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やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

日本へ来る前のお話。

2007年11月15日 | Music
 ただいま日本にいまーす! 来る前に天気予報を見て、「最高20℃超えてる~」と、シカゴで同じくらいの気温だった場合の洋服ばっかり持ってきた。そしたら寒くてx2。また今回も洋服の選択を誤ったようデス

 成田に着いて、外に出て最初に驚いた事。
「雲が動いてない!!!」 

 と思ったら実はゆ~~~っくり動いてた。シカゴの風の強さを、わざわざ日本に着いてから再確認(?)しました。



 さて、日本に来る前、outreachのお仕事第二弾、本当のsectionalを教えに、Chicago Youth Orchestraへ行って参りました。
 何せたった1回、45分~1時間のsectionalで何曲もカバーしなきゃいけない。絶対無理と思っていたんだけど、1ヶ月ほど前にリハーサルへ行っていたので、その時に指摘しようと思った事&指揮者のクネクネのおっさんからのメモを頼りに、スムーズに事を運べました。あぁ良かった。
 1つ目のオケは、中学生~高校生。20人も居たんだけど、皆真剣に話を聞いてくれたし、こっちが言う通り弾こうとしてくれました。とあるセクションになったらChewieのキャンプでの悪魔的コーチ振りが突然出てきちゃって、何度も何度もやらせました。「これが完璧に出来るまで、次行きません」とか言って。もっと頻繁にこのsectionalやってたら、毎回こんな感じでネチネチやりマスよー

 二つ目のオケは、小学校高学年~中学生で、こちらも20人くらい。若いのであんまり集中出来ない。だけどこっちも、言われた通り弾こうという努力は大変良かった。相変わらずカワイイですなぁ、ここの子供っちは
 
 教え終わってから、他のコーチ達とランチへ行って(ちょっと有名なArtists' Cafeへ行った。お味はまぁまぁだったけど、雰囲気は良かった。ちょっとレトロな感じ)あぁだこうだ言って、結論として、「かわいかったよねー」で落ち着きました。

 次の日は、シカゴ郊外にてお仕事。車に乗せてくれたおじさんが、実はうちのオケにたくさん寄付をしてくれてる人で、私と、一緒に行ったオケの友達は、ついでにディナーまでご馳走になっちゃって。ありがとうでした! 
 
 そのおじさん、お仕事会場までの道を、わざわざ一般道にしてくれて、最高に綺麗な紅葉を見ながらのドライブとなりました。シカゴに引っ越す前、10年住んでいた所は紅葉が本当に綺麗で、今年はシカゴでそれ程素敵な紅葉にまだ出会えてなかったから、郊外へのドライブでたくさん見られて本当に良かった! 
 会場に着いてから、一緒に行った友達と少し写真を撮ってきた。上の黄色い木が、その写真デス。今使ってる実家のPCは、何故か写真を好きな所に貼れません
 
 では、日本満喫ブログは次回。
 
 
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ハイティンク氏がやってきた!のお話。

2007年11月02日 | Music
 段々寒くなって来ました。本題に入る前に、ずっと書き忘れてたお話。今月後半、日本に帰りまーす一年以内に二度も日本へ行くなんて珍しいんだけど、今月後半は暇なの。本当は、「避寒」として、年末のお休みで帰りたかったけど、飛行機が取れませんでした。って事で、もうすぐ帰るよん。只今色々計画中 楽しみ~~ 大勢でのreunion、上手く日程が決められるといいなぁ。今回は、たくさん食料品も買って帰りたいと意気込んでいる所存であります!!

 さて、今週末、うちのオケは、かの有名なるBernard Haitink氏を客演指揮者にお招きしてコンサートです。Chewieの大好きな作曲家のコンビネーションで、Beethoven(レオノーレ序曲3番)とShostakovich(Symphony10)でーす 

 レオノーレはシンプルだけど、実はメチャメチャ難しい。常任のマエストロが、かなりネチネチとリハーサルしてくれて、ばよりんのテクニック以外に、リハーサルテクニックまで学べた気がします。この前のレオノーレのリハは(3時間丸々使って!)特に勉強になり、ふと、過去のふた夏、キャンプで教えたオケのsectinalを思い出し、「今だったらもっと良く教えられる!」と気付き、でも今度の夏まで待ったら、更にもっとシカゴで勉強してからキャンプに行けるなぁ~と思ってみたり、キャンプの友達と話してみたり。

 と、話が反れたけど、ショスタコービッチはとても長いので、そんなにネチネチとリハーサルしてないのよね。出だしからChewieはこの曲が大好きで、オケの自分の席でゾクゾクしながら聞いてマス。こうやってオケに座ってエネルギーのある音に囲まれて、しかも自分も弾いてるって、物凄く贅沢な事よね! あぁやっぱ生演奏はいいなぁ~(と、この前のMahler5でも思ったけど) CDでは伝わらない生演奏の迫力etcをこのオケで痛感している今日この頃。なので、皆さんも色んなコンサートに足を運んで頂いてデスね…。

 また話が反れた 今日3時間、土曜日6時間、ハイティンク氏とリハーサルして、日曜にコンサートです。ハイティンク氏と言えばもうお歳なので、これは貴重な体験デス。先々週、CSOとハイティンク(Mahler6)のコンサートに行って、タダモノではない(当たり前だけど)と思った矢先にうちのオケに来てくれました うちのオケを振るのは、今回が初めてだそうです。
 
 今日はショスタコービッチのみ。わたくしめは、指揮の的確さ、強弱の明確な指示、テンポを含めて音楽性、そしてとてもお歳とは思えないエネルギーに圧倒されました。リハーサルだからって手を抜けない、こっちに求めてくる物が大きいのです。ペースを考えて少しラクに行きたかったけど、常に100%で弾いてなきゃいけない。でも、気持ちのいい疲労感というのかしら~。AndまだChewieの頭は興奮してるみたいです。
 
