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光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

思い出のネパール二人旅⑩フェワ湖とポカリスエット命名の謎?

2025年05月14日 | 日記

 10/23はポカラのホテルに午前7時頃ガイドのジャガンさんに来てもらい、早朝のフェワ湖を散策しました。フェワ湖はポカラ市内西側にある湖。ペワ湖とも呼ばれ、ネパールを代表するリゾート地です。面積は5.23㎢、最大水深は24mの淡水湖です。

 朝早いのに結構人がいます。殆どの人がここで働く人でカラフルなボートや救命器具の点検や清掃をしていました。水面の標高は724m、カトマンズ(標高1400m)より低く温暖でバナナの木も生えています。そして貸しボートで湖面に出ると、そこからヒマラヤが一望出来ます。

 ポカラはネパール語のポカリ(湖)からきており、ポカラの象徴ともいえるのがこのフェワ湖と聖なる山マチャプチャレ(魚の尾)です。標高は6993mと他の山より低いのですが、フェワ湖からわずか28Kmでその間に山はなく、目の前にそびえる聖なる山マチャプチャレを見ることが出来ます。

 もともとポカラは北のチベットと南のインドを結ぶ交易路にあるバザールでした。フェワ湖の後はジャガンさんにそのオールドバザールを案内してもらうのですが、その前にフェワ湖付近で、洗濯をする女性を撮影に行きました。

 時間は午前8時半頃でしたが、フェワ湖近くの川では沢山の女性が洗濯をしていました。ネパールでは殆どの家庭で洗濯は川でするようです。

 何故かと言うと、家庭では殆ど停電しているし、排水設備がない、それに洗濯機が売っていない。あるのはドラム式自動洗濯機だけ、それに値段が月給の2~3倍もするそうです。

 それに洗濯機で洗っても汚れが落ちないのです。水質が悪いし洗剤も粗悪品が多く手洗いが一番とのことでした。因みにネパールではあまり洗濯物を絞らないそうです。水が垂れていてもほっておけばすぐ乾くからです。

 蛇足ですが日本の飲料水に大塚製薬のポカリスエットと言うのがあります。このポカリと言うのもネパール語のポカリ(湖)を意味するそうです。最初からこの意味でポカリを使ったのではないのですが、後からネパール語にもこの言葉があると言うことが、わかったらしいです。さらにネパールの都市ポカラはヒマラヤの聖なる山からの水が流れ込んでいる町でもあり、ポカリスエットも体に必要な水分であってほしいと言うことから、このネーミングを使っているようです。



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