
フェワ湖とその周辺の散策を終え、次はオールドバザールへ向かいました。足はジャガンさんの愛車トヨタの新車です。車種は分りませんが2000ccクラスの高級車です。そういえばネパールでは車のミッションは何故か殆どマニュアル車。燃費が良いせいでしょうか?調べて見ると車の値段と故障したときの修理が安いからのようです。東南アジア諸国、インド等も殆どマニュアル車です。
暫く走ると古くて静かな街並みが登場してきました。ポカラのオールドバザールです。殆ど人並みはありません。しかしネワール様式の商店や倉庫が軒を連ねており、ムスタン王国(2008年消滅)方面からのラバのキャラバンが今でも訪れるそうです。
揚げパン屋さんが営業していました。ジャガンさんの知り合いらしく、調理しているところを撮影させてもらいました。
オールドバザールから今度は旧市街の中心地にあるピンドゥバシニ寺院に向かいました。朝から色々、回りましたがネパール観光はやはり涼しい朝が一番です。
この寺院周辺は観光産業が発展する前のポカラ市の姿を保っています。古い寺院のせいか、ネパール本来の風土や人情に触れることが出来ます。
またこの寺院は丘の上に位置しています。その丘を囲むように売店がありますが、私はジャガンさんに頼んでバックを購入しました。500ルピー(日本円で500円)だったと思いますが、まだ愛用しています。
寺院から見るポカラ市街はとても素敵です。古い街並みが日本とは異なり、独特の景観を演出しています。この寺院の主神ドゥルガー女神はここから町を眺め、人々の願いを聞いていたのでしょうか。ヒンズー教の女神で、シヴァ神の神妃パールバテイと同じ女神と言われています。優美で美しい神ですが、恐るべき最強の女神でもあり、ライオンに乗り三ツ目を持つ神として日本でも知られています。