 それと、皆の音がやっぱり違う。当然指揮者が違えば、同じオケでも違った音(音楽)になるんだけど。私もね、今日一瞬、自分の音にビックリしたの。へぇ~私、こんな音出るんだ! Haitink氏の合図だと、音の出だし(articulation)が凄く綺麗に行きます。何でだろー。その辺のトリックが分かったら、自分ひとりで弾く時にも指揮をイメージしたら綺麗に弾けるんだろうなぁ。
 
 明日一日オフを貰えて、土・日と頑張ります!! 明日は、色んな事が上手く行ったら、お友達とソファを組み立て、Chewieのお部屋完成式&日本食を作ろうの会!が出来るかもしれませぬ。前回の「日本食を作ろうの会」で、お味噌を見て「ピーナッツバター?」って聞いてきたお友達なので(冗談だよねぇ?冗談だったって言って欲しいなぁ)、何か面白い事件があったらします。

 
 
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ハロウィンコンサートのお話。

2007年10月31日 | Music
 昨日でオケのハロウィンコンサートのサイクルが終了。ちょっと早いけどね 実はChewie、これが人生最初のハロウィンコンサート。ハロウィンコンサートって言ったら、オケの人も仮装!デスよねぇ。

 が。今年は曲が "The Composer Is Dead"って曲で、「死」がテーマなので、フツーに黒を着てくださいって言われました。うー残念! 因みに去年はPirates of the Carribeanのテーマ曲とか弾いたんだってーー!!! きゃーーーーーーーーいいな、いいな!! 去年からここのオケに居たかったぁ! きっと、去年はCaptain Jack Sparrowの仮装した人がいたんだろうなー
でも、Composer is Deadも楽しい曲で、これを弾けて良かった! 

 The Composer Is Deadは、去年書かれた曲なんだけど、新しい「ピーターと狼」みたいなものです。作曲家殺人事件を探偵が解決していくストーリー。作曲はNathaniel Stookey、物語を書いたのはLemony Snicket。オーケストラとナレーターの為の曲。因みに、StookeyとSnicketはゲイで、どうやら「夫婦」らしい。

 殺された作曲家は、オーケストラにたくさん「敵」がいたので、オケメンバーのアリバイと動機を、楽器ごとに尋問していく。色んな楽器の特徴やプレイヤーの性格を、皮肉った展開でーす。
ばよりんから聞かれて、
ばよりん's 「その時間は、殺された作曲家の書いたワルツを弾いていました」 (ワルツを弾く)
探偵「こんなにたくさんの音を弾かされて嫌だったから、作曲家を殺したのでは?」
ばよりん's 「そんな馬鹿な。弾く音楽が無かったら、スクウェア・ダンサーになるか、ロマンティックなカフェで仕事を見つけなきゃ」
探偵「それもそうだ。次、チェロ・コントラバス。こんなに重い楽器を持ち歩くのが嫌でしょう? コントラバスなんてタクシーにも入りきらない」(ここでチェロ・バスが溜息…を演奏、さっきのばよりんのワルツをもう一回。チェロ・バスは伴奏を弾くんだけど、「ブンチャッチャ」でつまらない)
探偵 「ワルツの伴奏なんて、こんな退屈なパートを弾かされるのが嫌で作曲家を殺したんでしょう?」
チェロ・バス「まさか。他の弦楽器みたいに『見せびらかし』しなくていいし、安定した仕事だし。私達は殺人の動機はありません」
探偵「それもそうだ。これで弦楽器は全部聞いた、と。・・・・あぁ!!びよらを忘れていた!」
びよらーず「僕達はいっつも忘れられます」(と、哀しげなメロディーを弾く)
・・・とこんな感じでオケの楽器を全部紹介。ブラスもパーカッションは、もっと面白おかしく紹介されてます。本当はここで全部紹介したいんだけど、長い曲なので省略~。

 最後に指揮者が疑われます。「指揮者の居る所、必ずdead composers有り!」って探偵が気付くの。そこで、13曲のクラシック音楽(全て死に関する曲)をそれぞれ1、2小節に短くしたモノを連続して弾いていきます。「ベートーヴェン、dead! バッハ、dead! マーラー、dead!!」ってどんどん作曲家の名前を挙げて、皆死んでる、と。指揮者のせいだー、と。
 そこでオケが叫びます。「ちょっと待ったぁ! 実は、演奏するには作曲家の「殺人」を犯さなくてはいけない。指揮者だけじゃなく、演奏家全員が作曲家を殺している」。そういう皮肉です。最後はオケが「作曲家殺人事件のjustice(正義、公明正大とかって意味)を求めるなら、警察へ。でももっと面白いものを求めるなら、オケを聞きに来て下さい」と締めくくります。

 この曲のCDと絵本のセットが、来年発売されまーす。欲しいワンこんな絵だそうです。
                    
 このCDのレコーディングをした、Edwin Outwater氏がうちのオケの客演指揮者 ナレーターにLemonyご本人、作曲家も一緒にやって来て、コンサートで指揮者と一緒にお客さんにお話してくれました。なんて贅沢
 Outwater氏は、San Franciscoで、Michael Tilson Thomasのアシスタントを5年くらいやってた人。指揮は分かりやすくて、そして優しくて、とても良かった でも、Chewieはいつもの私達のマエストロ(レオノーレ序曲のリハに3時間丸々かけて、ネチネチ、ネチネチとリハーサルする人。そういうの大好き!)に慣れちゃってるので、ちょっとOutwater氏のリハは物足りなかった!

