武蔵野つれづれ   第3の生活を自由人として

中国での体験記を記して参りましたが2012年の秋に帰国しましたので、これからは武蔵野での生活を徒然なるままに書きます。

第47話 桂林(1) 漓江下り

2012-01-05 22:39:34 | その他の中国都市

直角近くに切り立ったトンガリ山が林立する間を巡る漓江下りは、以前から中国で最も行きたい所の一つであった。その出発点である桂林市に着いた。街中にも屹立する山がある。その急斜面を上って遠方を望むと、シャープに切り立ったトンガリ山の群れが見える。おおこれだ!。明日の川下りが楽しみだ。

 
[左]桂林市にある屹立する山   [右]市内から遠くに見えるトンガリ山の群れ

漓江下りの船は9時半ごろに次々に桟橋を出る。ほとんどは中国人向けの船だが、我々は外国人向けの英語ガイドの船に乗船。小雨の中の出船となった。途中で雨は上がったが遠くは霞んで見える。山水画の世界だから、多少雲がかかっている方が奥行が感じられて良いのかも知れない。次々と変わる風景に見とれていると、終着点の陽朔までの約5時間があっという間に過ぎた。以下に、写真をたっぷりお見せします。
(漓江はどこを撮っても絵になる。どの写真を割愛するか、今回ほど選択に苦労したことはありません。)

 

 
[左]竹筏に乗ってやって来る物売りのおじさん
[右]客があると観光船にピタっと横付けして物を手渡せるようになっている。おじさんと観光船はグルなんだ。