武蔵野つれづれ   第3の生活を自由人として

中国での体験記を記して参りましたが2012年の秋に帰国しましたので、これからは武蔵野での生活を徒然なるままに書きます。

第四段 オーディオルームが欲しい

2013-12-29 22:40:19 | 東京

オーディオルームで心ゆくまで音楽に浸りたい。・・・・これは現役時代ずっと夢見ていた事の一つである。やるなら「今でしょ!」ということで取り掛かった。

先ずは防音のため、窓ガラスの内側にアクリル板を貼り、内側をパテで固めた。手作りの二重ガラスであるが、何とか効果はあるようである。

次に、音響装置。アンプは10年前に買ったDENON製の出力400Wを引き続き使うことにした。大型トランスが入っており重量は30kgある。パワーは重量で決まるというし、その後は大幅モデルチェンジも行われていないので不満はない。

問題はスピーカ。30年前に買った物があるが、音質は劣化している。試聴のため秋葉原に何度か通った。日本製はほとんどが5chに移行しているので、ピュア・オーディオ用としては欧米製から選ぶことになる。結局、英B&W社のスピーカから最大サイズに決めた。部屋の大きさから考えれば、一回り小さい物を選ぶべきだったかも知れないが、試聴してみると音の拡がり・迫力などから妥協はできなかった。

だとしても、このスピーカは高さ1m、重量30kgもある。物が到着してから開梱・台座設置が大変だった。さらにアンプとの電線接続も簡単ではなかった。電線は純銅の針金を被覆したオーディオ専用線を使う。両端の被覆剥きは専門店にお願いした。電線はすべて双方向かと思っていたが、この銅線は違っていた。すなわち銅線の上流側をアンプに、下流側をスピーカに間違いなく繋がなくてはならない。たかが電線だが、アンプの出力変動にスピーカが絶妙に反応してもらうためには必要な処置なのだろう。(そんな微妙な違いが分かるかと言われれば自信はないが。)

なんとかセットアップした。素晴らしい音が我がサンクチュアリに響いた時、苦労が報われたと感動した。万歳。オーディオ趣味は初期投資は若干掛かるが、後はCD代と電気代だけで何時間でも何回でも楽しめる事を考えると安いもんだ。これで実りある老後が送れる。


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