 さぁて。これを、まず土曜日に一般向けのコンサートで演奏。昨日は2回、地元の小学校をたくさん招待してコンサートしました。土曜は家族連れが多くて、子供達は殆ど皆、仮装してやってきたの。きゃーーカワイイ!! 私の席から一番目立って見えたのは、サメのコスチュームなんだけど、途中で暑くなったのか、単に邪魔だったのか、脱いじゃいました それと、姉妹で、Wickedの魔女とGlindaの仮装して来た子達もいた。かわいかったぁ~

 コンサートは、まずWagnerのプレリュードからスタート。Chewieは、クラシック音楽に関しては好き嫌いが少ない方なんだけど、Wagnerだけは、どうも好きになれません。Verdiの方がまだWagnerより好き、って言うくらい、Wagnerが嫌い。それなのに弾かされた。ぴぎゃーーー

 Outwaterが「Composer is Deadなんて曲を聴きに、チケットを買って下さった皆さん、相当の変わり者ですね。NICE TO MEET YOU!」とか言って、まずはStookeyをステージに招いて、色々お話を。Stookeyは、ピンクのフリル付きのシャツなんか着て現れて「作曲家って、変わってるんです。こんなシャツを着て、靴にはバックルが付いてて、髪はぼさぼさ。これが作曲家でぇ~す! 僕達は、いつも『死』について考えてます。何故かって言うと、死んだ途端にCDが売れるから。」

 それから例の「13曲の死に関する曲」から、以下の5曲の抜粋を。
Beethoven Symphony3の葬送マーチ
Berioz 「幻想」からDies Irae(やっぱりね! ハロウィンって言ったら「幻想」だべさ!)
Tchaikovsky 「悲愴」から4楽章
Schubert 「未完成」の第二テーマ(作曲中に死んだから未完成なんじゃないんだけど…Lemonyがどーしても入れたいって言うからぁってStookeyが言ってました)
Mahler Symphony5の冒頭。

 Chewieの嬉しかった事1:Berliozを弾くのは、多分これで4回目?なんだけど、初めて、本物の「ベルリオーズ・ベル」でDies Iraeを体験しました! 流石、Chicago Symphonyは「幻想」にしか使わないBerioz Bellsを所有しているのでーす!! 私達はそれを借りられて、本当にラッキー 今までは「のど自慢」で使う、あのベルでDies Iraeだったので。(Berlioz Bellの写真をウェブで探したんだけど、どーしても見つかりません。教会の鐘をそのまま楽器として使ってる、といえば話は早いのだけど。)

 嬉しかった事2: 今までMahler5(一楽章)は、「水戸黄門のテーマにしか聞こえん」と思ってたんだけど(一度も賛同を得た事がない)、今回自分で弾いてみて、この曲の素晴らしさを発見。物凄い重圧感~生演奏っていいなぁ もう水戸黄門には聞こえなくなった。

 やっとComposer Is Deadへ。お客さんも大笑いで、楽しかった。アンコールは、Griegのペールギュントから、「山の魔王の宮殿にて」。Lemony&Stookeyもステージの一番前で「パーカッション」で参加。二人で楽譜を見ながら「え?え?今どこ??」みたいな演技をして、最終的に一度も叩けないで終わっちゃう、っていう。大爆笑でした 3回目のコンサトで、子供っちが手拍子し始めちゃったのには、皆で焦ったけど、段々速くなるテンポにもちゃんと付いてきてくれたので良かった。

 昨日は、学校によっては皆で仮装してきたグループもいて、面白かった。ハリーポッターの女の先生…名前が分かんないんだけど、あの格好をしてきた引率の先生が居ました…(あ、そういえば、今年は一人もハリーポッターの仮装は見てないなぁ)。最初、ステージは暗くて、照明が付いたら子供達は大歓声で私達を迎えてくれて、ビックリであります。何せ子供なのでノリがいい。ただ、Composer is Deadは、ちょっと難しかったのかな、あまりオーケストラを知らない子供っちには、笑える所が少なかったみたい。
 コンサートの後、子供達が、パーカッション隊に「さっきのあの楽器をもう一回見せて!」とか、びよらの人にサインを求めたり、微笑ましいコンサートでした。そうそう、日本人学校も来ていた。

 ここには書ききれないくらい楽しいこと満載のコンサートだったのだけど、特にナレーターのLemonyの最高のゲイっぷりに大笑いでした。うちのコンサートマスターは女の子なんだけど(何故かアメリカでは、あまりconcert mistressって言いません。女でもコンサートマスターって呼ぶ事が多い)今回はその隣が男の子。普通、ナレーターがステージに出てきたら、まずはコンマスと握手するのに、彼女には目もくれず、隣の男の子のトコに行って頬に2回キス その他色々、やらかしてくれました。このコンサートのビデオなんてあったら絶対欲しいわー

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Outreach #1子供っちとリハーサルのお話。

2007年10月22日 | Music
 一度はかなり寒くなったシカゴですが、最近はそうでもない 昨日までの一週間は、オケのリハーサルはなかったものの、outreachのワークショップに2回、Chicago Symphonyのコンサートに2回行きました。コンサートは、一つ目はまぁまぁだった(John Adamsは良かった!)けど、二つ目のマーラー6番は本当に良かった! 首席奏者だけで弾いたワーグナーのSiegfriedも素晴らしかったでーす。首席フルート、Mathieu Dufourサンには特に感激 なんであんな音が出るのぉ~?

