武蔵野つれづれ   第3の生活を自由人として

中国での体験記を記して参りましたが2012年の秋に帰国しましたので、これからは武蔵野での生活を徒然なるままに書きます。

第52話 菜の花畑

2012-04-23 22:18:37 | 上海

前回は桜の話を書いたので、今回は菜の花の話を書きます。
自然院は上海といっても郊外に住んでいる。周りは田畑が多い。この季節は一面が菜の花畑となる。菜の花の淡い黄色は実に良い。香りも、これほど春を感じさえる牧歌的香りはないと思う。色と香りは日本と全く同じである。

 2年前にも「江南の春」と題して菜の花のことを書きました。興味ある人は http://blog.goo.ne.jp/chansha/e/cf7fcd3272806c930d95781a28074c09 へどうぞ。

 


第51話 花見・桜 中国で

2012-04-03 19:38:20 | 上海

中国にも桜はあるの??ってよく聞かれます。 そうです、立派な桜公園があるんです。上海に。
4月2日、25度の汗ばむような陽気に誘われて、花見に行ってきました。


上海環球金融中心(492m。世界最高の展望台)を背景に。

 
桜を背景に写真を撮る人々。日本も中国も同じ風景。

 桜は、染井吉野ですから日本から移された木かもしれません。中国人は伝統的に国花である牡丹のように、はっきりとした豪華さが好きである。淡い豪華さと潔さを誇る染井吉野の魅力が中国人に伝わるのか、ちょっと興味のあるテーマではある。

日本でも、和歌で「花」と言えば桜を指すが、奈良時代までは中国伝来の梅を指したとか。その後、桜の方が日本人の気質に合うとのことで桜に変わったそうです。好みは時代と、国柄によって異なるところが面白い。