武蔵野つれづれ   第3の生活を自由人として

中国での体験記を記して参りましたが2012年の秋に帰国しましたので、これからは武蔵野での生活を徒然なるままに書きます。

第1話 巻頭言

2009-10-20 22:59:04 | 長沙

 今年の2月に、2年半に渡るルーマニア駐在を終えて帰国しました。「もうこれで仕事は終わり。さあこれからは趣味三昧だ!!」と、テニス、書道、謡曲、仕舞と遊び呆けて春夏の日々を送っておりました。 

 ところが ・・・・・・・・ 突然、ふとした縁から、中国の大手機械メーカの経営指導のため中国に行かないか、とのお誘いを受けました。う~ん中国か! 今を盛りの中国経済。その渦中に身を置くのも面白いかも。それに悠久4000年の歴史に接するのも魅力的。持ち前の好奇心がムクムクと頭をもたげ、急転直下、中国行きが決まってしまいました。  

 「還暦を過ぎてまだ海外で働くの???」とは周囲の言。確かに、この錆ついた頭、鈍った身体で仕事が出来るのかな? いや、何よりも朝起きれるのかいな? ・・・・・数々のクエッションマークを先送りしながら(鳩山さんみたい?)、成田を飛び立ったのが2009年10月12日のことです。  

 やって来たのが湖南省の省都・長沙市。長沙?10,000年前の先史時代跡もあり、三国志にも登場する由緒ある街だというが、イメージが沸かない。どんな田舎町かと思ったら、なんと人口600万人。大阪や横浜の2倍!! 認識不足を恥じる。確かに人は多い。どれくらい多いか? 下の写真で実感頂けるでしょうか。

 次回から、順次、町の様子をお知らせします。  

なお、ルーマニアでの体験記は、次のブログで紹介していますので、ご一読下されば嬉しいです。  
   バルカンの古都ブラショフ便り
   http://blog.goo.ne.jp/jinenin