 さて昨日、とうとうoutreach program実践第一号がありました~  youth orchestra(日本で言うところの、ジュニアオーケストラ)のリハーサルに参加して、何だかんだ言うって趣旨デス。良く言えば、mentor。outreach prgoramのロゴ入りポロシャツを着せられてデスね、土曜の朝、ボ~っとした顔で皆で集まった訳デスね。
 outreachメンバーは弦楽器はパート毎にmentor一人ずつ、木管に一人、金管に一人、ハープに一人、パーカッションに一人。

 一つ目のオケは、弦楽器は大体が中学生、その他は大体高校生っていうグループで、本格的にチャイコフスキーの「白鳥の湖」なんか弾いちゃってる。前もって私達は楽譜を貰っていたんだけど、1st violin担当のChewieは楽譜を見て焦りました結構難しい~ 11月に教えるsectionalは大変だろうなぁ…

 そしたらね、皆ちゃんとさらってあって、キッチリ弾いてました。ただ、音が大きすぎる。なにせ、ばよりんは全部で42人も居るのでーす 
 子供達は真剣にやってて、出てくる音のエネルギーが大変好印象

 私の隣に座った坊やは、little gentlemanで、かわいい~ 専門的な話になりますが、コードが出てきたら、わざわざ私に「僕は上の音2つを弾くから、Chewieは下2つを弾いてくれる?」って。分かってらぁ~(笑)あ、いえ、そこはスマイルでかわしました。

 曲数が多いので、私達が参加したポーション、1時間のリハーサルは通しただけで、私達outreachメンバーはなーんにも言わない内に終わってしまった この指揮者のオッサン、私達が来るのがイヤなんだろうか…と思ったくらい。

 休憩を挟んで、今度はもう一つ若いオケのリハーサルで~す。部屋に入ってくる子供達が今度は小さくて、あぁカワイイ 弦楽器は小学生~中学生(4~6年生くらい)で、その他は中学生が殆どだそうな。
 一つ目と同じ指揮者で、「こりゃ今度も何も仕事はナイな」と思ったんですが、今回はちゃんと「物言い」(使い方間違ってるヨ)の時間があり、時々デモンストレーションもさせられ、ついでに訳の分かんないbowingを私達で変えさせて貰いました。

 このオケは若いながらも頑張ってて、まぁ直す所は多いけど、大変楽しみなオケでありました 子供なのに集中力もあるし、私達が何か言えばしっかり楽譜に書き込んだり、頑張って直してみたり。立派デス 

 そんでね、outreachのパーカッションのお兄ちゃんがデスね、結構カワイイんだけど、多分ゲイなのね。彼がリハーサルで子供っちの代わりに一回ティンパニーを叩いたら、やっぱ子供っちとは音が違うわけ。そーしたら指揮者のオッサンが喜んじゃって、突然「いや~ん!」みたいな反応を示し…そうなんです、そこで発覚したの。彼もゲイ。その後はずっとクネクネ系の喋り方になっちゃって、何か狙ってない?このオッサン

 あっと言う前に二つのリハが終わって、1ヵ月後のsectionalsで何をしたらいいか、大体掴めたので良かった~ 
 outreachメンバーの感想。
Nancy「楽しかった~。次のoutreachはいつ?」
Chewie 「1ヵ月後デス」
Nancy 「えーそんなに待つの?!」

 そうなんです、もっと頻繁にやるべきなんです。sectionalがたった1回では、私達も教えきれな~い! もしお金の問題なんだったら、1回のリハにこんなに払って貰わなくていいデスから…。ちょっと貰いすぎな気がします。
 
 そして、何度もワークショップに参加させられてるんだけどね、私のやるoutreach(子供のオケのコーチ)には役に立たない物が多く、performanceのoutreachの為のワークショップだね、あれは。いくつかのperformance groupのプレゼンテーションを見せて貰って、子供向けのは面白かった  
 私はperformance のoutreachをやりたかったんだけど、ちゃんとしたコーチのワークショップが無いから(一度あったけど、中身が無かった)、私のteaching 履歴書を見て、経験のあるcoaching担当にされたんだろうな、と納得。

 その後、弦楽器のoutreachの人たちとランチ→last minuteで貰ったgig。ここ3日間、毎回last minuteでこのお仕事をしてます。毎回電話を貰う度に、そのお仕事の時間は暇なChewie。でも流石に昨日は疲れたー。

(追記)書き忘れたけど、一つ目のオケの、ばよりんの男の子がデスね、リハが終わって大分してから部屋に戻ってきて、「握手するのを忘れてたので、戻ってきました。失礼しました。」って私ともう一人のばよりんコーチに挨拶に来てくれたのです。Nice meeting youって言う&握手する為だけに! こんなlittle gentleman、素敵じゃありませんか?

 
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オケの初コンサートのお話。

2007年09月28日 | Music
 今シーズン最初のオケのコンサート@オーケストラホール(シカゴ交響楽団、CSOのホール)がありました。 Chewieのシカゴデビューです。ぎゃは


 とか浮かれてたけど、結構きつかった。だって、こんなプログラム。
Don Juan・Kije組曲・ローマの松。休憩無し! 休憩が無いって事は本番直前に知らされましたひぃ~。ま、確かにどれも短目の曲だから休憩ないってのも分かるけどさ・・・。

 何故か最後のリハーサルで普段の100倍厳しくなった、うちのマエストロ こわー普段も充分キビシイんだけどね。
 
 ところで、オーケストラホールの楽屋は結構凄い。流石CSO 本番前に休める様に、仮眠室もあるの(でも1時間の休憩じゃ寝られない)。そして、舞台袖にはちゃんと楽器ケースを置ける様に、棚が作ってあります。楽器ケースを舞台袖に置けるってのは嬉しい。楽器だけを持ってホールまで歩かなくていいもんね あと、バンダ(舞台袖で演奏する)用の、指揮者モニターが、そんな大型じゃなくてもいいじゃん、ってくらい大きい 指揮者の顔の皺まで見えるよん。

 ホールの音響その物もやっぱりイイ見た目も素敵。でも、カーネギーホールには負けてます、音響も、見た目も。楽屋、舞台袖、モニターは絶対CSOの方がいいけど。
 あー「本拠地」があるオケっていいなぁ~~~~~

 お客さんはほぼ満員!地元密着型のオケなので、色んな人が聴きに来てくれます

 最初は恐怖のDon Juanだけど、嫌というほどリハーサルしてるので、そんなに怖くない。皆勢いもあって、中々いい感じでした。「何考えてたんだろ、Strauss」っていう難しいパッセージもピッタリ決まりました。という事でヨシとしましょう
 
