Chiba Univ. Swimmer's Blog

千葉大学体育会水泳部の日常をお伝えします!
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東部国公立

2018-06-15 16:27:27 | 日記
私の競泳人生は順風満帆だった。小学校、中学校、高校と、ほぼ私の望む、最高の環境で最高の競泳ができていたし、結果も満足のいくものをだし続けてきた。
そして、千葉大学に入った。私はなぜ水泳部に入ったのだろう、千葉大学に入ったら必ず水泳部に入ろうと思ったか?と言われるとそうではない。かといって、いっときの感情で入部したのか、と言われてもそうではない。私は明確に自分の意思で水泳部に入部した。
おそらく、ただ他にやりたいことなどなかったのだろうと思う。それでも当時の先輩たちは私に期待してくれた。この部活に私は必要だと信じて疑わなかった。
しかし、その目が期待する目から、落胆や同情の目に変わっていったのを私は見逃さなかった。私は結果を出せなかったのだ。2年前の東部を思い出すと、いい記憶など1つもない。私は泳ぎが戻らず、点数に貢献することができなかったのだ。それでも当時の千葉大学は強く、団体権を取ることはできた。早く戻さなければならないと思った。そして、自由形のみではあるものの、ベストタイムを更新することができた。今度こそ東部で活躍できると思い、去年のリベンジを果たそうと東部に挑んだ。
結果はひどいものだった。団体権をとれなかったこともそうだが、個人的にも一発目の種目である50m自由形で決勝に残れず、その後のフリーリレーでは得点に貢献したものの、自分のタイムはベストタイムから程遠いものだった。リレーが終わった直後、現3年生の松尾くんがメンバー全員に握手を求めてきたことを鮮烈に覚えている。私は彼の手をすぐには取ることができなかった。迷ったのだ。だが、手をとった。この場で全力で泳いだことを誇りにするべきだと感じたからだ。同時に、来年の東部での雪辱を誓った。
私は主将になった。そして私たち幹部は第1目標として、東部国公立での団体権獲得を掲げた。(そもそも団体権の存在自体が危ぶまれたが)
漠然ととりたいと思っていた。去年とれなかったし、個人的にも悔しい思いをしたからである。しかし、私自身はあまり練習に参加できないでいた。結局自由形でベストタイムを更新することができなかった。そんな中、冬季公認で唯一団体権を切っていなかった後藤くんが200m背泳ぎで切った。私はこの2年間彼があと少しで団体権を切れないままでいることを知っていた。この時、私は絶対に、なにがなんでも団体権をとりたいと思った。そして、私は今までこだわり続けていた平泳ぎを東部まで封印した。

前置きが長くなってしまった。
私はなぜ水泳部に入ったのだろう。千葉大学に入ったら必ず水泳部に入ろうと思っていたか?と言われるとそうではない。かといって、いっときの感情で入部したのか、と言われてもそうではない。やはり私は明確に自分の意思で、他にやりたいこともなく、今まで続けてきたし、なんとなくで入部した。しかし私は水泳部に入った理由はあまりわからなかったが、水泳部に入って今、やるべきことはわかっている。こんな結果で終わりたくない。団体権がとにかく欲しい。なんとしてでも欲しい。絶対に欲しい。だがそれは私1人では絶対に無理なこと。だから私は全員に懇願する。私に協力してください。一点でも多く点を取ってください。全員が同じ方向を向き、団結すれば、必ず取れる。私はそう信じている。





最後に、葉泳会の皆様、日頃から水泳部にご支援いただきありがとうございます。我々千葉大学体育会水泳部一同、2018年シーズンも頑張って参りますので、今後も応援よろしくお願い致します。

千葉大学体育会水泳部主将
川辺愼太郎

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昨日に続いて (former subcaptain)
2018-06-15 16:51:00
これはまた痺れたぜ
応援してます
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Unknown (Unknown)
2018-06-15 20:00:28
無理せず、楽しくだよ。
その先に結果が見えてくる。
最大限楽しんでいってらっしゃい!
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