武蔵野つれづれ   第3の生活を自由人として

中国での体験記を記して参りましたが2012年の秋に帰国しましたので、これからは武蔵野での生活を徒然なるままに書きます。

第五段 天才バイオリニスト

2014-01-07 10:46:19 | 東京

オーディオルームで音質が良くなると新発見がある。
例えば、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲が好きで3枚のCDを持っており、これまではあまり差を気にせずに聞いていたが、新スピーカで聞くと1枚のCDの演奏が突出しているのが分かった。素晴らしくしなやかなのである。よほど老練の弾き手かと思って調べてみたら、何と17歳の時のアンネ・ゾフィー・ムッターの演奏であった。
ムッターさんは天才少女としてカラヤンに引き立てられていたらしい。ドイツで天才と認定され一般義務教育を免除され英才教育に専念したとのこと。世の中を楽しませてくれる天才ってのは菩薩の権現のように有難い。それ以降ムッターさんのファンになり他のCDをアマゾンから取り寄せた。

        

自然院の音楽を聞く姿勢も変わってきたように思う。以前は自分の好きなメロディーが出て来る箇所を中心に意識的に聞いていたが、最近では演奏に身を任せて聞くようになってきた。「音」を快く「楽しむ」ような感じ。だから「音楽」と書くのかなと独りで合点したりしている。


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