 次のKije組曲ですが・・・「管楽器どーしたんだぁ」とか思ってる内に、ばよりん2パートが合わなくなり、えぇ?! 
 原因はアレだな、最後のリハでマエストロが管楽器のソリストにかなり厳しくしたアレだろうな。出だしのトランペットソロから緊張が伝わってきて でも相変らずコントラバスのソロは最高だった この曲、あまりポピュラーじゃないけど、凄く弾いてて楽しかった。まだ聴いた事のない方、お薦めします

 最後、ローマの松。Kijeの失敗で、皆守りに入ってますお陰で最後の最後まで、上手く行ってるって感じられない、緊張感たっぷりのレスピーギになりましたとさ。 

 本番後、オケの人と談話。「このオケはtraining orchestraだから、リハーサルに意味があるのであって、パフォーマンスを重視しちゃいけないわね」と、私とまぁ似た様なbackgroundから来たNancyちゃんが言いました。本当にリハはいつも良くて、毎回色んな事を学べます。
 私のスタンドパートナー(ブルガリアン)は「今日のは指揮者が良くなかった~」って言うんだけど、私はマエストロは本番でもちゃんと正確な指示(どう弾け、とか)をくれたし、普段より音楽的だったし、マエストロのせいではないと思ってますが。でもリハで相当怒ってたしなぁ 
 凄くストレートに物を言う指揮者で、キビシイけどChewieは大好き 普通の指揮者だと「ここ、こうして」って言うだけですが、うちのマエストロは(training orchだから)「こうやって弾いたら(かなり具体的に説明)、こういう音になる」って説明してくれます。全ての楽器を熟知していて、間違った事は言わない。次のコンサートは途中までこの指揮者とリハーサルして、最後の一週間はゲストのHaitink氏とリハ、本番です。Haitinkって、あのBernard Haitink! サイン貰おうっと 
 
  
 えと、昨日は更に、例のoutreach programのオーディションの結果が送られてきました。ドキドキ。私は、Chicago Youth Symphony Orchestra(これもCSOカンケーらしい)の中の2つのオケの1st violinのコーチになりました~。つまり、夏にキャンプでもやった「嫌いだけど好き」なセクショナル練習を中心に指導するのです。 
 キャンプでのsectionalsは決して「好きだけど嫌い」じゃなくて、「嫌いだけど好き」。これを理解してくれる人は滅多に居ないんだけど(笑)、何しろ今度のはCYSOだし、きっとキャンプよりハイレベル そして、コーチのtraining sessionもあるので、もっといいコーチになれるかもだし、来年またキャンプに戻った場合(多分ね…今の所、75%の確率でChewieは戻ります)シカゴでの経験が役に立つだろうし、良かった良かった、ってことで

 では、お洗濯の続きに行って来まーす
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今日からオーケストラ♪のお話。

2007年09月04日 | Music
 もう9月ですねぇ。お仕事も始めてみたりして、夏が終わった事を実感している… なんてしみじみしてる場合じゃない、今日からオーケストラのリハーサルだったの。

 その前に、泊まらせてもらっていた友達の家からいい加減にmove outしなきゃ、という事で今朝、大掃除をしてmove out してきました。って、大きな荷物はまとめて、まだ置いたままなんだけど! 取り合えず大掃除はしたので、いつでも実家からシカゴに戻って頂いてOK

 そして、craigslistっていうオンラインの掲示板があるんだけど、それで売りに出ていたベッド他の家具を見にLakeviewっていうエリアへ行って来ました。名前の通り、ミシガン湖を見渡せる、凄く素敵なエリア。まだboatingシーズンなので船やらヨットがたくさん いいな~ 
 肝心の家具は、ベッドとランプを購入 明日引越し屋さんを手配して、家に運んでもらいます! 今までtwinサイズ(一番小さいベッドのサイズ)だったんだけど、今日買ったのは一つ大きいfullデス。新品同様なのに安かったし、折角広い部屋に住めたんだから、ワンランク大きいベッドの贅沢も許されよう。 

 はい、それでやっとオケですね。3時間の、弦楽器だけのリハーサルで今日はシュトラウスのDon Juanのみ! オケのオーディションで必ず弾かされるDon Juanですが、オーディションでは1ページ目だけ。なので、オケの皆も「2ページ目以降は知らなかったんだけど、楽譜見てゾッとした」って言う人が大半。 

 という訳で、皆難しい所はしっかり練習してあって・・・ていうか皆上手い! ただ上手い、って言うんじゃなくて、オケやりたいデス!!っていう熱意が凄く感じられるオケでした。だってさー弦楽器だけのリハで、ここまでエネルギーのある音が出ますか? 

 AND!指揮者がイイの~。凄く適切で細かい指示をくれます。今日、かなり色んな事をカバーした後、ふと時計を見たらまだ40分しか経ってなかった。training orchestraの指揮者としても、とてもヨイと思いマス。どの楽器も熟知してるみたいで、こうやって弾いて、ってただ言うだけじゃなくて、どうやってそういう音を出して欲しいのか、まで説明があり、私は今まで知らなかった弾き方を本日習得致しました!!! ひゃっほい!!

