≪姫路城≫ 白亜の外観が甦った世界遺産の城
…白鷺城 はくろじょう / 天守構造:廉室式望楼型 5重6階地下1階…
天候は曇り、青空に映える天守閣は望めないが散策するには都合が良い。しかし午後から雨が降る予報。
姫路駅で知人と合流し城へ向かう。平日でありながら結構な人がいる。日本初の世界文化遺産だけあり海外からの人も多いようだ。知人の話では過去、入場ゲートに入るのも数時間待ちで登城をあきらめたとか。
駅前からも雄大な城が見える。 城に近づき、三の丸から天守に向かって歩くと常に天守群と櫓や塀が織り重って見え、角度を変えても整っており壮麗で美しい。 ゆったりと広い西の丸庭園から西の丸長局(百閒廊下)という城壁上の渡櫓群内部に入る。千姫のために築かれたというが警備のしくみが頑丈、そして長い。 化粧櫓から表に出て天守に向かう。狭い石垣の間を折れ曲がりながら天守の入口に着く。 天守閣に登る途中には籠城のための様々な工夫が凝らされる。 東大柱、西大柱という心柱が地階から六階床下まで突き上げているというがさすがに目立ち大きい。最上階、六階からは姫路市街や西の丸等が見え素晴らしい眺望。
階段を下り1階から大天守と小天守をつなぐ渡櫓の内部を歩く。天守の外に出ると備前丸という大天守前の広場になる。大天守閣が背後に聳えたつがホットする解放感のある広場である。さらに下ると備前丸跡を支える石垣の勾配がきれいな名づけて「扇の勾配」。さらに天守閣群が美しく見える三国濠の前を通り姫路城観光終了。
姫路駅前デッキから姫路城
姫路城大手門前 大手門 三の丸広場 入場ゲート手前
菱の門 狭間(さま)と天守群 西の丸
▲■▲ この間 西の丸長局(百閒廊下) を歩く ▼■▼
「は」の門と天守 「に」の門 天守を仰ぎ見る 滴水瓦・てきすいがわら
天守途中からの展望
鯱:火を防ぐまじないとしての棟飾り 武具掛け 西の丸広場から百閒廊下
正面 備前丸から天守を仰ぐ
石垣:扇の勾配
三国濠前から天守 石垣に直線が
<書写山・圓教寺> … 天台宗三大道場のひとつとされる
午後、姫路市北側にある「西国巡礼27番札所」<書写山・圓教寺>へ行く。資料によると西の比叡山として名高く、書写山という山上に広大な境内が開かれていると。
姫路駅前からバスで書写ロープウエー駅行きに乗りロープウエーで山上に。雨が降ってきそうな雲行きだがアジア系と思しき外国人もチラホラ。只でさえ暗い天気だが樹木が茂っていて鬱蒼とした雰囲気の中を歩く。手は入っているが山道の様なところを歩くと所々に山門や御堂が現れる。清水寺の様な舞台造りの本堂があり荘厳である。境内最奥まで行って戻り姫路巡りの旅、終了。
ロープウエイー乗り場 境内MAP 仁王門
本堂:魔尼堂 … 京都の清水寺と同様の豪壮な舞台造。如意輪堂
舞台からの展望
大講堂、食堂、常行堂 がコの字に並ぶ … 右:大講堂、奥:食堂、左:常行堂
開山堂(奥ノ院):性空上人を祭った 鐘楼:重文
=おわり=