/13(火)ツレと花菖蒲祭りが行われた袖ヶ浦公園・菖蒲園に行き、花菖蒲を鑑賞しました。ここには花菖蒲15000株が植えられており、鮮やかな花を咲かせています。

 また菖蒲園にはスイレン(睡蓮)も花菖蒲に負けず楚々とした花が開花し、素敵なコラボを奏でています。花菖蒲は見頃を少し過ぎていましたが、スイレンは今が旬、美しい花が撮影出来ました。

 この光景を見ているとフランスの画家クロード・モネの『睡蓮』を思い出しました。モネは日本の浮世絵を愛好し、モネの描く絵にも遠近法を排除した画面構成等浮世絵の影響が指摘されています。

 スイレンは水の上に浮かぶように花が咲く水生植物。古くからエジプトでは神聖な花として尊ばれてきました。世界中に分布し50もの種類があるそうです。しかし日本では1種類、ヒツジグサのみが自生しています。ただ多数の園芸品種が作り出され鑑賞されています。

 また花菖蒲とスイレンの咲く菖蒲園横にはメタセコイヤが植えられ異彩を放っています。そしてこの木は生きた化石と呼ばれる貴重な樹木です。

 またスイレンの花は昼に咲き、夕方になると徐々に花が閉じて行きます。その様子が眠っているように見えることから「眠るハス」すなわち「睡蓮」と名付けられたようです。

  入園から1時間位で、袖ヶ浦公園の花菖蒲とスイレンを鑑賞する散策を終えました。天候が曇りで光が殆ど無い日でしたが、美しい花が時折見せる素敵な情景に大満足し帰宅しました。


袖ヶ浦公園の花菖蒲①千葉県屈指の菖蒲園

2023年07月03日 | 日記

 夜降っていた雨も早朝にはやんでいたので、ツレと袖ヶ浦公園の花菖蒲を撮影に行きました。6/13(火)午前6時半頃の事です。ただ上空は厚い雲に覆われ光が無く撮影には向いていない天気でした。

 袖ヶ浦公園では約3600㎡の花菖蒲園に約15000株の花菖蒲が植えられ、千葉県屈指の規模を誇っています。この2~3年コロナ禍の為中止されていた「花菖蒲祭り」も6/5~6/10に開催されました。

 菖蒲には先程まで降っていた名残りの水滴がついていて、風情があります。ただ菖蒲自体が旬を過ぎていて、枯れかかった花もありました。

 しかし良く見て行くと見頃の花も多くとてもフォトジェニックな景観です。

 

 菖蒲園全体では白い菖蒲が多い様です。

 「花菖蒲祭り」の期間中に私たちもここに来たのですが、駐車場がイッパイで、入れませんでした。花摘み娘による花ガラ摘みの実演やキッチンカーの出店、花菖蒲絵柄の太巻き寿司が販売され人気を集めたようです。

 また菖蒲園の入り口には「花菖蒲祭り」で使用された、花摘み娘の顔だしパネルが撤去されずに残っていました。近くには誰もいなくチョット寂しそうな雰囲気が漂っていました。