 そして、このtraining orchestraは、リハーサルの回数がやたら多い事で有名(笑)。でもね、一回のコンサートに10回もリハーサル出来るなんて、プロオケでは有り得ない事で。今までフリーランスやってみて、1,2回チョロっと何となくリハーサル、というより通し弾きだけしてコンサートに臨む、って何度もやったんだけど、得る物がなかったし、クオリティーもない。それがイヤだったので、この度シカゴのこのオケを考えたのでありました。という訳で、今日は一回目のリハにして、シカゴに来て良かったなぁ~と思いました。続く。
 
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リサイタルのお話

2007年06月07日 | Music
 いやはや。リサイタルが何とか無事に終わりました これほどギリギリまで、どうしょうもなかったのは珍しく、毎日x2こんな感じだったんだけど、どーにかこーにか間に合いました。よかった。

 色々心配していた事があって、まずは屋外コンサートだって事。本当の事を言うと、外で弾くのは嫌いです。響かないし、楽器に悪いし。しかも最近ずっと暑くて暑くて、こんな日に外で弾く事を考えただけでゾッとしますよねぇ
 
 それからドレスが決まらな~い靴も決まらな~い

 と、会場に着いたら、小じんまりとした、教会の一角の「庭」にセッティングされていました。三面が壁で囲まれていて、実は音響はバッチリ そして、気温もいい具合に下がり、問題は風が強い事だけ。とても雰囲気が良くて、すぐに気に入っちゃいました こんな感じデス(写真は本番中)
 

 本番20分前までリハーサル&sound checkをして、急いでご飯を食べて、着替え、メイクアップ。この慌しさの中、一緒に居てくれたお友達に赤のドレスを選んでもらいました。

 さて本番で~す。ステージ(?!)から見たら、たくさんの知り合い・お友達が来てくれているのが見えてワクワク。ねおこちゃんのご両親や、高校の先生も来て下さいました 
 一曲目は大好きなBeethovenのSpring Sonataデス。何しろ屋外なので、その辺で鳥が鳴いてたりして、なんかイイ雰囲気

 でも何だか、私は落ち着いてなくて、フワフワと弾いちゃってた気がします。一曲目にBeethovenというのは、難しいのかも~とその時初めて気付いた。何事も経験デス!(完全ポジティブ志向!) 
 そして気付けばひと月前、オペラのお仕事で一緒だった、視覚的にな男の子(詳しくはこのブログを)が二列目に座ってるー!えぇぇぇぇそーいえば、招待状は渡したんだった。ビックリしたぁ。
 何とかBeethovenは終わりに近づくに連れて私もエンジンが掛かってきたというか、ちゃんと音楽に入って行けたというか…。遅いんだよ…

 次。恐怖の、超「柄じゃない」ブラームスのソナタ。前日まで「選曲ミスだった!」と思って後悔し続けたんだけど、もうしょうがないよね。この曲は絶対勉強しなきゃいけないし。
 と、思ったら、何故か本番は上手く行きました。ほっ 段々エンジンが掛かり過ぎて、最後なんか異様な速さで弾いてたけど。数日前にレッスンで先生に言われた「ちょっとout of controlデス」的な感じになってしまいましたが、テンション高かったネ

 一応満足して、アンコール。Ravelのソナタから、ブルースの楽章。これは良いアンコール曲デスね。楽しく弾いて終わりました。

 来て下さった皆さまにご挨拶して、8年ぶりにハイスクール時代の友達にもここで再会。つい最近、連絡が復活したんです

 Special thanks to:

 まずは、このリサイタルをやらせてくれた、教会のmusic directorさん! とても運が良かったChewieは、このdirectorさんとはミュージカルで一緒にお仕事させて頂き、たまたまそれがCarousel(「回転木馬」)という、私の音にピッタリの音楽だったので、どうやら気に入って頂けた様で、その後色々オイシイお仕事を回して頂いてるのであります。

 それから、ピアノを引き受けてくれたJ子さん。やたらピアノは音の多いBrahmsなんか選んじゃったので、色々苦労を掛けてしまったんでないかい(笑)? すいません。予定より多くリハーサル「しなきゃなかった」ので、その辺もごめんなさいでした。でも一緒に弾けて楽しかった 楽譜も「飛ばさら」なかったし、良かったデスね(!?) お疲れさまでした!   

 わざわざ遠くから来てくれたパンダさん。写真撮影から、MD録音から、遥々来てくれたパンダさんに面倒な事を色々お願いしちゃって、これまたすみませんでした pizzのアドバイス、効きました~。流石! 他にも、皆のご飯を調達してくれて、しかもおいしい日本のクッキーも差し入れしてくれて、本当に嬉しかった~。去年のとあるコンサートでも、どら焼きとか和菓子を差し入れしてくれたんですよね、パンダさん

 J子さんの譜めくりをしてくれた、大学時代からのお友達のMJにも感謝感謝! 風で飛んで行きそうになる楽譜を、ちゃんと抑えてくれました。J子さんのルームメイトさんも一緒に来てくれました! 本番の前は皆さん緊張をほぐしてくれました。ありがと~。普段、本番の前はやたら緊張して、逃亡したくなる事もしばしばデスが、今回はそんな事にもならずに済んだ。

 という訳で、やっと一息つけるかな? 溜まっていた雑用を片付けなきゃいけないので、今日はまず、キャンプの為に健康診断に行って参りました。破傷風の予防注射が足りないと言われて、ブスっと刺されて来ました。い・・・痛い。腕が重い。リサイタルが終わってからにして、本当に良かった…。

 それから、昨日リサイタルに来てくれた、かわいい男の子のジャズのコンサートへ行って来ました。来てくれたら行ってあげる、と言うヤツですが、結構いいジャズを聴けました。目のホヨウにもなったんでないかい? 
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オーケストラのお話。

2007年05月11日 | Music
 ご無沙汰してました。気付けばもう5月も10日 Chewieはお仕事ラッシュの真っ只中で、今日はオペラの最終日デス。この時期の色々なお仕事の中で、一番楽しみじゃなかったオペラのお仕事ですが、思ってた程嫌いなオペラでもなく、まぁまぁ楽しくやらせてもらってます。

 さて。色々なオーケストラに出没させてもらってますが、お仕事を楽しめるか否かを決定するのに重大な要素の一つが、スタンドパートナー。つまり、楽譜を一緒に見る人です。
 
 最近の連続するオケのお仕事第一発目は、結構いいスタンドパートナーでした。仲良くなったし、実は今やってるオペラのお仕事も一緒にしてます。良くいる、 "Japan is so cool"って口癖の様に言う人たちの一人です。

 二つ目のお仕事は、5年くらい前に知り合った人ですが、とても評判の悪い人で、実際に隣に座ってみて、皆さんの仰ることが大変良く分かりました ひぃ~ でもたった2日間のお仕事だったので、直ぐに解放されて助かった! 

 三つ目。これがサイテー オケや指揮者に不満があるっていうのを、精一杯態度で示す、という五歳児みたいな人でした。それにアンタ、ちゃんとチューニングしてよ全然合ってないでしょ! 同じセクションの人全員の反感を買い、それでも本人は堂々としてました。

 四つ目(今のオペラ)。とってもイイ人!ばんざ~い!仲良くなっちゃったよ。トシも近いし、彼女は前に、私の先生に1年習っていたそうな。
 が、困ってるのが私たちの前に座っているオジサンが「俺様はこのオペラは100回弾いてるんだ」みたいな感じで。そういう態度だけならまだしも、自分がやりたいテンポで勝手に弾き、しかも体もそれに合わせて大きく動かしちゃって、視覚的にメチャメチャ邪魔!何を考えてるんだか…

  ところで最近、男の子のスタンドパートナーの場合、私のばよりんが口説かれマス。

 男「凄くキレイな楽器だね~。どこの?」
 Chewie「イタリアでっす。」
 男「へぇ~いいなぁ。色も素敵だし、本当にキレイだ。」
 Chewie「ありがとう。大好きな楽器なのよん。」
 …気付けば楽器ばかりが誉められている。しかもここ最近特に。そりゃ言っちゃぁナンですが、自慢の楽器だし、確かに色も良いし、キレイなんです。だけど…だけど・・・・・・・


 そしてスタンドパートナー以外の要素で、大事な物。
 それは、視覚的にな男の子がいるか。

 今やっているオペラに、凄くかわいい&若い男の子がいます。コントラバス。ここのオケでは毎回弾いてるので、今回初めて見て「おぉ~!」と思ったのではないのだけど。でも、楽器の配置の関係で(何しろオペラなので)、私が座っているトコロからは見えないのだ

 で、今回のオペラサイクルで、お話する機会がありました。そしたら、実は私のハイスクールの2年先輩でした。丁度私が転校した直前に卒業したので重なってなかったんだけど。
 が、お話してみたら、あんまり…見た目に追いついてない人で(何を言ってるんだ、私は!?)。
 そして、ゲイなのかストレートなのか、という疑問もあります。あの系統の顔の男の子は、ゲイの人に狙われて、既にゲイになってるというパターンだなぁ。あぁ何を言ってるんだ、私は?!?! 


 さて。真面目なオハナシ。先週、Kids Concertというのをやらせて頂きました。小学校高学年のオーディエンスと、中学生のオーディエンスの為に2回弾きました。最初の小学生はノリが良くて、指揮者のオニーサンがステージから話しかけるとちゃんと反応します。William Tell序曲なんて、喜んじゃって手拍子してたもんね 
 が、その後に来た中学生の反応の悪いコトま、そういうトシなんでしょうが。何でもいいけど、最後の拍手くらいは、マナーとして、ちゃんとして欲しかったですねぇ。

 その後のお仕事で、普通のオケのコンサートの一部として「Composers of the Future」というのをやりました。ここのオケの、outreach programの一環として、作曲を教えるというプログラムがあるそうです。私はここのオケは一年目なので今回が初めて。
 
 11人の子供(小学3年生~6年生)それぞれが書いた、短いオーケストラ編成の曲を弾きました。子供ながらちゃんと曲になってるぅ~凄いなぁ。ブルースみたいな曲調で書かれた曲はオケもお客さんも喜んじゃいました。
 
 余談。このコンサート会場に着いて、うちの両親のチケットを貰おうとして列に並んだら、係りの人が「Songcatcherの子?」って聞いてきました。Songcatcherって?と思ったら、なんと、この小学生のグループのこと若く見られたのは嬉しいけど、しょ・・・小学生
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フリーランサーの楽しみのお話。

2007年04月20日 | Music
 今朝は「フリーランサーの苦労のお話」を書いたんだけど、本日2つ目となる筈だったお仕事がとっても楽しかったので、これから、フリーランサーの楽しいサイドを見て行きたいと思いマス。

 今日の夜のお仕事は、地元の超大金持ち私立学校のコーラスのコンサートで、弦楽カルテットが1曲だけ伴奏をする、というモノ。拘束時間と労働力の割にペイが良くて、一緒に弾く人たちもルンルンで集まりました。今回は、何せ場所がマンハッタンから離れてるので、超近所のお友達、及び郊外型車持ちのお友達にこの仕事をお願いさせて頂きました。マンハッタンのミュージシャンの皆さん、すいません。

 まずはリハーサル。その後「今日はコーラスの他に、生徒のオーケストラも一緒にコンサートなんだけど、お金は払うから、オケでも弾いてくれる?」って言われて、二つ返事で引き受けました。本当は~待ち時間に~4人で「本物の」カルテットの初見大会をやりたかったんだけど~。結構それを楽しみにしていたんだけど~~。ま、しょうがないか。

 という事で、オーケストラ登場でリハーサルになりました。何を弾くのかな?  が…高校生のオケなのに、地元公立校で言うところの小学生レベルだったので驚き。当然曲も簡単過ぎてつまらな~い

 びよらのお友達なんて、「凄いぞー、僕の隣の高校生は、楽譜が読めないみたいで、僕の指を盗み見て、真似して弾こうとしてるんだぞー」と言ってました 

 色々リハーサルで面白い事件が起き、10分ほどの休憩の時にミュージシャンだけで集まって大笑い。本番は無事に終わって、その後ご飯を食べに行きました 今日のメンバーで、特に、ばよりん&びよらの友達は久し振り。楽しかった~
 
 フリーランスだと、色んな人と組み合わせになるし、色んな人に出会えます。こうやって、いつもいつも一緒じゃないけど、久し振りに会って一緒に弾くので、その分余計に楽しかったりする 私がミュージシャンを探す時には、偏らない様に、色んな人と再会出来る様にしてます


 そして、もう一つの楽しみは、お仕事で色んな所へ行けること 

 先週末は、片道3時間掛けて、New Jerseyのかなり南の方まで、結婚式のお仕事に行きました。それはそれで、楽しいのです。一緒に行ったMちゃんと、道中ゆっくりお話出来たし。それに、私が住んでいる所よりも暖かいので、もう山吹がキレイに咲いてた Princeton Univerisyもちらっと見たぞ。ちょっと観光。


 それからもう一つ。フリーランスだと、色んな種類の音楽を弾けるのです。基本はクラシックの私だけど、ポップ/ロックも、ミュージカルも、映画音楽のレコーディングも、お話があればやります。普段と違うジャンルに挑戦するのも大好き。去年の夏は、即興やユダヤ音楽に挑戦して、本当に面白かった! (ユダヤのバンド、またやりたいよ~!多分Chewieは、前世がユダヤ人。ユダヤの音楽を聴くと血が騒ぎます。皆そういうの、あると思いますよ?)  

 一番好きなのは、カルテットなんだけど、滅多にカルテットのコンサートして下さい、なんて嬉しいお仕事はありません 

 一番嫌いなのは、オペラ。ミュージカルが大好きでオペラが大嫌い、というのが自分でも理解に苦しむところですが、オペラを劇場で観るのは好きなんですよ? でも弾くのは嫌~い。唯一許せるのがMozartと一部のPuccini。絶対に将来、オペラonlyのオケのオーディションは受けないと思いマス。それくらい、視野に入れてません。

 ま、お仕事を選んでる場合じゃないんですが。忙しいにも関わらず、オペラ「リゴレット」のお仕事を引き受けてしまいました MozartでもPucciniでもなく、かなりタイプじゃないVerdi。滅多に作曲家で好き嫌いが無い私も、Verdiは趣味じゃないのよね。まだ楽譜をpick-upしに行く気も起きませんが…。きっとこれも80ページくらいあるんじゃないかなー。

 あぁ暗くなってきたw 来週のMoMAでのお仕事を楽しみにする事にしましょう
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フリーランサーの苦労のお話。

2007年04月19日 | Music
 久し振りのブログです。今日のお話を書く前に、Verginia Techでの銃乱射事件の犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。それにしても何て酷い事件…。犯人のやった事の意味が分からないんだけど

 
 さて、今日はオケストラのリハーサルが午前中からだったので、珍しく早起き。
 ここのオケは、最初のリハーサルの前に、マネージャーからメールで、リハーサル予定とコンサートの詳細を再確認、「これに出られるか、confirmationして下さい」って言われるんだけど、今回はメールが来てなかった。

 ちょっと心配になったので、マネージャーに確認の電話をしてみた。

Chewie「ねぇ、私今度のコンサート出るんだよね?」
マネージャー「うん、でも、今日のリハーサルは無くなったよ。来週の金曜に代わりにやるから」

         はぁぁぁぁぁぁぁぁ?!

 何で今日のリハーサルが無い事をこっちから電話するまで言われないの? 危うく、もう少しで出かける所だった。リハーサル、遠いんですよ? 車で45分くらいは掛かるんですよ? あまり朝早くにマネージャーに電話しちゃ悪いと思ったから、適当な時間になるまで待つつもりで、しっかり出かける準備した後だったの。

 もぉいいよ。このオケでは1年以上弾いてるけど、今度のコンサートで辞めてやる
 注:元々今度で最後にする予定だったので、コレだけが原因ではありません。

 って…え、今度の金曜日? 教える時間変えなきゃ、リハーサル行けないんじゃ…しかも夜は夜で本番があるから、一日中出掛けっ放しで、しかも合計5時間運転。5時間ストレートで運転したら、南はWashington D.C、北はPortland,Maineまで行けちゃうくらいよ。

 しかも、金曜の夜の本番に関しても(このオケとは関係ないんだけど)、リハーサルの日時も、本番の日の集合時間も、かなり前から「教えてください」って何度も言ってるのに、なーんにも言ってくれない。何度聞いたら答えてくれるんじゃ? 
 それに、実はウェブサイトに寄ると、そのperformanceは水曜日、って書いてあります。水曜だったら私は弾けないよ~。この金曜日に一緒に弾く方々、もし情報を知っていたら是非、お知らせ下さい(笑)。

 更に6月のお仕事で…あぁもうイイや。どうせこんなモンよ。ギリギリまで言ってこなくて、「その日は、もう予定が入ってるので出来ません」ってなっても、私のせいじゃないし~。頑張ってlast minuteで代わりを探してくださ~い。

 そして、このlast minuteギリギリでプレイヤー探し、というのが本当に良くある世界で、今まで私の最高記録は、「2時間後のリハーサルに来て下さい」でした。行きました(笑)。
 それから、「今日の午後(4時間後)のミュージカル、弾いてくれない?」え、本番? その日は別のお仕事があったのでお断りしたんだけど、今度は「明日の、Wickedのショー(@high school)弾いてくれる?」という電話も頂きました。いくらミュージカルで弾くのが好きで、いくらペイが良くても、Wickedは知らないし、いきなり初見で本番はキツイ。リハ無しって言うんだもん。残念ながらそれもお断りし、その後、定期的に弾かせて頂いてるミュージカル以外からはお話が来ません

 今日は、オケのリハーサルの後、地元でカルテットのお仕事の予定で、自分の練習は出来ないと思ってたので、これを機に午前から午後に掛けて練習する事にします。全然やる気はないのですが。あ、その前に「カラマーゾフ」の続き読もうっと

 
 
コメント (2)
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